京都ダウン症児を育てる親の会(トライアングル)会報


(2009年6月号 掲載)
西村さんちの三人娘とガンバル母ちゃんドタバタ日記(その17)

西村ちとせ

4月3日 待ちに待ったのどか6歳の誕生日。もう、朝起きたときから「いつプレゼント開けてもいいの?」{いつ?}といついつ攻撃! とてもごはんなんて食べていられない。ごはんもそうそうにきりあげ、おめでとう!とプレゼントを渡す。今年のプレゼントは、幼稚園の先生もえちゃん、リカちゃんの幼稚園、幼稚園バス!(母かなり奮発) リカちゃんを卒業したみことから、ミキちゃんマキちゃん、お小遣いで買った髪留めをプレゼントされルンルン。
ひとつお姉さんになって、生クリームの食べられないみことの為に大好きな生クリームのケーキをあきらめ、チョコレートのケーキ選びました。

4月12日 三人を連れての買い物は極力避けたいところだが、それぞれの好みもはっきりしてきて帽子ひとつにも好みがでてくるようになった。ので、みんなで出かけることにした。一足先にみこととのどかが外に出た。家の前で待っていると思った私は、遅れて外に出たつかさを気にも止めなかった。準備をして外に出ると誰もいない! しばらくしてみこととのどかが自転車に乗って帰ってきた。「つかさは?」「しらん」「・・・」
あちこちみんなでさがしてみるが、どこにもいない。出かけるのをあきらめて、そのうち帰ってくるだろうと観念したら、スケーターに乗ったつかさが帰ってきた。「つかちゃん、みんなを捜しにいってたん?」「うん」「おかあさん、つかさ怒らんといて!」とのどかとみこと。 もちろん、わかっている。でも、一番悪いのは、だまって自転車に乗ってお宮さんまで行ったみこととのどか! 長かった30分だった。

4月26日 今日は「馬っこの会」。朝からお弁当つくりに忙しく、みことに洗濯物を干してくれるように頼んだ。頼りになるお姉さん、のどかと二人で二階へ。つかさはお弁当つくりを手伝っている。(実は余計なことばかりしている…)二階からはのどかの泣き声が聞こえるが姉妹ゲンカは日常茶飯事!とほっておく。があまりにも遅いので見に行くと‥中から鍵がかかっていた!そしらぬ顔のつかさ。わかっているのかいないのか‥。のどかは大泣き、みことはカンカン! みことのげんこつでつかさも大泣き!

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