京都ダウン症児を育てる親の会(トライアングル)会報


(2018年2月号 掲載)
[報告] 父親の会 〜 December 16th, 2017 Munchenにて 〜

長岐雅人(陽大17才・父)

 現地時間18:30から。いつものBeer Hallでの開催でした。参加者は12名。初参加は2名とのことでしたが、過去2回欠席の私からすれば4名の方が初顔合わせ。お子さんもまだ小さかったので皆さんお若い。自己紹介を兼ねたお子さんの近況報告などをお聞きしていると、我が家もそうだったなあと何だか懐かしかったです。
 
 私の初参加は12年前。わからないことだらけの当時最年少パパの悩みに、経験豊かな先輩パパ方のアドバイスはとても頼もしく、前向きな気持ちになれたものでした。そんな私も今では中堅と言ったところですが、先輩パパ方の境地にはまだまだ。成長と共に悩みの種類も移り変わるもので、目下の悩みは「養護学校高等部卒業後をどうするか?」問題と「体だけは並みの大人なんだよね」問題。特に我が家は男の子なので、後者は父親側の知見・経験を広く聞きたいところです。これからもお世話になります。
 
 幼少期から青年期から成年期まで。もっと言えば、昔言われた「ダウン症は短命。親を残して子の方が先に」なんてことにはならないみたいなので最後の時まで、悩みは尽きないのかもしれません。先人の経験を後世に。父親の会も、世代を跨いで参加者が集える会であったら良いなあと思います。いずれにしても今回、自分より若い世代のパパさんが三分の一も参加してくれたことは嬉しく、頼もしい限りです。
また来年お会いましょう。まだ見ぬ新人パパさんもご参加よろしくお願いします。
 

会報No.194のindexへもどる
会報バックナンバーのindexへもどる

homeへもどる