体脱中の文字認識パターン

体脱中や明晰夢中に、小さなモノや細かいモノを詳細に観察するのはとても難しい。その最もたるモノが文字である。文字の見え方には大ざっぱに分けて3つのパターンがある。

パターン1
短時間であれば、文字はハッキリ見えるし音読もできるが、あまり記憶に残らず、読んだハナからその内容を忘れて行くことが多い。意識の明晰度が高く、視覚や触覚がリアルで高い現実感を伴う体脱中や明晰夢中に多い。

パターン2
読むというよりはサラッと眺めているだけなのだが、その内容はおぼろげながら理解していたりする。一字一句を丁寧に目で追う、という文字の読み方はできないが、そのぶん感覚的に文章を捉えることができる。意識の明晰度が低く、通常の夢に近い半明晰夢の時に多い。

パターン3
目の焦点が定まらない感じで、文字を視覚的に読むことも意味を読み取ることもできない。文字が動いたり消えたりということが多い。いくつかの文字は読み取れたりもするが、意味不明の文字を発見することも多々ある。意識の明晰度に関係なく、私の体験で最も多いケースである。

これらのパターンそれぞれにつき、「なぜそうなるのか」ということを解説できればいいのだが、変性意識状態の複雑な脳の働きなど私には解説できようはずもないので、とりあえず下に体験例だけ挙げておく。


パターン1
青い布張りの本 2001/01/13
唯一無二の友なりけり 2000/12/30
チューリップ&右脳活性体操 2000/11/06

パターン2
体験例ナシ

パターン3
押せない着信ボタン 2000/12/25
あの高橋尚子ちゃんを… 2000/11/08
気になる貼り紙 2000/10/23


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