97年春より、厚生科学審議会先端医療技術評価部会が「母体血清マーカー検査」について審議をはじめました。トライアングルとしても意見書を提出し、検査の結果、胎児がダウン症であることを理由に中絶されている事実に対し、怒りの意を訴えてきました。 その後、部会で審議しなければならない項目が増えてきたために、より、出生前診断に詳しい専門家を集めた「出生前診断に関する専門委員会」が98年秋に設置されました。委員の中には、トライアングルと深く関わってくださっている、武部先生、長谷川先生もおられます。 第一回の委員会は10月23日に開かれ、「母体血清マーカー検査」に関する見解案のたたきだいを作る小委員会もできました。 12月9日の第二回専門委員会の後「母体血清マーカー検査」に関する見解(報告)案が公開され、広く一般の意見を募集しております。 99年1月19日の公開ヒアリングには佐々木が指名され、日本ダウン症協会理事長の玉井氏とともに、意見を述べてきました。 以下は「厚生科学審議会先端医療技術評価部会出生前診断に関する専門委員会、母体血清マーカー検査に関する見解(報告)(案)」と、見解案に対してヒアリングの時に述べた意見です。 |