京都ダウン症児を育てる親の会(トライアングル)会報


(1996年6月号 掲載)
〔行事報告〕

○5月12日(日)、新緑のまぶしい御室八十八ケ所でハイキングがありました。毎年計画しているので子ども達の様子の変化がおもしろいです。久しぶりに会った会員さんから、「会の活動からちょっと遠のくと参加しにくくなるけど、思い切って来てよかったわ」との声も聞かれました。きっと同じ思いの人も多いと思います。どうぞ思い切って参加してみて下さい。スタッフもボランティアさんもたくさんの参加をお待ちしております。

○5月19日(日)今日の講義は「生たまごをわる」「アルミキャップをはがす」「プルトップをあける」の3つ。プリンやヨーグルト、缶コーヒー、それに生たまごではよごれるからと、先生はゆで卵をたくさん作って持ってきて下さいました。(もちろん、あとでみんなでいただきました。)
 こんな毎日のくらしの中のちっちゃなことを、ていねいに伝えていくこと、大切なんだなって、改めて教えられました。

○5月26日(日)長谷先生の講演会がありました。トライアングル発足当時と少しもおかわりなく、お若い先生にお会いし、久しぶりに盛り上がりました。今回のお話は、どんなプログラムを作成しても、本人の気持ちの中に「自分もできる、がんばろう!」という気持ちをおこさせなければ、だめなのではないか。では、この気持ちをどうやっておこさせていくかという内容でした。テープおこしをしますので待っていて下さい。

○新緑の候、トライアングル様にはますますご健勝の事とお慶び申し上げます。
 昨日は、感覚統合のお話の会に参加させていただきまして、今まで“大事ではないか”という少しあいまいな気持ちが、“必要なのだ”という気持ちにかわりました。
 長谷先生の講演はとてもわかりやすく、また、質疑応答もていねいにして下さって、うれしかったです。でも、ウィリアムス症候群のものがかなり時間をとってしまい、申し訳ありませんでした。
 これからも、ご活躍を期待し、陰ながら応援させていただきます。
    

かしこ   
ウィリアムス症候群の会 T   


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