マスターOBEーション

じつは私、体脱中にオナニーをしたことが何度もある。「楽しい体外離脱」本編では、野郎のおぞましい行為の話なんか、みんな読みたくないだろうと思って途中まで書いて削除したのだが、体脱中の触覚を語るうえで面白いエピソードではあるので、ここに簡単に触れておきたい。

私が体脱中にオナニーを始めたのは、体脱を始めてすぐのことである。当時はまだカラダ全体の体脱がうまく行かず、腕だけ(しかも肘から先だけ) しか体脱できないことが多かったので、手が動く範囲で掴んで面白いモノと いえば、自分のちんちんぐらいしかなかったのだ。

ちんちんは触るととても気持ちよく、触っていると気持ちイイので勃起してくる。普通に勃起するときもあるし、ちんちんが根元を支点にグルグルまわりながら指のなかでピチピチ跳ねつつ勃起することもある。それはまるで、漫画家 永井 豪 氏の往年の名作(迷作?)「へんちんポコイダー」の変身シーンのようだった(知ってる人いるかな〜)。

手やちんちんに感じる触感は、時間が経つほど曖昧になってくるので、勃起してもかなりフニャフニャ…というか、あまり確固たる触覚はない。これはちんちんだからというより、体外離脱の限界の章に書いたように、触覚は長時間は現れないからだ。

ちんちんをシゴくと、現実以上に快感に敏感で、とても気持ちいいのだが、いつもイキそうでイクことはできなかった。シゴキはじめは気持ちよくても、そのうち快感が鈍ってくるのだ。体脱中のSEXでは何度もイッたことを考えると、やはり“抜きネタ”もなく、自分のちんちんをシゴくだけでは、性的興奮を持続できなかったからだと私は推測している。

結局のところ、オナニーするだけなら現実にする方が気持ちがイイので最近はほとんどしていない。しかしながら、体脱中はちんちんも伸縮自在なため“独りフェラチオ”もできるし(他人のチンポなめてるようでかなり気持ち悪かった…)“バーチャルトランスセクシャルオナニー”もできる(詳しくは楽しい性転換に)。創意工夫によっては、まだまだ楽しい体脱オナニーは可能だ。

みなさんも、体脱した際はぜひ一度お試しあれ!…というか、じつはみんな人に話さないだけで、ほとんどの体脱者はすでに経験済みだと私は思っているけどね。

2001/03/22  

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