京都ダウン症児を育てる親の会(トライアングル)会報


(2016年2月号 掲載)
トライアングルクリスマス会の報告

12月13日(日)、仁和寺御室会館でクリスマス会が開催されました。
46家族、大人57名、子ども58名、ボランティアさん24名、合計139人の参加。
 
 今年のクリスマス会が例年と大きく違っていた点は、司会進行などを青年の子どもたちがになってくれたことです。トラフェスで疲れきったこともあり、事務局の親は控え目に。進行の台本はきょうだいが当日、急きょ作ってくれました。
 そんな司会の子どもたちの「これからクリスマス会を始めます」の言葉で、午後1時にスタート。まずは参加者の紹介。
 
 最初のステージはオペラ歌手の佐川康子さん。佐川さんは4年前に一度お越しいただき、美しい歌声に癒されるととても好評でしたので、再度の出演をお願いしました。その歌声にうっとりします。「荒野の果てに」(「おーおおおお、グローリア」という讃美歌)を、会場が2部に分かれて合唱するという企画を用意してくださり、みんなも声をだして楽しみました。また、キーボード演奏をつとめてくださった井上真梨子さんのお母さん、すばらしい演奏をご苦労さまでした。
 
 つづいて伊藤先生の音楽療法。さすがの吸引力で、みんなの身体をリズムに乗せて動かしほぐしてくれます。新聞破りもあり、会場が一気に熱気につつまれました。
 
 今回がファイナルとなる(?)TKB(トライアングル キッズ&ベビー)のパフォーマンスは、いつもながらクオリティが高くて見せてくれます。毎回、何かしら意表をついた演出。今年も魅了されました。来年からもまた、形をかえて披露してほしいです。
 
 今年も出ました、おやおやバンドの演奏。そして曲にあわせてトトロ登場。今年は小トトロ、中トトロもいて、中に入っているおねえさんは、しゃがみっぱなしで耐えてくれたそうです。大きいトトロともどもご苦労さまでした。私も参加したおやおやバンドの演奏が終わって、司会の実幸さんが「おやおやバンドのみなさん、ありがとうございました」としめてくれました。これまでにない、えー感じ。子どもたちがどんどんたのもしくなっている気がします。
 
 サンタさんが登場し、子どもたちにプレゼントを手渡してくれました。今年はちょっと工夫があったのですが、みんな、いいプレゼントがもらえたかな?
 最後のケーキタイムには、エアロビ発表とリコーダーの一芸披露があり、一生懸命に練習した成果が、ピンと張りつめた緊張感とともに伝わってきました。
 
 今年もたくさんの仲間が集まり、楽しい一日でした。
花園大学の学生ボランティアさんも、ありがとう。(近藤)
 

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