京都ダウン症児を育てる親の会(トライアングル)会報
(1997年10月号 掲載)
海水浴に参加して
会員U
8月3日、日曜日。お天気にも恵まれ、敦賀の松原海水浴場に行って来ました。トライアングルの行事には久しぶりの参加です。我が息子は特に海がニガテ。参加の誘いの電話にOKの返事はしたけれど、好きなバス乗れるし、砂遊びも出来るよに納得して出かけました。知っている子もいないし、ちょっ不安だったみたいですが、ボランティアのお兄さんとバスの一番好きな運転席の後に座って出発。幼児から中学生の子ども達はボランティアさんにまかせ、親は後ろで話ながら、飲みながら、海へ。
浜茶屋の前はすぐ海、皆、水着に着替えて行くのに、Mはマイペースでお弁当を食べておりました。やっと浜へ出ても、波うちぎわより離れた所に座って砂あそび。ボランティアさんもきっとアキレていただろうな。水にだっこして入れてあげようの声に有難迷惑でしかなく、それでもなんとか帰る前にやっと手をつないでもらって足首まで入れました。来年はひざまでかな−の声に、カッパのように皆楽しんで泳いでいるのを見て、母はうらやましく思いましたが、Mはどうだったかな。
初対面のボランティアのお兄さんにも馴染んでいけ、親もまかせる事が出来る。小さい時には考えられなかった事が、スムーズに。ゆったりとバスに乗って、学校、兄弟関係・・我が子はかわいいなどと話ながら、元気に帰って来ました。来年も行こうねと母は決めていますが、どうなります事か。
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