つかさき医院の実習を終えて

　
　私は２年ほど前から、つかさき医院のホームページをよく拝見していたので、実習先と決まった時には驚きました。
　今もこうして自分の文が載っているなんてとても不思議な感じがします。

つかさき医院の雰囲気や、デイケア「シエスタ」の様子、院長やスタッフの方々の人物像など、ホームページ上から想像していたのですが、実際にお会いしてみると、本当にホームページの通り。といった印象を最初に受けました。
　テレビでいつも見ている有名人に会えた時のような心理でした。
何だかつかさき医院のファンみたいですね。
　そのくらい、医院全体が素敵なのでした。

　２週間、主にデイケアで実習させて頂きました。
メンバーさんがとても温かく受け入れてくださったことや、シエスタに漂う独特の「安らぎ」の空気によって、溶け込むのに時間はかかりませんでした。
メンバーさんとシエスタをどんどん好きになっていき、もっと一緒に過ごしたい、と思う中で２週間が本当にアッという間に過ぎていきました。
メンバーさん一人一人がとても魅力的で、毎日通うことが本当に楽しかったです。

実習だというのにこんなに楽しくていいのかしら、と思いながらも、学生として実習させて頂いている姿勢を忘れていたわけではありません。
　デイケアを通して学ぶことは本当にたくさんあって、毎日発見と気付きの連続でした。
もちろん、反省も毎日ありました。
そこから私のPSWになるための勉強への意識がどんどん変わっていき、今までは「勉強しなければ」ならなかった知識や技術が、「もっともっと勉強したい」ものになったのです。

　また、院長をはじめとしてスタッフの方全員で学び合い、精神科医療における日々向上の姿勢で毎日勉強、工夫されておられる中での実習で、学びの意識を大きく持って取り組むことができたように思います。
とても親切、丁寧に指導して頂いて、今は院長とスタッフの皆さんを恩師と仰いでいます。

つかさき医院の皆さんへの感謝の気持ちは、言葉では言い尽くせません。
そしてそれは何ヶ月、何年と経つにつれて、今以上にもっと大きくなるはずです。

院長、スタッフの方々、デイケアメンバーの皆さん、２週間ありがとうございました。つかさき医院が、私が初めて経験した精神科医療の入り口となって本当に良かったと実感しています。

　２週間の実習が、これから先の長い年月、私を支えてくれるものとなりました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（クラッチ）



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