京都ダウン症児を育てる親の会(トライアングル)会報
(1998年6月号 掲載)
ボランティアさんより
動物園の感想
(トライアングル5月の活動)
〈子ども達の様子〉
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◎ゆかちゃん
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ゴリラが大好きなようで、“エッホ、エッホ”とゴリラの真似をしていた。(2回生・さっちゃん)
動物を一生懸命見ていて、特にゴリラの所へは2回も見に行くほどだった。(2回生・すーちゃん)
◎みきちゃん
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やぎにえさをやることに夢中になっていた。また、子牛にも怖がらずにさわっていた。(3回生・やすこちゃん)
とても元気で、鬼ごっこをして楽しそうに走り回っていた。(2回生・めぐちゃん)
◎ともこちゃん
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サルとキリンを嬉しそうに見ていた。ハトを追いかけるのが好きなようだった。(2回生・かなちゃん)
じっくりと動物を見て、いろいろお話をしてくれた。おかしを分けてくれるような優しさも見えた。(2回生・よしくん)
◎みゆきちゃん
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初めは手もつながせてもらえない状態だったけど、午後からは楽しそうな声をあげて、コミュニケーションもとれた。(3回生・みさきちゃん)
言葉の数は少ないけど、その分表情が豊かな子だなぁと思った。お姉ちゃんのあゆみちゃんにいろいろと助けてもらった。(2回生・まきちゃん)
◎まみちゃん
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動物を見るより、えさをやったりと動物に接する事の方が好きなようだった。(4回生・なるちゃん)
午前中は少し機嫌が悪そうに見えたけど、昼食後はパワー全開で、すごく活発になってくれた。(3回生・ふっくん)
◎あきこちゃん
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家での生活を色々と聞かせてくれた。歌が好きみたいで、一緒に歌をうたったり、しりとりをしたりした。(3回生・ともくん)
猿山で長い時間、サルを見ていた。にこにこしていて、誰にでも優しいのはあきこちゃんの大きな魅力だと思った。(2回生・じんちゃん)
◎まりこちゃん)
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サル山に見入っていた。(3回生・なおちゃん)
お昼を食べた後、すごく元気になり、乗り物に乗って楽しそうだった。(2回生・ひろくん)
辛抱強く、リスが出てくるのを待っていた。(2回生・けーちゃん)
◎たいがくん
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ほとんど泣くこともなく、お弁当の時、よく食べていた。午後は不慣れた所に来たせいか、よく寝ていた。(2回生・あいちゃん)
たいがくんは、とても小さく、見ているだけで微笑んでしまうくらい可愛くて、本当にすくすく育っていってほしいなと思った。(4回生・ぶんちゃん)
◎まさきくん
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好奇心旺盛で、さわれる動物はみんなさわっていた。にわとりも追いかけて、うまくつかまえていた。(2回生・まーちゃん)
時間が経つにつれ、ボラにも笑顔を見せてくれるようになった。お母さんと一日、外出できたことがとても楽しいように感じた。(4回生・あっちゃん)
〈責任者から一言〉
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今回の活動は今までで最多の21人のボラの参加がありました。それぞれのボラの皆さんの反省書には、“子どもと共に自分自身も楽しめた”“これからも積極的に参加したい”などという嬉しく、また、やる気の感じられるコメントがあり、今後の活動がとても楽しみです。
集合した時は雨が少し降っていて心配しましたが、すぐに天気も良くなり無事に楽しく過ごせたと思います。責任者である私の反省点は数多くあるのですが、特に班行動で動くというのは無理があったと気付きました。御迷惑をおかけしてすみませんでした。
これら反省点を生かし、“参加してよかった”と思っていただけるような活動をこれからもしていきたいです。(3回生・ゆかちゃん)
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