京都ダウン症児を育てる親の会(トライアングル)会報


(2009年10月号 掲載)
保育園で働いて

島嵜実幸

 私は8月17日から21日まで保育園で働いて、子供たちと遊んだり一緒にお昼を食べたりし、昼寝もしました。
 子供達が可愛くてみんながお姉ちゃんて言ってもらえてとてもうれしく思えました。私の仕事は9時30分から4時まで仕事で、疲れるけど仕事を慣れて来ると少しづつ子供達が私の処に来るようになりました。
その子の名前はすざきまりって言います。
まりちゃんと一緒に遊んだり、いろんな事をしました。とっても笑顔いっぱいのまりちゃん。
もう一人の男の子もひっついて来ます。背中にもお腹にもひっついて来ます。
子供達と遊んだり、一緒にお昼を食べたりしてとってもいい思い出になりました。
高校を卒業しても保育園で働きたいと思っています。
私も小さい頃保育園でお世話になったので、そのお返しをしたいです。

島崎明子

 みゆきは盆明けの5日間、自分が育った朱一保育園で職場体験をさせてもらいました。
昼食付き、おやつ付き、そして子ども達がお昼寝をしている間は休けい。その上、大好きな原先生が担任する2才児クラスのお手伝いという願ってもない、職場環境でした。

 高平ゆかちゃんが週に1回、保育園でお仕事しているのを聞いていて「いいなあ、みゆきも保育園で働けたら・・・」と思っていたので保育園に思い切って頼んでみたら、引き受けて下さったのでした。

 それでも、1日目、2日目はバンバンに緊張していたらしく、あとで原先生いわく、「目も合わせてくれなかった」とのこと。でも慣れてくると、子どもたちがひっついてきてくれて、ようやくカチカチのみゆきも少しづつほぐれていったようです。

 真夏の保育園は毎日プールか水遊び。毎日日焼け止めを塗っての出勤でした。
 保育園の給食やおやつは手作りでとてもヘルシー。家では決して食べない「モロヘイヤ納豆」なあんてものまで、ちゃんと完食していた様子には「ちゃんとしよう」という本人の自覚が感じられて、感心しました。

 大忙しの保育園なのに、いやがらずにみゆきを引き受けて下さった朱一保育園の園長先生、原先生をはじめ、みんなの先生に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。もし、叶うなら、来年も、さ来年も夏休みに保育園で職場体験をさせてもらって、卒業のあかつきには保育園で働かせ てもらえたら、どんなにいいか!今の私たち親子の夢です。

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