京都ダウン症児を育てる親の会(トライアングル)会報


(2006年10月号 掲載)
合宿に参加して

堀 雅子

 こんにちは。また恐怖の原稿依頼を受けてしまいました(^_^;)

 先日、京北町の合宿へ瑞季(4歳・年中)と兄和真(小1)を連れて初参加させていただきました。「合宿に行く」と言ったときの和真の反応は「やった〜!!」でした。「みーちゃんがいてよかった!みーちゃんのおかげや」としみじみ嬉しそうに言っているのを聞いて私もすごく嬉しかったです。そして私自身も本当に瑞季のいるおかげでたくさんの出会いをもらい楽しませてもらっています。
 ボラさんと遊んでもらうのが大好きな二人。事前に顔合わせまでしてもらってもうそれだけで嬉しくて二人でボラさんにひっついていました。いつもは兄妹げんかの勃発する時間帯なのに平和、平和〜でした。いつもこうだといいのに・・・・。

 出発当日は天候も怪しげでこれは外では遊べないかもと思い退屈しないように遊び道具をあれこれ持って行きましたが、結局雨も降らず退屈する間もなくスケジュールを楽しんでいました。キャンプファイヤーも瑞季が楽しめるゲームもあり喜んでいました。家に帰ってからも「パパイヤダンス」や「武勇伝」を思い出して3人で笑ったり、影響を受けてか和真企画のお笑い大会をやったりしていました。(ちなみに瑞季の持ちネタは3つです!)
 トライアングルの行事に参加するようになって4年余りたちますが夜の懇親会にも参加している子(って言ったら失礼ですね)がいてその成長ぶりにびっくり。保育園で高平有香ちゃんにお世話になったことのある和真は「ゆかちゃんってボラさん?」と聞いていたくらいです。集まりではいつも先輩お母さんたちの話を参考にさせてもらい何かと勉強になることが多いのですが、今回の懇親会ではボラさんの発言も聞けたのが良かったです。色んな思いを持ってくれているのだなあとこちらも色々感じさせられました。

 瑞季の場合、生まれたときにはすでにトライアングルという会があって情報もたくさんもらえて交流の場もあって本当に恵まれているなあと思っています。親の会を創ってここまでにされてきた先輩方や事務局の方々にはもちろん感謝していますが、たくさんのボラさんがいないと成り立たない行事も多いので今までに関わってくれたボラさんにも改めてお礼が言いたいです。個人の活動ではなくトライアングルというサークルがあるからこそ長く続いているのだと思うしこれからもずっと一緒に活動していって欲しいです。大変なこともたくさんあるでしょうがあまり構えず是非楽しみながら続けていって下さい。私も子育て中は悩みも尽きませんが結局は「楽しいのが1番!」と思って気楽にやっています。それであのような二人が育ちました(^_^;)

 これからも周りの方の力を借りてゆっくり子育てしていきたいと思っています。(現実はドタバタして余裕がないのですが。)お世話になった皆様、本当にありがとうございました。楽しい時間を過ごすことができました。またよろしくお願いします。

会報No.126のindexへもどる
会報バックナンバーのindexへもどる

homeへもどる