浮世の中、世の中、
自分を取り巻く社会の中、
いい人もいれば、
悪い人もいる
けったいな人もいれば、
面白い人もいる
いいこともあれば、
悪いこともある
ものの本には
清濁合わせ飲むことが
肝心だと言っていたけれど
やっぱり嫌なことは嫌だし
いいことはいいと感じる
浮世の軋轢の中、
僕の心は軋む
僕の心は軋む
これは疲れるよなあ、
僕は瘋癲だし疲れるよ
それだけでも疲れるよ
それでも浮世の中、世の中
苦しみやいろいろな物事に
よって、軋まされながら
僕は生きていくのだなあ
僕は生きていくのだなあ
夏、早朝、目が覚めたときは
静寂の朝の風を開けはなった窓から
感じながら、音楽を聴きながら
本を読む
本を読む
本を読む
涼しい風が窓から
爽やかな風が窓から
心地好い風が窓から
早朝の空気
早朝の風
ああ、猫が瞳を細めて
横になっている
横になっている
強い日ざしの太陽
夏の太陽
アスファルトが焼けている
空気が焼けている
スクーターのシートも焼けている
夏の強い日ざしを浴びながら
その中を愛車アドレスV百で
走り抜ける
走り抜ける
走り抜ける
暑い空気を切り裂きながら
走り抜ける
走り抜ける
僕は走り抜ける
病に落ち込み
病で鬱になり
病で燥になり
煩春であり
煩悶する
僕は未完成な
欠点ばかりの
人間だけれども
言葉や人との
コミニュケーションを
なんとか人並みに
使いこなしたい
病の一言でかたずけられない
精神障害者だけれども
精神障害者なりに人間的に
少しでもいい方向に
成長していきたいと想う
煩悶する人生
それも人生これでも人生
そう、これが僕の人生
質量を伴った暗闇の中
その時間の中で
熾烈な孤独を
強いられようとも
それでも病気と共に、
・・・・・・・・・、
耐えられるか、
耐えられないか、
それでも、俺の後ろには
出来上がったばかりの
道がある、
道があるのだ
ぴちん、
ぱちん、
ぺちん、
猫の爪を切る
ぴちん、
ぱちん、
ぺちん、
嫌がっている
がまんするのだあ、
猫の爪を切る
停滞するな
止まるな
歩め
動き続けろ
歩み続けろ
心配するな
憂慮するな
危ぶむなかれ
停滞するな
止まるな
歩め、歩め、歩め
歩めっ
自動ドアに首を挟まれた
痛かった
断頭台ってこんな
感じなのかなあ、・・・
距離
人と人の距離
人間関係の距離
人との距離の近い人間関係
人との距離の遠い人間関係
僕はまだこの二つしか出来ていない
近くもなく遠くもなく、
そんな距離の人間関係が
出来ていない
黒、白、そして灰色
この灰色にあたる距離の人間関係
課題だ
課題である
ああ、いつになったら人間関係を、
スムーズな人と人の距離が測れる
人になれるのであろうか
ファジー、
ファジーに人と人の距離を保てる
そんな人になりたいなあ
距離
人と人の距離
課題だ
ああ、今日も一日、
生き延びた
生き延びることができた
・・・・・・・・・・、
感謝
雨よふれふれ
清めの雨
神聖な雨
世の中の矛盾や
邪まなものや
腹黒いもの
すべて流せ
洗い流しておくれ
世の中を清めておくれ
雨よふれふれ
清めの雨
天からの清めの雨
風よ吹け吹け
清めの風
神聖な風
世の中の悪を
黒い汚物を
すべて吹き飛ばしておくれ
世の中を清めておくれ
風よ吹け吹け
清めの風
天からの清めの風
風よ吹き荒れろ
雨よ豪雨となれ
風向きよ変われ
川の流れよ、変われ
天よ、神よ、・・・・、
僕は河童とは仲よくできない
合わない、合わせられない
河童とは注意しなければならない
河童は愛想よく僕に接して来るが
心の底では僕を真っ暗な穴に
落とそうとしている
落とし込めようとしている
河童はニコニコしているが
心の中は夜叉である
僕は河童には気をつけることにしよう
また非常に注意しなければならない
僕は僕としては
河童は嫌いだ
不惧戴天の敵だ
注意を怠らないようにしよう
人生、緊張感の連続だ
そして、それが人を進化させる