京都ダウン症児を育てる親の会(トライアングル)会報


(2004年10月号 掲載)
ミュージック・ケア 全国セミナー in 京都

エアロビ発表

辻 素子   

8月23日(月) リーガロイヤルホテルで 「ミュージック・ケア 全国セミナー」が行われました。その中で、トライアングルでエアロビを練習しているメンバーが、発表をしました。

全国から研修に集まった大勢の観客の前に、おそろいの黒のTシャツで伊藤先生と共に登場、エアロビを二曲披露しました。、リズミカルに体を動かし、スムーズにボールを使い、最後にポーズが決まると、会場からとっても大きな拍手をいただきました。トライアングルの子供たち、本番に強いんです。いつも同様(いや、それ以上に落ち着いて)踊る様子に、「さすが」と、感心しました。生き生きと楽しそうに踊るみんなを見て、「リンリンルーム」で、音楽療法に参加した頃を思い出しました。奈緒子が生まれ、数ヶ月の頃トライアングルに入り、初めて参加したのが「リンリンルーム」でした。お母さんのタッピングに心地よさそうな表情の子、シャボン玉に目をきらきらさせる子、音楽に合わせ笑顔で踊る子、奈緒子より少し上の子供たちとお母さんが楽しそうに活動されていました。その様子に惹かれ、よく参加させてもらいました。奈緒子のためというより、私自身のリラックスタイムだったかもれません。その後、「リンリンルーム」が諸事情でなくなりました。でも、やっぱり「楽しく体を動かせる機会があればいいなあ」と思っていました。そして、数年後「子供たちも、小、中学生になって運動もさせたいし、エアロビ始めるけど参加しませんか」とのお誘いに、待ってましたとばかりに参加させてもらいました。

奈緒子のクラブや、私の仕事の都合で、毎月参加することは難しいのですが、奈緒子はエアロビを、とても楽しみにしています。参加しているみんなを見ていると、本当に楽しそうで、カッコよくて、着実に上手になっています。最近では、私たち親の方が途中でバテてしまうけれど、子供たちは平気。体力もついてきたようです。

シャボン玉にきらきら目を輝かせていた、小さな子供たちが、エアロビでステキに自分を表現するようになりました。
 これからも毎月の練習を楽しみにしています。みんながんばってね


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