非体外離脱時には絶対見えない位置に置いたトランプのマークと数字を、
体外離脱中に読み取る実験を私が報告している。

===================================================================

1999年3月31日 17:22
[EA] 「楽しい体外離脱」改め「驚異の体外離脱」!?(1)

有栖です。

「楽しい体外離脱」のHP作りがなかなか進まない。
理由の一つに、幻覚説を前面に押し出したHPの構成に、私自身抵抗があるから
だ。
たしかに私の体験のほんとんどが明晰夢と呼ばれる類のモノであることは疑いな
いだろう。
しかし、幻覚で片付けるのも惜しい体験が多数あるのも事実だ。
そこで、私自身が納得できるような実験をしてみることにした。
寝室にぶら下がっている蛍光灯の上に、任意に選んだトランプを1枚置いて、体
外離脱にて読み取ろうという試みである。
カードは眼をつぶって置いたし、ジャンプでもしないかぎり絶対に見えない位置
だ。
昨日から実験を開始して、昨日は離脱に失敗したが、今日は離脱に成功したの
で、さっそく離脱体の手を蛍光灯にかけて、懸垂するようにしてその上をのぞい
てみた。
すると離脱体は蛍光灯にぶらさがる格好になり、蛍光灯がブラブラ揺れて、コー
ド1本でつながっている蛍光灯が切れてしまいそうだったが、とにかくカードを
見つけた。
カードは数字の面を上にして置いたはずだが、トランプの模様の面が上になって
いる。
しかも模様は黄色と緑のハデな蛍光色をしたシマシマ模様で、実際に置いたトラ
ンプの模様とはまったく違う。
それでもとにかく私はカードをめくってみた。
「クローバーのキング!」
だがよくみるとクローバーと一緒にダイヤも見えている。
どちらかよくわからない。
もっとよく見ようとしたが、そのため覚醒しすぎて現実のカラダにもどされてし
まった。
布団の中から見上げた蛍光灯はもちろん揺れてはいない。
とりあえず、「クローバーかダイヤのキング」という結論をもって、カードを確
認してみることにした。

はたして結果はいかに!?
戦慄の結果は次メールにて!!
 
 

1999年3月31日 17:22
[EA] 「楽しい体外離脱」改め「驚異の体外離脱」!?(2)

結果は「ダイヤのジャック」だった。

はっきり言ってこれは(注1)AOLの範疇に収まる上々の結果ではないだろうか。
私がキングだと思った理由はヒゲのオヤジの絵が見えたからなのだが、ヒゲのオ
ヤジという点ではジャックも同じだ。
しかも後で確認すると、キングもたしかにヒゲオヤジではあるが、実際のキング
の顔は横を向いているのに対して、私が見たヒゲオヤジは正面を向いていたし、
実際のジャックも正面を向いていた。
私はヒゲオヤジという先入観から「キング」だと思ってしまっただけで、離脱中
のビジュアルは、ちゃんと「ジャック」であることを教えていたのだ。
クローバーが見えた理由はハッキリしないが、ジャックの服の模様にクローバー
のような模様があったから、という理由は考えられる。
まあしかしとにかく、たった一回の実験で結論を出すのは時期尚早というものだ
し、しばらくは実験を続けてみるつもりだ。
正直な話、実験に失敗した方が、納得して幻覚説1本に絞ってHPを作りやすか
っただろう。
今後の実験の結果いかんでは、HPの構成も180度転換することになるかもし
れない。
う〜ん・・・そうなると私も(注2)モンロー化してしまうのだろうか?(笑)

(注1)AOL: 幻視と現実の誤差。詳しくはこちら。
(注2)モンロー: ロバート・A・モンロー氏のこと。世界で最も有名な体外離脱体験者。
 
 

1999年4月1日 20:05
[EA] 離脱実験第2弾!

有栖です。

体外離脱によるトランプ認識実験は、今日も2回の離脱により実行された。

1回目の離脱。
微弱な振動をとらえ、意図的に金縛り状態を作り出す。
離脱体の上半身を腕立て伏せのような格好で起こしながら、下半身もゆっくり現
実体から引き離す。
離脱体がかなり重く感じられる。
昨日と同様、蛍光灯の上を覗き込むと「ハートの2」のカードを発見する。
カードは昨日のように裏を向いていたということもなく、かなりはっきりしたビ
ジュアルで、実験の好結果を予想させる。
現実体に戻される直前に「ダイヤ」のイメージと「5」のイメージが重なって見
えたのが気になったが、とりあえず「ハートの2」の結論をもって、現実のカー
ドと照らし合わせてみる。
結果は「ダイヤの5」。
結果から言えば実験は失敗だったが、現時点では結果よりそのプロセスが大事で
ある。
現実体に戻される直前に見たビジュアルは結果と酷似していたことからも、実験
の成果は上々と言える。

2回目の離脱。
昨日の離脱や今日の1回目の離脱と違い、いともたやすく離脱に成功する。
離脱体は軽い。
ただし簡単に離脱できた時ほど、その時見えるビジュアルは夢っぽくなる。
案の定、天井からぶらさがっているはずの四角い蛍光灯がゆがんで円盤状のUF
Oのように見える。
とりあえずUFOの上を覗いてみるが、カードが発見できない。
代わりに何かの文字が書いてある小さな紙切れを見つける。
文字を読もうと凝視ししたとたん、紙切れは視界いっぱいに広がる巨大な白いス
クリーンになり、書いてあった字がWindowsのスクリーンセーバーの「フ
ライングウインドウズ」のように拡大しながら飛んできてスクリーンの端に消え
て行く。
字は何が書いてあるのかまったく読めない。
読もうとすれば字が逃げていくようなカンジだ。
字は列をなして左右にスクロールしたり、ぐるぐる円を描くように回ったり、そ
の様はまるで字がダンスしているようだった。
結局カードが何かわからないまま現実体に戻される。
字が密集していた時、「スペードの10」のように見えたので、いちおうそれを
結論として現実のカードと照らし合わせてみる。
カードは「クローバーのA」
そういえば字の中に「A」の字がたくさんあったような・・・・・。(笑)
実験は大失敗だったが、文字のダンスが見れたのは楽しかった。

今日の実験では正確には離脱のチャンスは3回あって、1度目は上半身は離脱し
たのだが、左右の足が重なっている部分の現実の感覚が邪魔をして下半身は離脱
できずに失敗していた。

ところでこれを読んだEAメンバーの中には、昨日から立て続けによく何回も離
脱できるものだと感心している方もおられよう。
そう・・・・私は随分離脱がウマくなった。
ただしまだ自分の意志で完全に離脱をコントロールしているわけでない。
眠りに就いて数分で即離脱というのは難しい。
離脱についてはある程度条件が揃っていないとダメである。
条件の一つは眠りが昼であること。
ここ1年不規則な生活を続けるなか、昼間に離脱する機会が多かった。
理由は昼の方が眠りが浅くなるからだ。
あかあかとした日の光や外の物音が眠りの邪魔をしてしょっちゅう目が覚める。
ところがそんな時が離脱のチャンスなのだ。
浅い眠りの時に外の物音などで目が覚めると、「カラダは眠っているが脳は起き
ている状態」という金縛りの時と似た条件になる。
そこで意識的に金縛りの状態を自分で作り出し、そうして離脱するのだ。
今日の実験で言えば、ダサい歌を大音響で鳴らしながらやってきた生協のトラッ
クも、私の眠りの邪魔をして実験に一役買ったことになる。(笑)
眠りが昼にある生活リズムの現在、この調子でできるだけたくさん実験をして行
きたい。
 
 

1999年4月2日 20:18
離脱実験第3弾!

有栖です。

今日も何度か目が覚める度に離脱にチャレンジして何度めかで成功した。
ただカラダはものすごく重い。
猛烈に眠くて目を開けているのがやっとという感覚だ。
重いまぶたをかろうじて開けて周りを見ると、視界はかなり明確で、寝室の様子
がハッキリわかる。
「重いまぶた」という表現からもわかるように、脳内で作られたビジュアルとい
うより、現実の眼で見ているカンジがする。
寝室の様子もリアルすぎて幻覚とは思えない。
立ち上がる時には布団がずり落ちる感覚もあったし、離脱時特有の浮遊感もない
ので、ただねぼけて立ち上がっただけのような気もする。
よって寝ぼけた私が蛍光灯を壊すという可能性もあったので、いつものように蛍
光灯にぶらさがるのはやめて、右手をのばしてカードを取ってみた。
「ダイヤのクイーン」!
あらためて私はコレが幻覚であることを悟った。
第1回目の実験以降、カードを認識しやすいように絵札は抜いておいたのだ。
幻覚と悟った直後、カードはいったん真っ白になった後、カードの四隅にそれぞ
れ「7」と「4」と「5」と「6」の数字が現われた。
カードを凝視すると、今度はカードの中央にも7と4と5と6の数字が現われた
り消えたりするようになった。
時々「3」の数字も見える。
あきらかにトランプとはかけ離れたビジュアルであったが、とりあえず数字が
「黒」色だったので、「スペードかクローバーの7か4か5か6か3」という結
論を持って実際のカードと照らし合わせてみることにした。
あまりにも曖昧な結論だが、それでも当たる確立は1/4である。
結果は・・・・・。
「ハートの10」だった。
ここまでおもっきしハズすと逆に気分がいい!(笑)

ところで今後も実験は続けるとして、仮に実験が好結果を連発する大成功に終わ
ったとしても、やはり私は体外離脱は幻覚であるという考えは変わらないだろ
う。
連日の私の体外離脱実験で、その思いはさらに強くなっている。
ただしそれは体外離脱現象を否定的にとらえるものではない。
体外離脱は幻覚であるが、その幻覚というデバイスをつかって「透視」や「テレ
パシー」などのオカルト現象が再現できそうな気がするのだ。
体外離脱で遠隔透視をした人々は、現在の科学では解明できない人間の超知覚、
言うなれば第六感というヤツを体外離脱という幻覚で体現することにより、五感
として知覚しているのかもしれないからだ。
もっとも第六感というヤツがあればの話だが・・・・・・。
 
 

1999年4月2日 19:51
[EA] 有栖さらに実験世界

法水;
 
 今回の実験も面白いぞ!スクロールする文字なんて、「リング」の呪いのビデオみたいですな。
ところで、前回もありましたが、

> 現実体に戻される直前に「ダイヤ」のイメージと「5」のイメージが重なって見
> えたのが気になったが

> そういえば字の中に「A」の字がたくさんあったような・・・・・。

という部分は本当に離脱中のビジョンなのでしょうか?覚醒後、すなわち結果がわかった後で、
そういえば上記のような記憶があった、といういわば捏造された記憶である可能性はないですか?
逆AOLとでもいうのか・・・。より精度の高い実験のためには、やはりアメリカ軍のリモートビューイング
部隊の実験のように第三者に協力してもらう必要があるようです。
 
 

1999年4月3日 3:51
[EA] Re: 有栖さらに実験世界

有栖です。

>> 現実体に戻される直前に「ダイヤ」のイメージと「5」のイメージが重なって見
>> えたのが気になったが
>>
>> そういえば字の中に「A」の字がたくさんあったような・・・・・。
>>
> という部分は本当に離脱中のビジョンなのでしょうか?覚醒後、すなわち結果
> がわかった後で、そういえば上記のような記憶があった、といういわば捏造さ
> れた記憶である可能性はないですか?逆AOLとでもいうのか・・・。

たしかに「ダイヤの5」は「ハートの2」のビジョンに重なって、チラッ、チラ
ッと一瞬見える程度だったし、現実体に戻される直前だったので、しっかりとは
確認できませんでした。
それでも「5」のカードは、4つのマークの真ん中にマークが1つという判りや
すい構図なので一瞬でも一応覚えていたのです。
もっとも、現実世界においても記憶なんてモノは曖昧なモノですから、捏造され
た記憶でない確証は自分でもありません。

『そういえば字の中に「A」の字がたくさんあったような・・・・・。』は、私
が書いた本文では「そういえば字の中に「A」の字がたくさんあったよう
な・・・・・。(笑)」となっていたようにこれはジョークです。
はっきり言って離脱中は文字らしきモノという認識しかありませんでした。

> より精度の高い実験のためには、やはりアメリカ軍のリモートビューイング部
> 隊の実験のように第三者に協力してもらう必要があるようです。

私もいずれは大槻教授の元で厳密に実験したいと思ってますが(笑)、とりあえ
ず現状の実験では、記憶を言語化することで厳密性を保とうと考えています。
実験第3弾の時の「7か4か5か6か3」という数字も、離脱中に見えたビジュ
アルをすべて頭の中で何回も声を出して唱えて記憶したもので、離脱後カードを
確認する前に布団脇に用意した紙に書き記したものです。(ハズレましたが)
離脱中に左脳を働かすのは、それはそれでいろんな弊害がありそうですが、すく
なくとも離脱後カードを確認する前に言語化した記憶を紙に記すなどすれば、実
験の厳密性も随分高まるのではないでしょうか。(記録されなかった記憶は情報
とみなさない)
 
 

1999年4月3日 17:57
[EA] 有栖の体外旅行

法水;
 
> 私もいずれは大槻教授の元で厳密に実験したいと思ってますが(笑)

 いかに体外離脱をプラズマボルテックス理論で実証するか?楽しみです(笑)。
私が第3者の必要性をいうのは、例えば離脱中の確認物件を、その第3者しかわからないものにできる、
という点です。これまでの実験のようにトランプであることが被実験体の有栖さんにわかっていれば、
それだけAOLが起きやすくなってしまいます。兄上などの協力を仰ぎ、さらに実験を続けて下さい。
 また、トランプ透視実験のほかにも「エイリアン接触実験」や「アニメ美少女インターコース実験」なども
行って下さい。こういうのはHPでも受けますよ。きっと。
 
 

1999年4月3日 20:57
[EA] Re: 有栖の体外旅行

有栖です。

> 法水;
> 私が第3者の必要性をいうのは、例えば離脱中の確認物件を、その第3者しか
> わからないものにできる、という点です。これまでの実験のようにトランプで
> あることが被実験体の有栖さんにわかっていれば、それだけAOLが起きやすく
> なってしまいます。

たしかに・・・・。

> 兄上などの協力を仰ぎ、さらに実験を続けて下さい。

一緒に住んでないのでムリです。

> 「アニメ美少女インターコース実験」なども行って下さい。

何ですかそれは?(笑)
 
 

1999年4月3日 20:57
[EA] 離脱実験第4弾!

有栖です。

今日は3回の離脱に成功!絶好調である。
4日連続の離脱体験も初めてのことだ。

◆1回目の離脱◆
離脱体で蛍光灯の上をのぞき込むと伏せたカードが2枚ある。
カードの模様は実験に使っているものではないが、私が持っているトランプの中
のひとつだ。
2枚のカードのうち1枚は縦方向に切れていて、2/3と1/3の大きさで二つ
に分かれている。
とりあえず切れてない方のカードをめくってみる。
「ダイヤの5」がはっきり見える。
ただし凝視すると「ダイヤのキング」に変わった。
切れているカードも二つに分かれている両方をめくってみる。
めくった次の瞬間には2/3と1/3の大きさのカードの両方ともが、元の1/
1の大きさに戻り、カードは全部で3枚になった。
カードを凝視するとその3枚がさらに数十枚に増え、いろんなマークや数字が入
り乱れてとても覚えられない。
唯一「クローバーのクイーン」は確認できた。
しかし前にも書いたが、第1回の実験以降、絵札は抜いてある。
●結果●
「ダイヤの4」
★感想★
離脱時に見た「ダイヤの5」と結果の「ダイヤの4」では、よく似たカードとい
うことでAOLの範疇と言えなくもないが、昨日ダイヤの5が見えた見えないと
いう話をメールに書いていたので、その影響とも考えられる。
参考までに離脱後に紙に記した文章を併記しておく。
「2まい」
「表がべつのカード」
「ダイヤの5とダイヤのキング」
「きれてるのはクローバーのクイーン」

◆2回目の離脱◆
離脱体で蛍光灯の上を覗き込むと、カードがない・・・・。
しかたがないので、別の場所に置いてある実験用のカードを抜いた後のカードの
束の一番上のカードをめくってみようと考える。
しかし蛍光灯から降りてカードの束の場所を見ると、いろんな模様をしたトラン
プが山のように積み上げられていて、一部は高々とそびえ、一部はくずれてカー
ドの中身が見えている。
カードの束を実験に使うのはあきらめ、再び蛍光灯の上を覗いてみる。
今度はカードを発見する。
手に取って見ると「クローバーの1」だ。
しかし凝視するとマンガちっくな絵柄の「クローバーのクイーン」に変わる。
クイーンと視線が合うとクイーンはニッコリ笑った。
●結果●
「スペードの10」
★感想★
絵札は抜いているにもかかわらず、なぜか頻繁に現われる。
あとダイヤとクローバーも現われる回数が多い気がする。
もう少し実験を重ねれば、現われやすい幻覚の傾向もわかるかもしれない。
(参考記録)
「クローバーの1→クローバーのクイーン」

◆3回目の離脱◆
離脱体で蛍光灯の上を覗き込むと、またもカードがない・・・・。
代わりに親指の腹の大きさほどの小さな紙切れが1枚ある。
手に取って見ると、紙切れは手のひら程度の大きさに拡大し、いくつかの文字を
順番に表示しはじめた。
始めは「カ」。
カタカナの「か」なのか漢字の「ちから」なのかはわからない。
まあどちらにしても意味はないと思うが・・・・。
次に数字の「9」。
そして「5」「2」「7」と順番に表示していったが、後はもう覚えられなかっ
た。
離脱後「カ9527」と覚えていたのを布団脇の紙に書き記そうとしたが、どう
も視点が定まらなくてうまく書けない。
よく観察すると、まだ離脱中だった。
せっかくだから久しぶりに長距離離脱の実験をしてみる。
バカルーさんの顔を強く思い浮かべてみる。
すると次第にバカルーさんの顔が空中に浮かび上がってきた。
私がバカルーさんのところに行くのではなく、バカルーさんが来てくれたようだ。
寝室の背景ビジュアルの中に、古い白黒写真のようなバカルーさんの顔がぼんやり浮
かんでいる。
バカルーさんは私を発見すると、私に手を振ったり、私を指差しながら横に向いて誰
かと話をしているようなしぐさを見せた。
声はまったく聞こえない。
離脱後時計を見るとPM4:50分くらいだった。
●結果●
「ハートの2」
バカルーさんへの電話確認によると、PM4:50分ごろ、別に何も起こらなかった
そうである。
★感想★
実験は失敗だが幻覚は楽しい。
(参考記録)「カ9527」
 
 

1999年4月4日 1:20
[EA] Re: 離脱実験第4弾!

バカルーです。

有栖さんの実験は絶好調のようですね。今回の「ダイヤの5」にしても、
それってもう「ダイヤの4」てことでいいじゃない、と思いました。
抜いたはずの絵札をよく見るのは、トランプと言えば絵札の印象が強いことと、
それをあえて抜いてしまったことで印象を強化していることが考えられます。
さて実は私も有栖さんに倣って眠る前に体外離脱を試みているのですが、
全く離脱できません。
 
 

1999年4月5日 2:47
[EA] Re2: 離脱実験第4弾!

有栖です。

> バカルーです。

> 有栖さんの実験は絶好調のようですね。今回の「ダイヤの5」にしても、
> それってもう「ダイヤの4」てことでいいじゃない、と思いました。
> 抜いたはずの絵札をよく見るのは、トランプと言えば絵札の印象が強いことと、
> それをあえて抜いてしまったことで印象を強化していることが考えられます。

私もそう思います。
あと「ダイヤの5」って、私の好きなカードだったりする。(カタチが・・・)

> さて実は私も有栖さんに倣って眠る前に体外離脱を試みているのですが、
> 全く離脱できません。

私は最近の実験からもわかるように、入眠時REM睡眠で離脱することはほとん
どありません。
たぶん一度ノンREM睡眠を経たあとのREM睡眠時に離脱しているのだと思い
ます。
だからバカルーさんも、寝る前に「体外離脱をする」という暗示だけかけて、普通に
眠ったらいいんじゃないでしょうか。
あるいは「金縛りに遭う」という暗示でもいいかもしれません。
 
 

1999年4月4日 21:51
[EA] 離脱実験第5弾!

有栖です。

就寝前の深酒のせいか、トイレ時以外目が覚めることもなく、「今日はもうダメ
かな、そろそろ起きよう」とウツラウツラしていた時、離脱時特有の微弱な振動
を感じたので、振動を増幅し擬似金縛り状態を作り出し離脱に成功する。

離脱体で蛍光灯の上をのぞき込むとカードが見えない。
しかしカードを置いた場所はわかっているので、その場所を凝視してみる。
カードらしきビジュアルが徐々に浮かび上がってくる。
あきらかにトランプであるというハッキリしたビジュアルになっても、カードが
何かはよくわからない。
いろんなカードが見えては消え見えては消えしているのだ。
凝視を続けると、そのうち見えては消え見えては消えしているカードに重なっ
て、1枚のカードが見えてくる。
「9」の数字と九つのマークだ。
離脱後私が見たことを紙に書き記そうとしたが、「9」のカードのマークが何だ
ったかは思い出せない。
「なんとなく・・・・」という漠然とした記憶であったが、とりあえずダイヤか
ハートという意味で「赤の9」と書き記す。

●結果●
「スペードの9」

★感想★
現実のカードは色違いであり、「9」という数字を当てただけなら1/10の確
立で偶然とも考えられる。
ただ、私が離脱中に見た「9」のカードは、“見えては消え見えては消え”する
ビジュアルとは完全に独立したビジュアルとして見えていたので、私としてはそ
のプロセスを大事にして、今後の実験に生かして行きたい。
 
 

1999年4月7日 3:13
[EA] 離脱実験第5.1弾!

有栖です。

ここのところ連日離脱できていたので、もうすっかり離脱をマスターしたような
気になっていたが甘かったようだ。
今日も昨日同様、一度も離脱できずに睡眠を終え、うつらうつらしながら「そろ
そろ起きよう」と考えていた。
その時ふいに「クローバーの2」のビジョンが頭に浮かんだ。
それはうつらうつらしている時によくある、たわいもない「夢」であったが、
「体外離脱は幻覚にすぎないが、潜在意識下で知覚している情報を顕在意識で知
覚するための手段かもしれない」という仮説を建てている私にとっては、たとえ
「夢」であっても見過ごせない情報である。
私は布団の中から立ち上がり、蛍光灯の上のカードを取ってみた。
「ハートの2」!
私はかなりの類似性に気をよくしながら、次の実験のためにカードの束を切ろう
としたが、うまく切れなくて2〜3枚のカードが下に落ちた。
落ちたカードは見たこともない模様のカードだった。
幻覚だった・・・・。
ホントの現実のカードは「ハートの7」だった。

===================================================================

その後も数回実験は続けたのだが、それまでの実験結果と何ら変わるところがな
かったので(ハズしてばかり…)、[EA]での実験報告はしていない。
しかし、この実験のおかげで、もう迷うこともなく、「幻覚」説を主張するこのホーム
ページを作ることができたのである。
 

戻る