京都ダウン症児を育てる親の会(トライアングル)会報


(2008年10月号 掲載)
合宿の報告

 9月13日〜14日、『京北山国の家』に合宿に行きました。参加者は、19家族54名、ボランティアさん10名(花大、タンポポさん、同大など)、ボラOB7名、伊藤先生の総勢72名で、例年の8割くらいの人数です。ボランティアさんも少なかったのですが、間際になって「花大の卒業ボラさんが来てくれる。たんぽぽさんが3人参加」との連絡が入り、応援がすごく有難いでした。

 当日、早朝はジャンジャン降りで、去年の大雨にたたられたバーベキューを思い出しましたが、お昼前の出かける頃には雨もやんでくれました。1年ぶりの『山の家』に着くと、先に到着している家族の出迎えを受けて、いつもの感じがなつかしくなごやかでした。
 午後2時に開所式のあと夕食の準備。お父さんたちはもう早くからかまどの前でスタンバっています。子どもたちが切ったキャベツ、玉ねぎ、ピーマンなどが運ばれて、バーベキューの始まりです。夜店の輪投げ、お菓子つかみなども楽しみながら夜もふけて行き、中秋の名月前夜の月も輝いていました。

 食事が終わってキャンプファイヤーは松谷パパが仕切ってくれました。美人2人の火の神様が北京オリンピックにも負けないくらいに華麗に聖火をともしてくれたあと、燃える火のまわりでみんなで歌って踊って。クライマックスには花大ボランティアさんによる“羞恥心”の登場。「しゅ−ちしん、しゅ−ちしん」と聞きなれたフレーズに盛り上がります。ボランティアさんのパフォーマンスはなかなかの出来でした。

 夜の懇親会では一人ずつ近況報告。子どもの手術のことや、就学のこと、体調のこと。青年部の有香ちゃんと真理子ちゃんからは、広島の『G8議長サミット記念コンサート』に参加した報告がありました。みんなが一巡に話し終えた頃は深夜1時を過ぎていて、懇親会はいったんお開きとなりましたが、その後、宴は何時まで続いたのやら・・。

 2日目の午前には伊藤先生が音楽療法を1時間半たっぷりしてくださいました。親も体を動かそうと参加しましたが数分ともちませんでした。伊藤先生のパワーには、まったくもってかないません。

 心配した雨もなんとかもって、2日間、充実した時間を過ごすことができました。伊藤先生、ボランティアさん、ボラOBさん、ボランティアをしてくれた会員の姉妹の方、お疲れさまでした。今年も新米とを野菜を山盛り積んで福井県から参加してくれた霜中さん、お世話になりました。
 また、今年はキリン福祉財団から助成金をいただき、全員の参加費を千円安くすることができました。ありがとうございました。(近藤)


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