京都ダウン症児を育てる親の会(トライアングル)会報


(1999年6月号 掲載)

リレー通信

 いつも会報を読むだけに終わっていませんか。それではちょっと寂しいですよね。それになかなか会員さん同士、おしゃべりすることも少なく、仲間になるのが難しいですね。せっかくの会員、情報を得るだけでなく、仲間してお互いを知り合うのもいいのでは、、、そこで手はじめに幼児クラスから、リレー通信を始めることにしました。

 突然あなたのところに通信予定がまわってくるかも、その時はよろしく。

リレー通信

N01 福山弘子の母<弘子 平成6年12月4日生>   

 うちは、主人と私、中2の長女、小5の長男、小3の次女、年中の弘子の6入家族です。ごく普通の結婚をし、ごく普通の生活で、ごく普通のサラリーマン家族です。ごく普通の生活に突然、青天の霹靂の如く4年前に弘子が生まれたのです。

 主人は子供3人で十分と思っていたところに、どうゆう神さまのいたずらか4番目が出来てしまいました。そして弘子が、、、わが家というより大人があたふたしたことはどこでも同じ。葛藤ありの落ち込みありの不安の日々でした。それでも日々の生活があったのと、まわりの人達がとてもステキな人達だったおかげで、わりと立ち直りが早かったかな、主人が1番立ち直りが遅かったように思います。

 弘子は生まれた時は何の問題もなさそうだったけど、6カ月の時肺炎を起こし2週間入院、その時心臓に穴が見つかりました。心房中隔欠損です。そこで1才7カ月の時、手術。今は穴はふさがってすごく丈夫になりましたが、まだ肺高血圧で通院中です。これがちょっと数値がよくないのですが、生活上は何の問題もなく、今は元気に保育園に通ってます。

 園生活2年目ですが、お友達の様子を良く見て本当によくまねしてます。今は鉄棒の足かけまわりもし、うんていのえびぞりもし、花いちもんめもしと毎日楽しく遊んでます。ちょっとひっかかるといえば、まだ言葉が10個ぐらいしか出ていないこと。でもこちら側の言うことはよく分かってくれるので、一緒に遊んでいて楽しいです。

 今、主人は上の子供たちに相手にしてもらえなくなった分、弘子にべったりです。会社に出る時も帰ってからも、「弘子〜、」と呼びかけベタベタしては、弘子にいやがられてます。母は他の子供の宿題やら行事に追いまくられなから、家族との生活を楽しんでます。

 先日は、トライアングルの御室の行事に参加させてもらいました。アッブダウンの激しいハイキングに、弘子はすぐに根を上げてしまい、ほとんどボラさんの背中でした。重い弘子を背負ってくれたボラさん5人(?)有難う。次の日、肩こりでしんどくなかったかな。1回生のボラさんが多くて、これに懲りてしまったらどーしようと思ってます。今後もよろしくお願いします。


 次は井上まりこちゃんのところです。彼女とは同学年でカンガルー教室で同じです。とっても活発で食欲旺盛なまりこちゃんです。お楽しみに、、、。


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