渡辺恵 1月13日当日は欠席家族もあったけれど18家族38名の参加でこじんまりとした会場がいっぱいになりました。最初に、日本の私たちでもなつかしく感じるアイルランドの民謡やクラシック、バッハの平均率を聞いたり、おなじみの「千と千尋の神隠し」のパートをみんなで口ずさんだり、季節の歌も歌いました。 それから、かんたんな歌と振りでみんながつながっていきました。 ワークショップでは、ゴングを鳴らして音でコミュニケーションをとってみたり、聴く人は耳のうしろの音の移動を積極的に聴いてみたりしました。 4人が鳴らす一音一音がつながって、いつのまにかみんなの知っているメロディになっていました。 奏者のいよべ敏恵さんはライアーの音が素晴らしいのはもちろんですが、歌もアンカヴァリングザヴォイスという発声法で唄われ、オペラのようにきらびやかではなく、自然の野に咲くやさしい花のようで、たいへん心地よく心身が満たされるようにかんじます。 参加された方はどのように感じられましたか? 電子音の多い日常をすごすことがあたりまえになっているなか、かすかな一音に耳を澄ましてみること、音と自分がひとつになること、おとなにも子どもにも大切なひとときだと思いました。 |