【"絵手本"十竹斎画譜から国定教科書まで】 山崎純夫
近代日本の美術教育は、文明開花と共に西洋の方法を全面的に取り入れた西洋画教育
すなわち鉛筆画期にはじまりフェノロサや天心の日本画復興の動きと共に毛筆画期を
経て国定教科書時代に鉛筆、毛筆画期を迎える。大正時代には山本鼎の自由画運動な
どが起こり、そして満州事変以降占領下時代になるまで国家主義的な教育がなされました。
リストに発行順に並べました教科書でこのような流れが見えましたら良いのですが。
絵手本早学び 主な絵手本に関する版行資料 角 熊太
手本というカン違い 林 哲夫