京都ダウン症児を育てる親の会(トライアングル)会報


(2001年6月号 掲載)

『ひなたぼっこ』を見て

福田正枝   

 この映画は、知的障害をもつ若者たちが障害をもたない人たちと共に生きる姿を実に淡々と記録した映画です。

 まわりの自然さに、私のまわりと同じだと思いました。出演されている若者も選ばれた人たちでない所が好感もてました。わが家の智子も中学2年生、同世代の中でもっともっと生活したい、青春したいとしみじみ思いました。

 マイペースで周りの人を和ませる雰囲気のわが子を通して、障害は本人に帰属するのではなく、人との関係にあるという認識を持つことができました。

 1人でも多くの方に、この映画を見ていろいろ感じてほしいと思いました。


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