京都ダウン症児を育てる親の会(トライアングル)会報


(2003年6月号 掲載)

支援費制度 利用しています!

木村純子   

 我が家の真理子(17歳)も支援費の支給申請をしました。支給量は移動介護(身体介護なし)32時間/月に決まりました。事業所は福祉事務所の真理子担当のケースワーカーさんが紹介してくれた『Z企画』というところに決めて、学校と仕事のない金曜日に利用することにしました。

 「よし! 支援費を使って映画に連れて行ってもらおー」と思っていた矢先に真理子が肺炎と肺出血で17日間入院してしまいました。(そういえば4年前にも入院しましたぁ、元気になってきたし、もう入院はないと思っていたのですが・・・(^_^;) )

 退院してすぐには外出できないし・・・「移動介護32時間もらったけど何も利用できないなぁ」と思い、もう一度福祉事務所まで相談に行きました。これから先もあまり無理のできない真理子なのでヘルパーさんとの外出よりも家で一緒に料理やお菓子を作ったり、近くの公園へ出かけたり、スーパーに買い物に行くなど近場中心にしたいということをケースワーカーさんにお願いしました。その結果、「身体介護(15時間/月)」も利用できるようになりました。

 真理子の体調の良い時は外へ遊びに連れて行ってもらって、体調があまりすぐれないと思った時は、家の中でヘルパーさんと過ごすというふうにし、これから先はガイドヘルプとホームヘルプをうまく使い分けて利用していきたいと思っています。

 担当のヘルパーさんはもうすぐ21歳になるとうYさんです。真理子とは3つしか年齢が変わらないので、お世話してもらっているというよりは友達のような関係で付き合っていけたらいいなぁと思っています。先週の金曜日は二人で相談して決めたらしく、近所のスーパーまで買い物にいって、一緒にカレーライスを作って食べていました。次回はイチゴケーキに挑戦するとのことです。真理子は今からすごく楽しみにしています\(^o^)/


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