京都ダウン症児を育てる親の会(トライアングル)会報


(2009年10月号 掲載)
合宿の報告

 9月26〜27日、『京北山国の家』で合宿がありました。今年の合宿はぜんぜん雨の心配もなくよいお天気で、いつもより2週遅いので京北では秋の気配。参加は16家族43名、ボランティアさん22名、清水響さん、伊藤先生の総勢67名。例年よりも少なめの上、夜から参加という人も多かったので、のーんびりムードの開所式で始まりました。

 早々に、外ではバーベキューやテーブルの用意、福引などの夜店の準備。中では母がご飯のだんどりをして、子どもたちも野菜の皮をむいたり、切ったり。夜の用意を整えます。けど、調理器具が少なくて子どもたちの野菜切がはかどりませんでした。来年はボランティアさんも包丁や皮むき器を持ってきてください!
 夕食はいつものバーベキュー、焼きそば、おにぎり、ポテトサラダ。いっぱい食べたいけれど、すぐにおなかがふくれてしまいます。

 キャンプファイヤーは花大4回生のボラさんが仕切ってくれました。火の神様が登場して火をつけ、火の神様にいろいろ質問コーナー。その後、ちょっとわけのわからないゲームや、ダンス、歌。最後は松谷パパが「みーんなクワガタ、ガシガシ」という遊びで盛り上げてくれました。その後のみんなで花火をしましたが、煙がモウモウとして、「ちょっと花火、買い過ぎかなー」との声も・・。
 夜の懇親会では、親、ボランティアさんの順で一人ずつ近況報告。話の中には、新聞にも載った事件で、ダウン症の子に「さわられた」「叩かれた」といいがかりをつけて慰謝料を請求する詐欺にあったという報告もありました。みんながしゃべり終えるのに3時間くらいかかり、そこでいったんお開きになりましたが、その後も夜の宴は4時ころまで続いたとのことです。

 今年は1人1枚の新しいシーツが支給されることになって、布団も人数分あり(?)寝袋を使わずに済んで、寝やすかったのではないかと思います。(どうだったかな?)

 2日目は朝食のあと、朝からかけつけてくださった伊藤先生の音楽あそび。たっぷり1時間半、いろいろな楽器というか道具で思いっきり音を鳴らしたりして子どもたちは気分爽快の笑顔でした。そのあと、清水響さんの“化学あそび”。響さんはトライアングルの子どもたちの家庭教師をされています。野外で、沐浴材のバブを使ってフィルムケースのロケットを飛ばしたり、大きなシャボン玉を作ったりして、小さな子も大きな子もいっしょになって楽しみました。

 朝から十分に体を動かしたからか、お昼のカレーは全員にいきわたる前にご飯がなくなってしまいました。ごめんなさい。急きょ、お米を2升炊きましたが、それもすっかり食べつくしました。さすがの霜中さんご持参の新米!

 みなさま、お疲れさまでした。伊藤先生、響さん、ボラさん、ありがとうございまいた。
(近藤)


会報No.144のindexへもどる
会報バックナンバーのindexへもどる

homeへもどる