京都ダウン症児を育てる親の会(トライアングル)会報


(2006年10月号 掲載)
西村さんちの三人娘とガンバルかあちゃん ドタバタ日記

西村 ちとせ

8月27日
つかさは5歳になりました。ただ声を出して笑ったことが、寝返りをうてたことがとてもうれしかった日があったことを思い出しました。追いつけないほど早く走ったり、たくさんのいたずらをしたり、ドレミの歌を唄うようになったことを喜ばなくては・・・と反省する母でした。

9月5日
 仕事を終えて、学童、保育園へと急ぐ毎日。夕食の支度も一人でばたばた・・・思い立って子供たちに手伝ってもらうことに。姉みことが流しに立てば、つかさはさっさと踏台を取りにいき、のどかは「トマト切る〜」とにぎやかなこと でも意外と一人でするより早かったりするのです。「お母さんごはんできたよ!」そんな日を夢見て・・・

9月16日
 合宿に参加しました。花大OBボラさんのけんけんに2、3年ぶりに会いました。「3人とも大きくなったなぁ。つかさがちゃんと箸を持って食べてる。」まるで父親のような目でこどもたちを見ていてくれる人がこんなところにもいてくれたことがとてもうれしかった。3人ともよく遊んでもらいました。

9月21日    
 保育園から帰るなり3歳ののどかが「のどかちゃんのお父さんドコ?」思わず絶句した母。「お父さん足痛いし歩けへんのやなぁ」生後2ヵ月で父親が入院したのどか。元気な姿も、家にいる姿もほとんど知りません。「お父さんまんまんさんにならはったなぁ」やっとの想いで答えた母でした。そんな風に言われるとまだまだ涙が出てしまうのです。

9月26日    
 「すみません。運動会5,6歳のリレーなんですが・・・」ついにきました。これまで遠足も、お当番もクラスのみんなと一緒だったけれど、今回はつかさだけ特別チーム編成です。でもつかさもリレーに参加させてあげたい!そんな先生の気持ちをうれしく思います。まったくみんなと同じでなくても・・・

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