京都ダウン症児を育てる親の会(トライアングル)会報


(2016年2月号 掲載)
谷口明広さん(59才)の急逝(1月24日)をいたみ、御冥福をお祈りします

島嵜明子

 本当なら、1月29日、私は佐々木さんと一緒に京都市主催の「京のまちで“障害のある方への配慮や工夫”を! 〜いよいよ障害者差別解消法が施行〜」と題した人権啓発講座で谷口さんの基調講演を聞くはずでした。
 
 トライアングルにも2度お話に来てくださいました。「障害者と健常者がまじりあわずに成長するとね、知らないからね、お互いがお互いをこわがるんだよ」と、バークレーでの体験などを話し、「トライアングルのみんなは、もっと上手に福祉を使わないと損だよ」と言ってくださいました。
 
 みゆきが三和分校に通っていた時、ぐうぜん祇園祭の宵山でお会いして、感心してくださり、「大学、行けるとこあるよ」と言ってもくださいました。
 京都の福祉行政にとっても大きな損失です。
 
 京都で一番忙しい障害者だった車イスの谷口さん、もっといっぱいお話聞きたかった。残念で悲しくてたまりません。
御冥福をお祈りします。


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