京都ダウン症児を育てる親の会(トライアングル)会報


(2010年6月号 掲載)
朽木渓流魚センター報告

 5月16日(日)朽木渓流魚センターへ行きました。昨年は雨で中止になったので今回は次週に予備日を設けていましたが、お天気になり第一予定日に行くことができました。参加は23家族、大人36人、子ども37人、ボランティアさん20人の総勢93人。ボランティアさんも、1回生、OB、きょうだいボラとたくさんの参加でありがたいです。レンタルのマイクロバスとマイカーの乗車人数満杯で出発しました。

 現地へ着くと雨は大丈夫というものの肌寒く、そのためかバーベキューの場所は誰もいなくて貸切り。4つの池に5万円分のイワナを放流して、まずは魚釣りをしました。つかみ獲りの分の魚を残しておきたいので、釣りは1人3匹までということで、すぐに3匹釣れた子もいれば、いつまでも釣り糸をたらしている人もいました。1時間ほど釣りをした後、池の水を抜いてもらい水位がヒザ下くらいになったところで、みんな池の中へ。残っている魚のつかみ獲りです。子どもも魚になれてきたのか石の影にかくれている魚も容赦なく捕まえます。

 魚を獲りつくしたところで、いよいよバーベキュー。牛と地鶏と、獲れたての魚も串にさし、早く食べたい気持ちははやりますが炭火がなかなかおこりません。普段からワンタッチ着火が当たり前でいけませんね。アウトドアに手馴れたパパさんの手助けを得て、食材の炭火焼を楽しみました。お腹がふくれたところで、マイクをまわして自己紹介。京都とは反対の福井県から参加してくれたSファミリー、はるばる大阪の和泉市からのKさん、お母さんが来れなくなり父に連れられてのNファミリー、初参加の方、久しぶりの方、それぞれの近況に耳を傾けました。その後、3時の帰宅時間まで子どもたちも親も、のんびりと水辺で時間をすごしました。

 そんな中、きょうだいが2人、池に落ちるというアクシデントがありました。いずれもお父さんが池に飛び込んで救出し事なきをえました。事故を目の当たりにしても一瞬足がすくむものです。浅い池で人の目が届いているとはいえ、水の行事にはくれぐれも注意が必要と実感しました。子どもさんは池にはまったことがトラウマにならなければいいのですが・・。

 今回もマイクロバスの手配と運転は松谷パパが引き受けてくれました。ありがとうございます。帰りのバスの到着間近にケンタロウ君がおもらしをしてしまいましたが、その後処理も大変だったのではないでしょうか。小さな子にはスケジュールの無理がなかったかも反省点です。
 この行事、参加費は決して安くはないのですが赤字なので、来年も開催できるかどうかわからないと会計さんから指摘がありました。どこも財政は厳しいですが、来年もまた行きたいですね。(近藤)



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