中野且敬 昨年12月5日の土曜の夕べ、年末恒例のトライアングル「父親の会」と銘打つ、年に一度の親睦会が四条河原町の老舗ビアガーデンミュンヘンで、いつものように少し控えめに開催されました。出席者は9人でした。時節柄、この日のミュンヘンの広い箱は、忘年会そしてクリスマスシーズンに特有の解放感と熱気に満ち、本場感のあるビールや美味しい料理と相まって自然と会話もはずみます。そんな中、やはり大成功を収めたトラフェスが一番の話題に上がりました。 みやこメッセ入場者が800人を超えたことは、非常に多くの人々が関心を持たれていることの証となりました。世の中、捨てたもんじゃないです。そして来場者は、ステージ上の子供達の持つ底抜けに明るいバイブレーションを一番のメッセージとして受け取ったはずです。これはやはり大成功ですよね。 そこには、あの個性的なポスターデザインの発信に始まり、子供達自身のスピーチ、目玉に置いたファッションショーの見るものを非日常に連れさるクオリティの高さ!、会場を一体化する演出やダンスチームの華やかなパフォーマンスに加え、楽しい出店や、ボランティアを含めたフェス関係者のチームワーク等々、30周年トライアングルの総力が遺憾無く発揮されていました。 父親の会の皆さんのフェスへの関わりかたはいろいろだったようですが、一様に驚きを持って深く感心し、同時に安堵されているようでした。そして、結論は出ないものの、今後のトライアングルの在り方について、いつもより熱の入った意見が聞かれ、有意義でにぎやかな宴となりました。 まだ、この会に来られたことのないお父さん方、是非一度いらしてみてください。なかなかいい感じですよ。 |