京都ダウン症児を育てる親の会(トライアングル)会報


(2018年2月号 掲載)
クリスマス会の報告

 
 12月10日(日)、仁和寺御室会館の168畳の大広間でクリスマス会が開催されました。参加は52家族、先生方とゲストの方々14名、親49名、子ども49名、学生ボランティアさん18名、総勢130名。
 
 子どもの掛け声でクリスマス会がスタート。今年も青年の子どもたちが交代に自己紹介をまじえながら司会をしてくれました。まずはクリスマス・ソングを合唱し、参加者全員をサクッと紹介。そしてお楽しみの“えほんの会”のみなさんによる人形劇です。大がかりなセットから飛び出す紙人形の迫力と、臨場感あふれる演奏と歌声に子どもたちは年齢に関係なく魅了され見入っていました。また、クリスマスツリーのパネルシアターでは、何人かの子どもたちが前に出てお手伝いをするのですが、ふだん引っ込み思案の子が参加してくれていたので、ほほえましく思いました。
 
 次に、お待ちかねは伊藤先生の音楽あそび。先に伊藤先生のエアロビ教室に参加している子どもたちとボラさんも加わってエアロビ発表がありました。フォーメーションもきめてキレのある踊りはさすがです。音楽あそびでは伊藤先生の声に元気づけられながら体を動かします。新聞やぶりと大きくつなぎ合わせたフロシキを使ったバルーンもありました。伊藤先生が言われていたのですが、親もボランティアさんも見守りや手助けをするのではなく、自分たちも全力でやりなさいということです。その通り、めいっぱいやって本当に気分がスカッとしました。
 そして、もはや恒例の“おやおやバンド”の演奏は今年も健在。(私も参加させていただきました。)「さんぽ」の歌にあわせてトトロも登場し、みんなで踊って盛りあがってくれてありがとう。
 
 ケーキタイムのあと、子どもたちへのプレゼントを抱えてサンタさん登場。
この場のお手伝いをしてくださった仁木(母)さんの声かけがすばらしくて、子どもたちは名前を呼ばれると前に出てサンタさんからプレゼントを受け取り、ほぼ全員がサンタさんにお礼を表現していたのが感激でした。
 
 一芸披露では、北九州のバレエコンクールに出場したバレエチームによる大会曲の発表があり、森の妖精たちのようなバレエはこれまでに見たことがないような表情を見せてくれました。小さなハープの演奏、鍵盤ハーモニカの演奏もありました。みんな一生懸命練習をしてきてくれたのでしょうね。しっかりとしたパフォーマンスで、熱意が伝わってきました。最後に全員で恋ダンスを踊り、一年のしめくくりの行事クリスマスが閉会しました。
 
 伊藤先生、ゆか先生、葛城先生、えほんの会のみなさま、ボランティアさん、PA(音響)の方々、ありがとうございました。みなさまお疲れさまでした。(近藤)
 

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