おすすめの本
安積遊歩さんの本の紹介
車イスからの宣戦布告−私がしあわせであるために私は政治的になる
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日常的に介助が必要な彼女が、子どもを生み、同じ障がいをもつ子を育てる・・。そのパワーに圧倒される。
安積さんの本を読んでいると、当たり前のことを要求するのをためらわないでいよう・・・と励まされる。
当たり前のことを当たり前、差別を差別と感じられる感性を磨きつづけよう・・と思う。
この本のあとがきにあった言葉
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娘は人びとのやさいいまなざしさえあれば、どの瞬間も生きる喜びに満たされている。その生きる喜びに満ちた子どもたちがそのままで大人になれるように、私たちの感性と行動が問われている・・・
発行/太郎次郎社
価格/2,000円(税込み)
(小寺)
おとなになる本
Self-Direction Manual
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児童福祉センターの待合室の本棚でみつけて、黙って借りて帰ってきてしまった本。
おとなになった私たちだって、悩んで、身動きがとれなくなった時、この本を開いたら、おちついて、今、自分のやることが見えてくる気がしました。
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「第5章 自信をとりもどす」より
マイナスばかり見つめていると、マイナスがすごく大きなもののように見えてくる。だからと言って、無理して自分のマイナスを見ないようにしていると、無理をしているぶんだけ、やっぱりマイナスは実際よりも大きく見えてしまうものなんだ。マイナスがあるということを認めながら、良いところを見つけてそれを育てていくと、マイナスはあなたの中に個性的なみりょくを作りだしたりする。不思議だけど本当なんだ。
パット・パルマー原作
編訳者/eqDress
(池田悦子・大森一輝・小野あかね・榊原知樹・安積遊歩)
発行/径書房
画/広瀬弦
(島崎)
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