4月17日(水)に、事務局の佐々木と近藤で、震災後1年3ケ月たった神戸へ義援金(60,000円)を届けに行って来ました。
1年前は、神戸へ近づくにつれ交通も人々の表情も、服装すら違う世界に足を踏み入れていく感じがして、これはただごとではないと肌で感じたものですが、さすがに表向きは何とか神戸らしい繕いもできてきていました。
しかし、住宅地はあちらこちらに空き地が目立ち、生活レベルでの復興はまだまだという感じでした。神戸YWCA救援センターでは、今でも避難所で過ごさざるをえない人達や、ひとり暮らしの老人に支援を続けています。神戸市は中央があきれてしまう程、被災者の立場には立っていないとのこと。住宅地のあちこちにある空き地もそのせいのようです。
ポートタワーに登って、上から神戸港や街を眺めてみました。昨年6月に来た時には、歩くのもやっとというくらい地面が大きく割れ、落ちこんでいたメリケンパークも改修工事が急ピッチで進められていました。新しくフェリーの発着場になったオリエンタルホテルのきらびやかさも、住宅地とは対照的で、しっくりこないものを感じてしまいました。でも、人々はその中で、自分達の生活を取りもどすべく確実に歩んでいます。これからも応援してゆきましょう。