第3日

自分たちの荷物を引き上げて、待つことしばし。アメリカン航空機到着。しかし、いくら待っても小倉さんの顔は見えず。心配になって探してみても見つからず。いらいらし始めたところで小倉さん登場。片手にはしっかりとDuty Free Shopのパンフレットが握られていた。
いざ、出発と思いきや、小倉さんの荷物がない！ロストかと思って、面食らっていると、かばん発見。なんと自分のかばんの色を間違えていたらしい。

そして、バッグの検査を終えて、入国しようと思ったところで、再びトラブル。かばんの中に入っていたパソコンとビデオカメラが引っかかった！普通こんなもんは引っかからないのにまったく運が悪いというか、ご愁傷様。おまけにビザがいるとか、許可がいるとかわけのわからんこと言い出すしでまったく最悪。
結局変な書類を書かされる羽目に。しかし、びっくりしたのが税関職員。ほとんど英語がしゃべれない。通じない。なまってる。そりゃこっちもひどい日本語なまりの英語だけど、スペイン語なまりの英語もひどい。ひどい×ひどい、だからこりゃそうとうひどくて通じない。なんとかその場にいた気のいい英語のしゃべれるおやじが中に入ってくれて一段落。

入国後、つぎの関門はドメスティックへの乗り継ぎ。ゲートのすぐ脇にラン・チリ航空のカウンターがあったので、ここでチェックイン。さすがは航空会社。英語が通じる。さらにすごい美人！まさにラテンという感じ。ちょっとしていいとこに来たのではという期待で胸いっぱい。
そして、ドメスティックの搭乗口に移動。いざ乗り込もうとすると、またトラブル。小倉さんのチケットだけがなぜか搭乗券になっていない。係員はチェックインしていないと怒る。だけどさっきのカウンターのねえちゃんはこれでいいから直接行けと言う。なんだかなーという感じ。
さっきねえちゃんに言われたんやと、こっちも言い返してやると、しゃあないなーってなもんで、そこで処理してくれた。助かった。
そして、搭乗。気づいてみるとほぼ出発時刻。かなりあぶなかったという感じですね。いやー、これが海外っていうもんですね。みなさんも時間には十分余裕を持って行動しましょう。

ラン・チリ航空に乗ってみるとやはり雰囲気が違いますね。窓の外にはアンデス。


そして窓の内にはセニョリータ。

そうこうしているうちにラ・セレナに到着。迎えに来てくれていたタクシーに乗り、一路CTIOの街の宿舎へ。日本の岡山観測所とはえらい違い。すごく明るくて、きれい。寝室もダブルベッドで非常に広い。ちゃっちいビジネスホテルよりよっぽどまし。

CTIOはそこそこに早速街へ出てみる。多少の疲れはあるもののまだ時間は午後2時過ぎ。このまま宿舎で休養というのはもったいない。

まずは小倉さんお勧めのレコバ市場へ。ここは民芸品を中心にいろいろなものが売られている。試しにチリ名産の鉱物なんかを買ってみるが、英語がまったく通じない。one, two, threeもダメ。仕方がないので筆談。これは通じる。

街の雰囲気などにも慣れてきて、もう少し街歩きを楽しもうと市場を出てびっくり。

女子高生に遭遇しました。日本のようなセンスがいいんだか悪いんだかわからない制服ではなく、明らかに格好いい制服姿。もちろん男子生徒も。
それよりも上の写真に注目！左の女の子の右手。
たばこを吸ってるんですね。結構たくさんの高校生が堂々と吸っていました。この国は何歳から喫煙はOKなんでしょうね？
それから足元に注目！拡大写真！

なんと地球の裏側でもルーズソックスは流行っていたんです！！！日本に比べるとなんちゃってルーズみたいですが、あきらかに意図的にずらしてはいています。これは今回一番の大発見だったのではないでしょうか。

さらに街中を歩いて見ましょう。非常に活気にあふれていて、明るいくていい感じの街です。日本よりよっぽど人々の顔が明るいような。

ラテンの血でしょうか。情熱的です。

高校生も魅惑的。

女性が輝いています。

なんともいいところです。