京都ダウン症児を育てる親の会(トライアングル)会報


(2014年10月号 掲載)
公益財団法人京都新聞社会福祉事業団助成活動
9月6日7日京北山国の家 合宿 報告

 
 合宿前日、右京区役所に問いあわせると、8月16日の大雨で川があふれ、床下浸水。運動場は今も泥が30cm積もり使用不能とのこと。事務局一同うろたえて、他へ場所を移す、又は中止する等、色々検討しましたが、結局決行することに決定。
 
 当日は雨もやみ、ボランティアさん13名、子どもと兄弟たち28人、親と姉たち25人の計66人で合宿スタートしました。運動場は使用禁止で全て室内で行うことに。それなら、せめてと玄関口にかき氷とヨーヨーつりは準備をしたけれど、途中から降り出した雨で、それも引っ越しを余儀なくされました。
ボランティアさんはOB1人以外、全員初参加で未経験。その上、女性が少なく、女性のボランティアさんには全員2人を担当してもらうというハードな組みあわせでスタートしました。
 
 ゲームをしようにも子どもたちがなかなか集まってくれなかったり、キャンプファイヤーの準備が大変で子どもに目が届かなかったり…と、いつにも増してテンヤワンヤで時は流れてゆきました。ゲームに参加する子、調理を手伝う子、自由に遊びまわる子…。何をするにも外は使えず、いつも大会議室か食堂か、部屋ん中。そのあと、夜店して、夕食のバーベキューへと突入してゆきました。狭い軒下で雨をさけて、お父さんたちはお肉や焼ソバを焼いてくれました。
 
 夕食後のキャンプファイヤーは、みんなでゲームしたり、歌ったりするんだろうと思っていたのに、なんだかちょっと違って、担当ボラさんのショーみたいで、まわりで見ていたおとなたちは、ちょっと「アレェ…?」。でも子どもたちは好きな曲が流れるとノリノリで踊っていました。
 
 雨で今年の花火も中止(3年連続中止!)。夜の懇親会は子どもたち、親たち、ボラさんたちの順で近況報告や、心配ごと、悩みごとを出し合ったりしますが、こんな場で発表することに慣れてきた子どもたちの中には、上手に要点をまとめて話せるようになった子もいて、感心しました。親の悩み、心配ごとは多岐に渡り、的確な答えの出せないものもいくつかありました。小さい時は発達もよく活発だった子が、大きくなって、ゆっくりな動きになっている人が何人かいます。がんばらせすぎてないか、無理させてないか、子どもの思いにより添えているか、「早く、早く」とせかせてばかりいないか、今一度考えてみてください。発信力は弱いですが、内にはみんなと同じだけ、やりたいこと、やりたくないことへの思いはあります。できるだけ、そっとその思いをくみとってあげてほしい。無理強いしたなと気付いたら、あとでちゃんとあやまってください。私もしょっちゅう、あやまっています。
 
 次の日は、伊藤先生と葛城さんが朝早くからやってきてくれて、音楽療法。 去年は先生が来れなくて、2年ぶりの伊藤先生の「音楽療法&エアロビクス」は圧巻でした。「新聞やぶり」はバージョンアップしてましたね〜。
そして、バケツプリン食べて、みんなで片付けて帰ってきました。
 
 例年、すごく大変でくたくたになる合宿ですが、24時間一緒にすごすから見えてくることも沢山あり、子どもたちの変化、成長…が見ていて楽しかったり、悩ましかったり…。フルーツバスケットでずっと鬼をやり続けたCちゃん、上手に側転してみせたI君、だんだん音楽療法にのってきたH君、Cちゃんと上手に遊ぶMちゃん、学校しんどくなったけど、合宿では元気だったKちゃん…。 いつになく沢山の小学生、中学生が参加してくれてうれしかったです。
 
 成長した子どもたち、兄弟たちがテキパキとお手伝いしてくれたのも有難かったです。事務局の高齢化もあり、私も次の日、声が出なくなったりしたのですが、私は合宿、好きなのですが、中止にしようかという声も毎年あがっています。みなさん、御意見お聞かせください。
 
 何はともあれ、不慣れでハードなスケジュールをこなしたボランティアさん、おつかれさまでした。朝早くからかけつけ、楽しい時間を創ってくれた伊藤先生、ありがとうございました。お父さん、お母さん、子どもたち、兄弟たち、み〜んなおつかれさまでした。
 来年もやれるといいけどナ・・・。(島嵜)
 

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