脳内麻薬好き好き野郎の超B級体験記 これまでの体験記

マッドマックス軍団とバトル 夢に近い明晰夢  2000/09/27

夢の中、私は広大な田畑の真ん中を通る2車線の舗装道路沿いに建っている白い大きな倉庫の入り口で、1000ccを超える大型オートバイにまたがっていた。オートバイはフルカウルのスポーツタイプで、私はツーリングに出発しようとしていた。

その時、倉庫の前の道路にパトカーが通りかかった。私は「やばい!」と思った。じつはこのオートバイは友人が盗んだモノで、その友人から借りていたのである。私はパトカーが通り過ぎるまで、バレないかどうか不安でいっぱいだった。しかしすぐにその不安はなくなった。すべてが夢だと自覚したのだ。

私は2輪は中型免許しか持ってないので、若いころ憧れていた大型2輪を夢の中で運転できると思って興奮した。しかし私はいつのまにか、映画「マッドマックス」に登場した暴走族のようなファッションをした大勢の男達(約14〜15人)に取り囲まれていた。

私はすぐに理解した。このオートバイは友人が彼らから盗んだモノであり(夢の中でそういう記憶があるだけで、友人がどんなヤツかも知らない)、彼らはオートバイを取り返しに来たのだ。

男達のリーダーらしき濃いサングラスをした背の高い男(190cm以上)が、ニヤニヤ笑いながら私の方へ近づいて来た。こんな事をしてどうなるか分かってるんだろうな〜という笑いであった。

しかし、このとき私も笑っていた。「夢の住人ごときが俺様をどうにかできると思ってンのか〜」という余裕の笑いと、久々に大暴れできるという笑いだ。もし誰かがその顔を見ていたら、永井豪が描く「デビルマン」みたいな顔をしていたと言ったに違いない。私は戦えることに喜びを感じていた。

先に手を出したのは私だった。オートバイにまたがったまま、近づいてきたリーダーらしき男の顔面を右手の裏拳で殴った。男は大袈裟に道路の向こう側まで吹っ飛んでいった。自分でもその裏拳の威力に驚いた。

男達はリーダーを吹っ飛ばされて一瞬ひるんだようだったが、それを合図に大勢が私に向かって来た。私がオートバイを蹴っ飛ばすと、3人の男がオートバイの下敷きになった。私が倉庫の中へと移動すると男達も追いかけてきた。

倉庫の中は様々な工具が置かれていて、自動車の整備工場みたいだった。私は倉庫の中央の広い場所で、追いかけてきた男達を一人づつ相手にした。私は普通に拳で殴っただけだったが、みんな面白いように吹っ飛んでいった。極端な話、手で撫でるだけで吹っ飛ぶという感じだ。

これは非常に不思議な感覚だった。これまでにも夢の中でケンカをしたことは数あれど、パンチやキックが効いたことはほとんどなかったからだ。なぜパンチやキックが効かないのかというと、私は現実にケンカをしたのは子供のころまでなので、人を殴って倒すというイメージがないのである。

昭和の宮本武蔵と言われ、数々の真剣勝負に無敗の空手家、故"大山倍達"氏のように「私の左正拳突きを受けて倒れなかった人間はいない」というぐらい自分のパンチに自信があればいいのだが、私は格闘技は素人であり、自分のパンチやキックには全く自信がない。夢の中でも自信のないパンチやキックはやっぱり効かないのだ。

また、夢の中ではカラダがウマく動かなかったり、チカラが入らなかったりすることがよくあるが、これもパンチやキックが効かない要因の一つである。カラダがウマく動かなくてヘナチョコなパンチやキックしか出せない時、そんな攻撃が相手に効いているなんてとても思えない。そう思ったら、その通りになるのが夢の世界である。効かないと少しでも思ったら絶対に効かないのだ。

そこで、私はケンカをする時は、目潰しをしたり武器で頭部を破壊したりというように、確実に相手に致命傷を与える戦術を取るようになった。現実でも絶対致命傷になると思われる攻撃は、夢の中でも確実に効くのである。

話を元に戻すと、今回のケンカでは相手に致命傷を与える戦術を取らなくても、ただのパンチで相手をガンガン倒せていた。私は楽しくてしょうがなかった。まさにケンシロウかスーパーサイヤ人にでもなったような気分だった。

男達をあらかた倒した時、残った男達の中に黒い皮ジャンと皮スカートの女が一人いることを発見した。直感で初めに倒したリーダーの情婦だと思った。私は女をヤッてやろうと女に接近した。すると女はでっかいスパナみたいなブツを上段に振りかざして殴り掛かってきた。

私は女の腕を掴んでスパナを奪い取り、女のスカートを脱がしにかかった。女はスカートを両手で押さえて脱がされまいと抵抗した。私は女の顔を平手で何度も殴った。すると両手を上げて顔を防御しようとしたので、私はその隙にスカートを脱がしショーツを引きちぎった。

私は女をワンワンスタイルにさせ背後から挿入した。ピストン運動をしていると、最初に道路の向こう側へ吹っ飛ばしたリーダーらしき男の姿が私の視界に入ってきた。どうやら生きていたようだ。頭にマンガみたいなでっかいタンコブを付けていた。他の男達も生きていたようで、ゾロゾロ私の周りに集まってきた。そして私と女を中心にして人だかりが輪のようになった。

私はリーダーらしき男に「まだやるか」という視線を送った。男は「いいえとんでもないです」というようなアイソ笑いを浮かべて首を横に振った。他の男達もみな戦意を消失しているようだった。

私はこれでエッチに集中できると思い安心した。しかし私は背後から感じる殺気を見逃しはしなかった。振り向くと、まさに一人の男が私に殴りかかろうとしているところだった。

私は素早く女から離れて男の顔面を殴った。男は壁の方まで飛んで行った。私は背後から襲って来た卑怯な男にムカついていたので、壁の近くで俯せに倒れている男の頭部をおもいっきり踏みつけた。「ゴギュッ」という鈍い感触がして頭蓋骨が陥没し足裏がめり込んだ。

私は男の頭を踏みつけながら「あっ!いま俺フリチンだ!カッコわる〜」とか思っているところで覚醒した。

アドレナリン度 ★★  ケンシロウ度 ★★★
 


床抜け 体外離脱  2000/09/26

入眠直後に金縛り体脱した。別に狙ったわけではない。偶然である。いつものように窓を(開けずに)抜け、家の外に出た。入眠時ということもあり、あまり覚醒度は高くない。特にあてもなく近所をブラブラ飛行する。しばらくすると廃虚のアパート群という感じの場所に出た。

アパートの壁に、青地に白い文字で書かれた看板がかかっていた。読もうとすると文字がウニウニ動いて読めない。カーッと凝視すると「○○ひかり」と書かれているのが見えた(体脱中は○○も読めたのだが覚醒後に忘れた)。

私はこの陰気臭い場所から離れようと移動(飛行)しているうちに、いつのまにかマンションの一室のような場所にいた。テレビやタンスや冷蔵庫などがある普通の部屋である。しかし人の気配はなかった。

私はそんな部屋に用事はなかったので、開いている窓から外に出た。しかしなぜか出た場所は元の部屋だった。もう一度窓から出たが、またも元の部屋に戻されてしまった。

「空間がねじれて繋がっておるな…」

ふとそんな考えが頭に浮かんだ。私は窓から出れないのなら床を抜けようと考えた。窓に近い壁より床の方が空間がねじれていないと思ったのだ。私は木目がきれいな床に両手をついた。はじめは床の固さが手に感じられたが、しだいに手が床にめり込んでいった。

カラダ半分ぐらい床にめり込んだところで、空間がグルンと回転したような感覚があった。床を完全に抜けた感覚はなかったが、私は元の部屋とは別の部屋にいた。子供部屋のようだった。私はベッドの上に両膝を抱えて小さくなっている少女を発見した。私を見ておびえているようだった。

以下、鬼畜行為に走るので略…。

鬼畜度 ★★★★★  エンドルフィン度 ★★★★
 


赤いUFOと白い幽霊 体外離脱&明晰夢→リアル夢  2000/09/22

ふと目覚めると金縛りになっていたので体脱に成功。しかし視覚は全然働かなくて真っ暗であった。私は夢オフ会に行くため、京都タワーをイメージしながらワープを試みた。視覚が働かないのでワープしたかどうかが分からなかったが、しばらくすると少しづつ視覚が働いてきて、自分がどこかの幹線道路の歩道にいることが分かった。

「あっ!ここは七条川端だ!」(七条通りと川端通りが交差する地点、ようするに京都タワーの近所)私はそんな気がした。視覚はまだまだ曖昧で細部までハッキリ見えていたわけではなく、単純にそんな気がしただけであったが、私は京都タワーのすぐ近くまで来ているのだと思ってワクワクした。

私はもう一度、京都タワーをイメージしながらワープを試みた。京都タワー独特のあの赤いUFO状の展望台がググッとアップになって見えてきた。白い蝋燭状のタワー部分はよく見えなかったので、まるで本物のUFOが接近してきたようだった。

私は「イケそう!」と喜んだ。しかしあの赤いUFOは、それ以上私に接近することなく、私から20mぐらい離れた所でグ〜ンと上昇して離れて行った…というか、私が落下しているようだった。「落ちてる!」と思った瞬間、私は怖くなって覚醒してしまった。今思うと、空を飛べばよかったと思うのだが、覚醒度も低く、すぐには頭が回らなかったようだ。

覚醒した後、しばらくイメージのしりとりで覚醒度をコントロールしていると、私はいつの間にか夢の中にいた。私はサンサンと日差しが照り付けるどこかの海岸で、水着姿の女のコを追いかけていたが、夢オフ会の事を思い出し「こんな事してる場合じゃない!京都タワーに行くんだ!」とワープを試みた。あっという間に、私はどこかの部屋の中にワープしていた。

その部屋は和風の旅館の一室という感じだった。部屋をぐるりと一通り見渡したが誰もいなかった。しかし、私がふと壁に掛かっている鏡を覗き込むと、鏡に白い服を着た髪の長い女が映っていた(ちなみに私の顔も映っていたのだが、なぜか髪型は5〜6年前のモノだった。そのことは覚醒した後で思い出した)。

私が振り返ると、白い服の女がス〜とすべるように部屋の外に出て行くのが見えた。私は「待て!」と言って追いかけた。私が部屋の外に出ると、今度は廊下をス〜とすべるように移動し、廊下の角を曲がって私の視界から消えた。女は死に装束のような白い和服を着ていたが、イメージ的には映画「リング」に登場する"貞子"そっくりだった。

私が廊下を走って追いかけ、廊下の角を曲がると、今度は女が階段をス〜と降りて行くのが見えた。私は「待たんかい!コラ!」と言って階段の方へ走った。この時すでに夢の自覚はなくなり、夢オフ会のことも忘れていたが(ただし視覚や運動感覚は凄くリアルで、アクションも連続していた)、なぜかその女を捕まえて、名前を聞き出さないとイケナイという強迫観念のような気持ちでいっぱいだった(おそらく、夢オフ会で人に出会ったら名前を聞こうと考えていたからだと思う)。

私は階段を降りて行く女の頭を両手で掴まえた。しかし女は、私に頭を掴まれたまま、身体だけ階段を降りて行った。首がろくろ首のように長く長く伸びていった。この時、初めて私の両手に掴まれた頭だけの女と目が合ったのだが、私を見つめてニンマリ微笑む女の顔はとても気味悪く、こいつは人間ではないと直感した。

夢を自覚していない私は、この不気味な女に恐怖を感じたが、とにかく名前を聞くことだけは忘れていなかったので「オマエは誰やーっ!オマエは誰やーっ!…」と何度も連呼していた。結局名前を聞き出すことなく覚醒したが、覚醒する直前、現実のカラダでも「ほはへははれは〜(オマエは誰やーっ)」と寝言を言っていたのは面白かった。

京都タワー接近度 ★★★ 貞子度 ★★★★★
 


夢オフ会 詳報!? 体外離脱  2000/09/20

昨日おとといは入眠時に体脱を目指したが、睡魔に負けて覚醒度を高く保てなかったので、今日は夢オフ会の待ち合わせ時間よりも3時間ほど前に眠り、2期〜4期めかのREM期に体脱を目指すことにした。案の定、ふと目覚めた時に俯せになってイメージのしりとりをしていると金縛りになり体脱に成功した。

私はカラダを抜け出すとすぐに「京都タワー」をイメージしワープを試みようとした。しかしワープを試みるより速く、すでに私はホテルのパーティールームのような場所にワープしていた。今思うと京都タワーの展望台とは似ても似つかない場所だが、この時は「京都タワーに来た!」という満足感があった。

パーティールームには窓はなく、学校や公民館にあるような折り畳み式の長細いテーブルがいくつもおかれていた。椅子はなかったように思う。

私は他に誰かいないかと周りを見渡してみた。すると部屋の隅の方に、西部劇の酒場に登場するような古ぼけた大きな木のテーブルと椅子があり、そこに一人の男が座っていた。私は直感的にモンローフリークさんだと思った。

近寄ってよく見ると、モンローフリークさんは赤と黄色(緑もあったかも)のシマシマ模様のTシャツを着て作業着のようなズボンを履いていた。あまりカッコいいファッションではなかったが、服の上からでもゴツゴツと隆起した胸や腕の筋肉が感じられた。私はモンローフリークさんの横に座った。

「モンローフリークさんですね?」

私が尋ねると、ホンの少し私の方を見てニッコリ笑った。顔はNHKのTV番組「大西部の女医ドクタークイン」に登場する元インディアンの白人(クインの亭主)に似ていて、無造作にオールバックにした髪が肩のあたりまで伸びていた。

モンローフリークさんは、でっかいマグカップを大事そうに両手で抱えて、何かをちびりちびり飲んでいた。私が受け取った印象としては、ハーブティーという感じだった。

「いや〜会えて嬉しいです〜」

私のセリフにモンローフリークさんは相変らず静かな微笑みを浮かべるだけで、ひたすら沈黙を守っていた。私は何か共通の話題はないかと考え、先日見た夢の話をすることにした。

「そうそう、鷹さんってチャールズ・ブロンソンに似てるンですよ〜」

しかし、モンローフリークさんは残念ながらこの話題にも関心がないようで、相変らず静かな微笑みを浮かべるだけだった。私は、たぶんモンローフリークさんは一人でいたいのだろうと思い、その場を離れた。

するとすぐに一人の女性が私の前に現れた。20歳前後ぐらいの凄い美女だった。顔はハッキリ覚えていないが、若いころのエリザベス女王(英国)に似ていた…というか、全体的な雰囲気が非常に高貴な感じがしたのだった。美女は軽く会釈して言った。

「はじめまして有栖さん。私が誰か判ります?」

「え〜と…やちさん?」

私が答えると、美女は微笑みながら首を横に振った。

「じゃあ…みっちゃんさん?」

またも美女は微笑みながら首を横に振った。

「ね…猫ばあさん…ですか?」

美女はニッコリ微笑みうなずいた。私はやっぱり…という思いがしていた。じつは最初にその姿を見た時から、すでに猫ばあさんさんだという気がしていたのだが、掲示板の書き込みでは45歳ということになっていたので、こんな若い美女が猫ばあさんさんであるはずはないと思い直していたのだ。

猫ばあさんさんは私の考えを読み透かしたかのように笑顔で言った。

「この世界では姿かたちは関係ありませんよ。有栖さんも自分の姿をご覧になってみましたか?」

私は驚いて自分の両手を見てみた。なんとなくいつもの自分の手ではなく若々しい感じがした。しかし自分の顔がどうなっているのかは分からないので、どうにもこうにも鏡が見たくなった。私は鏡のあるトイレを探すためにパーティールームを出た。

パーティールームの外は、高級ホテル内の廊下みたいな通路が迷路のような状態になっていて、あちこち探し回ったがトイレは見つからず、結局そのまま現実のカラダに戻されてしまった。時計を見るとAM4:40だった。

夢オフ会の盛り上がり度 ★★
 


エプロン姿のフカキョン 体外離脱  2000/09/16

就寝中、ふと目覚めると体脱フリー状態になっていたので体脱した。覚醒度は低く、家の外に出たところまでは覚えているが、一旦ここで意識(記憶)が飛ぶ。次に意識が復活した時、私は人通りの多い都会の繁華街のような場所にいた。

私はなんとなく「ここは東京だ」という気がした。かつて一度だけ訪れたことのある渋谷の街の感覚に近かったからだ。すぐに私は「東京ということはフカキョンも近いはず!」と考えた。フカキョン捜索を思い出した瞬間、繁華街からホテルのロビーのような場所に移動していた。

このホテルのどこかの部屋にフカキョンが泊まっているのだ…と直感的に思った私は、「フカキョン…フカキョン…フカキョン…」と心の中で呟きながらワープを試みた。ロビーの天井を突き抜けて2〜3階ブチ抜いて上昇したイメージがあった後、私はある部屋にやってきた。

その部屋はホテルというよりは和風の旅館の一室という感じだった。部屋は襖で仕切られていて、襖の向こうにもうひとつ部屋がありそうだった。私は襖を開けた。

フカキョン発見!!襖を開けた瞬間すぐにフカキョンの姿が目に入った。襖の向こうは部屋ではなく屋外で砂浜のような場所だったが、TV番組「フードファイト」に登場するあのエプロン姿のフカキョンが私の目の前にいたのだ。

ただ、顔がイマイチはっきりしなかったので、私はフカキョンの顔をじっくりと凝視した。しかし、今思うとコレがいけなかった…。フカキョンの顔はどこか作り物のような感じで(マイケル・ジャクソンみたいな違和感があった)、私は「コイツはフカキョンではない!」と思ってしまったのだ。

暗示が作用しなくなった幻視が崩れるのは早い…。フカキョンはあっという間に等身大の人形になっていた。しかもデッサン人形のように目鼻もない木の人形である。おそらく私が作り物だと感じたことに反応したのだろう。結局、その後もしばらくフカキョンを捜したが見つからず覚醒…。

とにかく今日の反省点はフカキョンをよく見ようとしたことである。よく見ようとした行為は、フカキョンかどうかをハッキリ確かめようとした行為であり、それは疑いの行為だ。疑いの心を持っていては、幻覚は疑いの心に反応してしまう。私は疑いもなく「異世界のフカキョン」だと信じていればソレでよかったのだ。次回はフカキョンを発見したら、全力で信じようと思う。

フカキョン度 
 


新必殺技! 明晰夢  2000/09/12

夢の中、私は学校の化学教室のような場所で、友人と一緒にインターネットをしていた。ただし、夢の中ではよくあることだが、友人といっても現実世界の友人ではなく全然知らない人物で、夢の中だけの友人だった。

どこかのオカルト系の掲示板を見ていると、私を中傷する記事を発見した。どこで手に入れたのか、私のでっかい顔写真まで掲示して「こいつ(有栖光一)はバカだ〜」というような事がたくさん書かれていた。

友人は心配顔で「おいおい、どうする〜?」と言ったが、私はこの夢臭い雰囲気を察知して「これは夢だから大丈夫!」と言った。「えっ?コレ夢なん!?ウソ〜!」「夢ってスッゲ〜リアルなんやな〜」と友人は驚いていた。私は夢の世界の人間である友人にそう言われたことで、確実に「これは夢だ」と自覚した。

私は現在の第一目的であるフカキョン捜索を思い出したので、化学教室の窓から空中に飛び出した。そこは6〜7階ぐらいの高さで、私が飛び出してきた建物と同じ建物が前方にも見えた。

私が空中でワープを試みると、次の瞬間、ダンスレッスン用のスタジオみたいな場所に出た。「ダンスレッスン→芸能人が来る→フカキョンも来る」という連想により、私は一瞬フカキョン発見に好感触を持ったが、残念ながらそこにはフカキョンよりずっと背の高そうなスレンダーな女性が二人いただけだった。

二人の服装は1人は黄色のボディコン系で、もう1人は長袖のTシャツに綿パンだった。パッと見の印象では、二人は芸能人の卵という感じだったが、どちらも美人だったが個性がなかったので、デビューしても流行らんだろうな〜と思った。

私は自分好みの綿パンの女性を押し倒した。向こうも「いいわよ〜」という感じだった。私は綿パンの左右両方の裾を両手で掴むと、サッと素早く裾を引っ張った。すると、見事に綿パンがスルリと脱げた。

これは、先日(9/2の体験記)ジーンズを脱がすのに失敗していたため、確実に脱がす方法をずっと頭の中でシミュレーションしてきた方法だった。シミュレーションでは、先にズボンのボタンやジッパーをを外すはずだったが、それは忘れていた。しかし、とにかくウマく行った。

ショーツを脱がすのは手慣れたものなので簡単だった。しばしSEX…。オーガズム直前で覚醒。

エンドルフィン度 ★★
 


フカキョンはダメだったけど… 体外離脱  2000/09/10

睡眠中、ふと目覚めた時に体脱を試みるが、覚醒度が高すぎたので失敗。しかし「イメージのしりとり」で覚醒度を落とすと、すぐに体脱フリー状態になったので体脱に成功。

いつものように窓を開けずに窓を抜け家の外に出た。久しぶりに覚醒度の高い体脱だったので、フカキョン捜索のこともハッキリ覚えていた。私はフカキョンの顔と東京タワーをイメージしてワープを試みた。

最近よくワープに失敗していたが、この時は視覚に入っている近所の風景がグルグル回転して消失して行くようなイメージがあり、ワープに成功する時の感じに近かった。しかし、実際にワープした場所は、ウチから150mばかり離れた所にある道路の交差点だった(幻視はそれほどリアルではなかったが、景色の全体的なイメージからそう感じた)。

ワープが失敗したので、私はとりあえず地道にフキョンを捜すことにした。会いたい人のことを想起しながら移動していると、いつのまにかその人のいる場所に移動していることがあるからだ。

道路沿いに10mぐらい移動したところで、歩道の段差に腰掛けている女性を発見した。私は咄嗟に「フカキョンだ!」と思った。髪型というか服装というか、とにかく全体的なイメージがフカキョンだったのだ。私が近づくとフカキョンも立ち上がりこっちを見た。

私は本当にフカキョンかどうか確かめようと、顔をじ〜と凝視した。すると一瞬にして顔が崩れ、パッ!パッ!パッ!と別人の顔に変わっていった。顔が変わって行く途中で、一瞬"浜崎あゆみ"にもなったように見えた。私はすぐに顔から目をそらしたが、視覚そのものが不安定になり、元フカキョンも周りの景色もグニュグニュ〜と歪んだ。

視覚が再び安定すると、さっきの場所から50mぐらい離れた場所にいた(あくまで景色の全体イメージから受ける感覚だが)。ただし、さっきよりずっと夢っぽい世界に近づいた印象を受けた。その場にはお婆さんやたくさんの子供たちがいたのだが、さっきの最初から幻覚っぽかったフカキョンより、はるかに人間臭い感じがした。

子供たちが騒いで何か言っていた。私に何か教えようとしているようで、口々に何か言いながら、みんな同じ方向を指差していた(言葉は全然聞き取れなかった)。子供たちが指差した方向を見ると、赤いスーツを着た美しい女性が立っていた。その女性は艶めかしい視線で私を見つめていた。

「この女性は初めから私を待っていたのだ!」私は直感的にそう感じた。このあたりになるとフカキョン捜索のことは忘れていたし、覚醒度もかなり落ちていたので、思考もかなり直感的になっていた。ただし、あくまで視覚は大変クリアで現実感を伴っていた。

私は赤いスーツの女性とSEXした。幻触も非常に良好で、ドピュッ!ドピュッ!ドピュッ!ドピュッ!ドピュッ!ドピュッ!ドピュッ!…という感じで現実では有り得ないほど長時間のオーガズムを味わうことができた。まだまだイケそう…というところで現実に戻されたが、久しぶりの完全な満足感を伴うSEXだった。

エンドルフィン度 ★★★★★★★
 


教室でエッチ 明晰夢  2000/09/07

私は夢の中で中学生になっていた。放課後と思われる中学校の閑散とした校舎内の廊下を、私は女生徒1人と一緒に歩いていた。

私は女生徒と教室に入った。人は他に誰もいなかった。どうもその女生徒は私の彼女らしくて、今から教室でイッパツやらせてくれるようだった。私達は机を並べ替えてベットの代わりにすることにした。

私が一台の机を運んできて並べた時には、すでに6台ほどの机がきれいにベッド状に並べられていた。女生徒もすでにベッドの上に体育座りで座っていた。私はここで「これは夢だ!」と自覚した。

すでに準備は万端なので、私はベッドの上にあがり、まずは女生徒の制服のスカートをまくり上げた。女生徒は黒いパンティーストッキングをはいていた。なんか私の中学時代のヤンキーファッションみたいだな…と思った。

そう思ったのがイケナかったのか、さっきはストレートのロングヘアで清楚な感じに見えた女生徒が、いつのまにかパーマのかかったロングヘアに変わり、目付きもヤンキーっぽくなっていた。

私はストッキングを脱がそうとしたが、ウマく行かなかった。皮膚にピッタリ密着しているという感じで、指がどこにも引っ掛からないのだ。私はストッキングを脱がすのをやめて破ることにした。

私は女生徒の両膝を開かせ、性器のあたりのストッキングを両手でかき分けるようにして破いた。するといつかどこかで見たエロ写真のように、性器の部分だけポッカリ穴が開いた。パンツは履いていなかった。

私が数秒間アソコを嘗めていると、視覚が崩れ覚醒度もグンと上がったので、嘗めるのをやめて視覚もできるだけ働かさないようにした。触覚はそれほど崩れていなかったので、しばしピストン摩擦運動を楽しんだ。しかし視覚が崩れていたので、エクスタシーは半減だった。

エンドルフィン度 ★★
 


キツい金縛りのリアルな幻視 金縛り  2000/09/05

昼間、自室の座椅子にもたれ掛かりながら仮眠を取っていると金縛りになった。すぐには体脱できないキツい金縛りだった。目を開けると自室の入り口の扉とその周辺が見えた。

扉は、かなりリアルに見えていたので、はじめは現実の眼で見ているのかと思った。しかし、扉をよく見ようとすると、どうしても目の焦点が定まらない感じで、ホンの微かだが扉が前後にゆらゆらと揺れている感じがしていた。私は「これは幻覚だ」と悟った。

しかし幻覚とはいえ、最近の幻視の中では最高レベルで、扉の取っ手やガラスの小窓の模様などがハッキリ見えた。ただし一瞬ハッキリ見えても、特定の部分を凝視することはできなかった。凝視しようとしても、強制的に眼をそらされてしまうという感じだった。

ふとその時、ガラスの小窓に黒い人影が映った。扉の向こうに人がいるのだ。得体の知れない人物の登場に、私は一瞬恐怖した。しかしすぐに「コレは幻覚なんだから恐怖する必要はないんだ」ということを思い出した。

そう考えると、今度は扉の向こうにいるのは凄い美女のような気がしてきた。そして部屋に入ってきて、凄くイイことをしてくれるはず…という気分になってきた。私はいつのまにか「早く来い!早く来い!」と心の中でワクワクした気持ちになっていた。

そしてその時、ゆっくり扉が開いた。ただし扉の開き方は、ス〜と開く連続したビジョンではなく、コマ数の少ないアニメのように、スッスッスッ…と3コマぐらいの動画で開いたように見えた。

しかし、残念ながら美女はおろか誰も部屋には入って来なかった。人影はどこかに消えていた。それと同時に私の金縛りも解けた。この間、約20秒ぐらいだろうか。

今回の体験は、寝ていた姿勢からではその扉を見ることはできなかったので、幻覚であることは間違いない。しかし、もし金縛り経験の少ない人が同じ体験をすれば、「コレは現実だ!」と思っても、全く不思議ではないほどリアルな幻視だった。やはり視点を移動しない金縛り中の幻視のリアリティーは凄い。

幻視のリアル度 ★★★★
 


楽しい性転換3 陰核ズッキン篇   明晰夢?  2000/09/04

就寝中、ふと目覚めた時「あっ!女になってる!」と感じた。女性になっている夢を見ていたわけでもなく、夢を見ていたという自覚すらなかった。ただ唐突に、性転換した自分の肉体の存在を確信した。

視覚はまったくなかった。目覚めたけど眼は閉じたまま…という感じだった。いつも寝ている布団の上に、性転換した自分がそのまま寝ているという感じだった。無理に視覚を働かせようとすると、この世界を壊してしまう可能性があることを私は経験で知っていたので、視覚はそのままにしておくことにした。

私は自分が女性になっていることを確かめるため、股間を右手で触れてみた。 男なら本来そこにあるはずの肉塊はなく、ツルンとした股間を撫でると、指がお尻の方まで簡単に届いた。性転換するといつも思うことだが、長年連れ添った相棒がいったいどこへ行ってしまったのか…まったく不思議である。

次に、私は大陰唇に挟まれたクレバスに人差し指を滑り込ませながら、手を尻の方からヘソの方へと動かした。その瞬間、私は心の中で「うっ!」という声をあげた。股間に痛みとも快感ともつかない鋭敏な感覚を感じたのである。

私はもう一度同じ箇所を、今度はゆっくり触ってみた。人差し指が陰核らしき突起物に触れた。指で押さえているだけで、ジ〜ンとした何ともいえない快感が股間に感じられた。私は突起物を押さえている指を、擦るようにして"ピンッ"と弾いてみた。

「痛っ!!」

私は驚いた。痛みを感じたのだ。まさか幻覚の性器で痛みが感じられるなんて思ってもみなかったが、確かに痛みだった。私はもう一度、突起物を指で弾いてみた。またも同じく痛みが走った。その痛みは生まれてこのかた全く経験したことのない感覚だった。

陰茎の先を爪で引っ掻いた感覚…いや違う…。子供のころ、まだムケてない陰茎の包皮をムリヤリ剥いて、ソレを触わった時の感覚…コレは少し近いかもしれない。

しかし、今回感じた痛みは、子供のころ感じた陰茎の先端の痛みとはあきらかに場所が違う。男でいえば陰茎の根元のさらにその奥という感じで、男の場合、そんな場所にこのような痛みを感じるなんてことはまず有り得ない。本当に不思議な感覚だった。そのあと私は、突起物を軽く指で押さえ、指を小刻みに振動させてみた。物凄い快感だった。

この後は覚醒度がかなり落ちたので、どれぐらいの時間、その快感を味わっていたのか記憶は定かでない。気が付くと現実に目覚め、男に戻っていたという感じである。しかし、おそらくそうとうな量の脳内麻薬が分泌されたのだと思うが、目覚めた後もしばらくは夢と現実の狭間をゆらゆら気持ちよく漂っている…そんな感覚だった。

今回の性転換体験は、最高に気持ちよかったし、本当に女性になったような気分も味わえた。しかし、今この体験を振り返ると、確かに陰核の感覚は、痛みも快感も幻覚とは思えない凄いモノだったが、陰核包皮はなかったように思うし、小陰唇もあったかどうかハッキリしない。まだまだ幻覚による完全な女性器の再現は難しいようだ。

今後は完璧な女性器を再現し、リアルな幻視を伴う性転換体験を目指して行きたい。私は幻覚世界で"レズプレイ"をするのがライフワークなのだ!(笑)

性転換度 ★★  エンドルフィン度 ★★★★★★★★
 


自主規制 体外離脱  2000/09/02

この日の体験記には、人によっては大変不快な気分になる表現が含まれています。あなたは衝動的な性欲や潜在的な暴力願望がありますか。
はい いいえ
 


激闘!ブラジリアン柔術 明晰夢  2000/09/01

夢の中、私は体育館のような場所にいた。半分はウェートトレーニング場で、半分は畳が敷かれた格技場になっていた。

ウェート場に格闘家"桜庭和志"がいた。身体を横にねじった奇妙な格好でダンベルを上げ下げしていた。今思うと物凄く変な格好だったが、その時は、「さすが桜庭選手!格闘技に必要な筋肉を鍛えるために、こんな格好をしているのだ」と思っていた。

格技場では、ブラジリアン柔術のセミナーが開かれていた。たくさんの大人や子供が参加していた。飛び入り参加の道場破りみたいなヤツが、柔術の先生にボコボコに殴られていた。私はここで「これは夢だ」と気が付いた。

夢だと気が付いた私はこの世界では無敵である。私はこの柔術の先生をやっつけて、セミナーに参加しているみんなを驚かしてやろうと考えた。私は先生の前に歩み出て「オレと戦え!」と言った。

先生は「キミは私には勝てないよ、やる気はない」と冷静な口調で言った。先生は私より身長が10cmぐらい低いが、身体は筋骨隆々という感じでガッチリしていた。顔は格闘家"リコ・ロドリゲス"そっくりだった。

私はコレでもやる気は起きないか?という意味で、おもいっきり右手でロドリゲスの顔面を殴った。ガツンという凄い衝撃がした。私の右手はシビレた感じがしているが、ロドリゲスにはまったく効いてないようだった。

ロドリゲスは私の眼を見据えて毅然とした態度で言った、「私は素人を相手にするつもりはない」。この発言に私はおおいにムカついた。まさに私は格闘技の"素人"まったくその通りだったからだ。

私をいったい誰だと思っているんだ!私は異世界からやってきた無敵の超人なんだぞ!私の力を思い知らせてやる!…怒った私は両手でロドリゲスの首を絞めた。ロドリゲスは白目を剥いて後ろに倒れた。倒れても私はロドリゲスの顔を凝視しながら首を絞め続けていたので、幻視は崩れ幻触も曖昧になった。

幻視が回復すると、私は格技場の真ん中にいた。私はセミナー参加者達の冷たい視線を浴びていた。その場にいたたまれなくなって、私は自分の意志で覚醒し、その場から脱出した。

幻覚世界でケンカをすると、いつもはスカッとするのだが、この時は非常に後味が悪かった。基本的に私は格闘技ファンであり格闘家を尊敬しているのに、態度優れた礼儀正しい格闘家を、私は格闘技とは関係のない無敵の力で倒してしまったのだ。今後は売られたケンカだけをしようと思った…。

ちなみに、こんな明晰夢を体験したのは、前々日に格闘技イベント「PRIDE10」を特集した雑誌を3冊も買ったからだと思う。(やったぜ桜庭!ヘンゾ・グレイシー撃破!\(^O^)/

アドレナリン度 ★★★
 


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