京都ダウン症児を育てる親の会(トライアングル)会報


(2014年2月号 掲載)
クリスマス会報告


 12月15日のクリスマス会は場所を仁和寺御室会館に移して160名が参加して開催されました。広い和室がいいので、このところ毎回、お寺の施設をお借りしてのクリスマス会です。去年までの東本願寺大谷会館の倍ほどもある広い部屋は、人いきれでむせかえるのを心配して、例年どおりに早々と暖房を切ってもらったら、途中からじっと座っているおとなたちには、ちょっと寒かったね。ゴメン。

 「嵯峨小学校PTAえほんの会」のパネルシアター「森のクリスマス」はかわいくて楽しかったし、人形劇「ちからたろう」はすごい迫力で、子どもたちはすっかり釘づけになっていました。伊藤先生の音楽療法はいつものようにパワフルでリズミカルで、エアロビは娘のゆかさんが、そして「鳴る子」はうちの姉娘が担当させてもらったのにはびっくりでした。

 3年目になるTKBメンバーのダンス「なめこ」は、手作りのかぶりもの、Tシャツ、そしてパパやお姉ちゃんたちの協力もあって、「みんな大事にされてるな〜」感満載のかわいい踊りでした。今年1年生に入学したメンバーが多く、ダンスの前には一人一人のメッセージも紹介されて、入学してから今までの様子も伝えてくれて、ちょっとホロリ…でした。

 トリをつとめる「おやおやバンド」はもうすっかり慣れたもので、パパ・ママたちがこの日のためにレッスンを重ねてきた腕前をひろうしてくれました。そして、そこに例年どおりトトロが登場すると、子どもたちはすっかりトトロに夢中。

 サンタさんにプレゼントをもらって、ケーキを食べて、ちょっとホッコリ…。でも舞台では、最後のだし物「かくし芸」をめいめいがひろうしてくれました。
リコーダー、歌、ピアノ、子ども歌舞伎、キッズソーラン、ダンスと、それぞれが練習を重ねてきたことが分かる上等の出来でした。

 ボランティアOBさんもかけつけてくれて(子連れもいた!)、たくさんの人たちに支えられて、一年のしめくくりにふさわしい楽しい会になりました。子どもたちを見守りながら、おとなたちだって十分楽しんだ(ひょっとしたら大人の方が…)クリスマス会、みなさん、おつかれさまでした。そして、ありがとうございました。  次のクリスマス会では、「私も舞台に立つゾー」って思っている方、待ってます! (島嵜)


会報No.170のindexへもどる
会報バックナンバーのindexへもどる

homeへもどる