診療日記(2010, 6, 28更新)





この日記は、医院での診療の様子をお伝えするものです。ホームページを見て、受診した患者さんから、日頃の診察の様子や、医者がどんなことを考えているかがわかると、受診する時の参考になるということで、このコーナーを開設しました。



6月X日


予想通りというのか、心配した通りというのか、
サッカーの決勝トーナメントに進出することになって
ことしの参議院選挙はどうなるのか。
勝ち進んだら、選挙どころではないのかも。
それにしても、あまり選挙の方は盛り上がりませんね。
民主党の議席は減るような感じです。
時々刻々の様子を、インターネットで見ることができます。
便利というのか、何というのか。
興味のある人は、ここで見て下さい。



6月X日


ワールドカップの日本オランダ戦が行われるということで、
街の中を走っている車が激減。
決勝リーグに進出できるかどうかが架かった試合で、
土曜日の夜だったこともあって、
テレビの前に坐った人が多かったのではないか。
私も見ていましたが、
一瞬の隙をついて一点入れられたけれども、
結構五分五分の勝負だったのではないでしょうか。
この調子なら、決勝進出も夢ではないような。
あまり面白いニュースもないこのごろで、
さぞかし日本中が盛り上がることでしょう。
そうなると、決勝リーグは、参議院選挙とぶつかって、
選挙どころではなくなるとの予想だ。


6月X日


国会の混乱の結果、障害者自立支援法改正案が成立しなかった。
民主党は、障害者自立支援法を廃止すると明言していたものの、
立法作業が十分進んでおらず、今後の展開が注視されていた。
あたらしい法律ができるまでの経過措置の法律を作るという話だったが、
民主党の動きが鈍く、おまけに国会も日程的に無理があり、
昨年自民党が提出した議員立法をそのまま使うという手法で
つじつまを合わせようとしたが、時間切れとなった。
民主党が障害者自立支援法を廃止すると言ったのは、
どこまで本気なのか。
なんだか疑わしい話になってきた。
参議院選挙後の臨時国会で何とかするのだろうか。
いかがなものでしょうか。


6月X日


バスの中で、高校生らしき集団が話していた。
「鳩山首相も今度の衆議院選挙にはでないらしいね」
「失業だね」
「金持ちだから、心配ないんだろう」
「まだ、若いのだし、就職活動をしてもらいたいね」
「あの天然さだと、お笑い芸人なんかどうだろう。案外受けるかも」
「関係ないところで、親指を立てたり」
「吉本で修行したら良いんだよ」
「芸名は、ルーピー鳩山かな」
「宇宙人のコスチューム着たりして」
「隠し芸は、ハトのまねか」
「頸を前後に動かして歩くのね」
「吉本は甘くないよ」
「がんばってほしいですね」
「アハハハ」

最近の高校生も怖いなあ。



5月X日


患者さんの集まりで、精神医療の現状などの質疑応答をしました。
出てきた質問は、クスリを10〜20年飲んでも副作用はないのかという話から始まって、
最後の方は、ゴキブリの退治法、ネズミの退治法になりました。
実際に患者さんが困っているのは、そういうこともあるのでしょう。
勉強しなければならないことが増えていきます。

その次の日は、家族の集まりに行きました。
そこで出たのは、障害者自立支援法の話。
それも医療費の話です。
ある患者さんが血液検査をしたら、血糖値があまりに高くて、即座に内科へ入院したそうです。
調べてみたら、抗精神病薬の副作用だったというのです。
収入もないのに、内科への入院で出費もかさむ。
本来精神医療の延長の病気なのに、3割負担はひどすぎる。
なんとか成らないのかという話です。
その通りと思います。
もっと、法律の不十分な点には、声をあげなければということになりました。

それにしても、社民党が連立を離れて、自立支援法の廃止はどうなるのか。
障害者本人も家族もみんな心配で一杯です。
民主党が何とかすると言ったので、裁判もとりさげたのに、新しい法律はできませんということになったらどうなるのか。
口先だけの政治はやめてもらいたいですね。


5月X日


沖縄の普天間基地の問題が、こじれて迷走し続けていると報道されています。
色々な考えがあって、どういうところに落ち着くのかわかりませんが、
自民党の時代と変わらないのではないかと見ている人が多いようです。

この問題について、聞いた中でおもしろいと思ったのは、
アメリカ軍の基地を全面返還してもらって、
そこに国連を誘致するという案です。
まさか国連本部に向けてミサイルを撃ち込む国もないだろうし、
抑止力にはもってこいだというのです。
世界中の人がやってくれば、沖縄経済にも大きな刺激になる。
なるほどと思いました。
基地機能を利用すれば、セキュリティも万全でしょうし。


鳩山首相に一肌脱いでもらうことはできませんかね。



5月X日


最近話題の「シャッターアイランド」を見てきました。
主演のデカプリオがやけに人相が悪いと思ったら、最後に真相がわかる。
いやあ。研究したんですね。
そういうわけで、ねたばれすれすれのコメントですね。

予告編をご覧下さい。


5月X日

私は職業柄、自殺数には関心を払ってきましたが、
最近意外な事実を知りました。


平成20年〜平成22年の月別の自殺者数の増減(警察庁の統計から計算)

平成20年 平成21年 増減 平成21年 平成22年 増減
1月 2,542  2,667   125  2,667  2,502  △165
2月 2,408  2,490   82  2,490    2,416   △74
3月 2,939  3,103   164 3,103   2,898  △205
4月 2,854  3,066   212 3,066   2,493  △573
5月 2,796  3,003   207
6月 2,769  2,857   88
7月  2,652   2,783   131
8月 2,431  2,525 
9月  2,714  2,530  △184
10月 3,092  2,811  △281
11月 2,539  2,522   △17
12月 2,513  2,488   △25


この数字を見る限り、政権交代してから、自殺者が減少していることは明らかです。
自殺者数だけを見れば、政権交代の成果というわけではないでしょうか。



4月X日


最近、仕事場に居づらくなってやめたものの、再就職が難しいという患者さんの話をよく聞く。
ハローワークに行っても、情報を見るパソコンの前に坐ることが難しい。
それくらい、順番が回ってこない。
ハローワークに行って、人混みを見るだけで帰って来るという人もいる。

何とか景気が良くなって欲しいと思います。
しかし、悲観的な話が多くて、がっかりです。


この前は、自動車関係の技術者がうつ状態でやってきて、
仕事の様子を聞きましたが、技術者が派遣になっていて、
その場限りの技術の提供に終わっているので、
企業内部に蓄積が残らなくなっていると言っていました。
トヨタのリコールなど当然のことらしいです。
背景の技術基盤が失われているそうです。
日本の自慢であった技術が次々と海外へ流出して、
昔の繊維、家電に続いて、自動車産業が流失していくのだとか。
ただ、そうなのかなあと聞いていました。


日本はアメリカの後追いが多いという人も居ますが、
アメリカの状況も大変みたいですね。


4月X日


来年になると、ソニーがフロッピーディスクの販売を中止するそうです。
思えば、パソコンを使い出した頃は、バックアップがフロッピーディスクしかなかったのですから、
技術の進歩にはびっくりです。
windows95あたりでは、フロッピーディスクから起動していました。
それからCDになりました。
windows3.1なんて、インストールそのものがフロッピーディスクでしたしね。
私の買った最初のパソコンは、HDが840MBでした。
ソフトを入れると、50MBぐらいしか空きがなかった。
それで動かしていたのですから、大したものです。
現在使っているパソコンのHDは1.5Tです。
容量は1500倍以上ですが、果たして使っているデータの質はどうか。
結局、動画を使えるようになったというだけで、中身の質的変化はほとんどありませんね。
テキストファイルだけなら、今でもフロッピーディスクだけで、十分ではないでしょうか。




4月X日


この前、新聞を読んでいたら、ハンバーガーオリンピックと書いてあったので、
そんなお祭り騒ぎのようなイベントをよくまあ新聞に載せたものだと思ってよく見たら、バンクーバーオリンピックだった。
どうも視力が低下して、読み間違いを起こしたようだ。
昔から、「歯、目、○○」と言って、老化現象の代表なので、しょうがいない。
記録力も低下するので、何事も自信をもって断言することがむつかしい。
なるべくひっそりするのが良いと思っている。

今日は良い天気です。

「露天風呂に吹き込む桜吹雪かな」

今日の作ですが、まあ、そういうことです。


4月X日


民主党になって政治がどう変わったのかわかりませんが、4月に入って、障害者自立支援法の診断書が2年に一度で良いことになりました。
自立支援法の前の精神保健福祉法では、精神科医療の外来公費負担の診断書は2年に一回でしたが、自立支援法になって毎年提出となりました。
そのため診断書作成の労力は2倍になったのです。
その他にも、書類は増えるばかりです。
それがやっと前に戻ってやれやれです。
何のために毎年提出にしたのか、根拠不明です。
全くの無駄な労力です。
法律を作る役人が、現場のことなど何も知らず、法律の整合性だけを求めた結果なのでしょう。
困ったことです。



3月X日


デイケアでのある日の会話。

患者さんA「ビールを冷蔵庫に入れておくと、凍るでしょう。日本酒も凍るんでしょうか」
患者さんB「凍ることもあるんじゃないかなあ。」
患者さんC「ウォッカは凍るんだろうかね。」
患者さんB「アルコール分が多いと、凍らないのではないかな。」
患者さんA「そもそもアルコールは凍るんですか」
私     「アルコールは凍ります」
患者さんA「やっぱり、先生はなんでも知ってるわ」
私     「凍ることがあるから、アルコールと言うのです」
患者さんA、B、C「寒いなあ。アルコールの凍るような寒さや」




3月X日



「ある日の会話」に反論がありました。

「患者さんが困っているというのに、お手上げだというような表現をしているのは、許せない」というのです。

「必要だと思ったら、テレパシーでもなんでも、やってみるという姿勢が欲しい」
「鹿児島のK先生は、遠隔気功をやって患者さんを治している。問題はやる気だ」というのです。
「クスリが駄目だったら、サプリメントとか、ツボを刺激する方法とか、考えたらいくらでもあるはずだ。」
「患者さんの身になろうとしないで、出来ませんばかり言っていたのでは、できるものもできなくなる」

言われてみれば、もっともです。
反省ですね。

そう言えば、昔のことですが、悪霊がついていて眠れないと訴える患者さんに
「部屋の四隅に小皿をおいて、そこに塩をひとつまみ入れておくと良い」と説明して、
「効果があった」と言われたことがありました。
どんなクスリを使っても駄目でしたが、塩で解決。
拝み屋さんに教えてもらった方法です。
食塩では駄目見たいですが。
永続的効果はありませんでしたが、悩みが消えることがあるという感覚は大事です。
ともかく、あきらめてはいけませんね。



3月X日

インターネットにはあまりおもしろい記事はないのですが、

次のような記事がありました。

日本政治再生を巡る権力闘争の謎  カレル・ヴァン・ウォルフレン

その1
その2
その3

中央公論の記事みたいです。



3月X日


ある日の会話から。

(その1)

「先生!うちの子を何とかして下さい。
毎日私を殴るのです。」
「それは大変ですね。
一度ご一緒に来て頂くわけにはいきませんか。」
「そんなことを言ったら、
どういう事だと、いつもの倍は殴られます。」
「う〜ん。では、一度お家に伺って、直接ご本人とお話ししましょうか。」
「そんなことをしたら、どうして、あんな奴を連れてきたんだと言って、
いつもの三倍は殴られます。」
「では、手紙でも出してみましょうか。」
「そんなことをしたら、何をしゃべったのだと言われて、いつもの四倍は殴られます。」
「そうですか。
それなら、今度から毎日の会話を記録しておいて、
それを参考にして、どうしていったらよいか、
ご一緒に考えることにしましょう。」
「先生!そんな悠長なことをやっていられません。
私は、毎日ボコボコに殴られているのですよ」
「でも、あれもだめ、これもだめでは、打つ手がありませんよ。
それとも、テレパシーでも使った治せとおっしゃるのですか。」
「先生!それはよい考えです。
さっそく、今からお願いします。」
「が〜ん」


(その2)

「先生!全く眠れません。何とかしてください。」
「では、お薬を増やしてみましょうか。」
「先生!先生はいつもクスリを増やすのは良くないと言ってるではないですか。
やめてください。」
「では、クスリを変更してみましょうか。」
「今のクスリは、いろいろやって、やっと落ち着いたのに、
変更して、もっと眠れなくなったらどうするのですか。」
「そうか。では、クスリに頼るのはやめて、
お茶を飲むのは夕方以降はやめるとか、コーヒーをやめるとかすることにしましょう。」
「先生!そんなことは言われなくてもやっています。」
「では、寝る前にぬるめのお風呂に入って、暖かい牛乳でものむことにしたらどうでしょう。」
「先生!それでだめだから、クスリを飲むようになったのですよ。」
「う〜ん。そうか。もしかしたら、何か大きな悩みでもあるんじゃないかな。」
「先生!そうなんですよ。悩みがあるのです。」
「そうですか。それはどういうことなんですか。」
「先生!何度も言っているでしょう。全く眠れないのです。」
「そうなると、私にも解決策が考えつかないね。
こういう時は、本人が何かのヒントを考えついていたり、かんじていたりするものですけどね。」
「先生!そんなことがあれば、病院なんかに来ませんよ。」
「もう、打つ手がないな。」
「そこを何となするのが、医者の仕事でしょ。」
「う〜ん。参りました。」


3月X日

ある日の会話から。

「先生!私は確実に良くなっているのでしょうか。」
「そうですね。隔日というより、毎日良くなっています。」
「ということは、確実ではないということですか?」
「そうですね。連続して良くなっていて、一日おきではないです」
「意味が良くわからないのですが、もっとはっきり言って下さい」
「三寒四温とかそういう感じじゃなくて、持続的に変化があるということです」
「でも、確実な変化ではないのでしょう」
「わからないかなあ。隔日ではなく、毎日ですよ」
「良くなっているように見えても、それが当てになるのかどうかを聞いているのです」
「う〜ん。やっぱり毎日だね」
「先生、毎日毎日なんて、たまには、朝日とか読売とか言って下さい」
「なんのこっちゃ」



3月X日


一昨年の年末から昨年の年頭にかけて「年越し派遣村」で活躍した湯浅 誠さんが、
民主党政権の 内閣府参与となりましたが、この三月に辞職しました。
その経過が、ネットに載っています。

細かな内容は直接当たって頂くとして、その締めくくりは、次のようなものです。

「最近、どんな立場になっても、やっているのは結局「隅(コーナー)のないオセロのようなものだ」と感じるようになりました。
オセロでは、隅(コーナー)を取れば、一気に多くの石(コマ)をパタパタとひっくり返すことができます。
外にいるときは中に入ればそれができるような気がし、中にいるときは外に出たほうがもっと思い切ったことができるような気がする。
しかし、おそらくはどちらも幻想で、現実はどこにいようと「隅(コーナー)のないオセロ」なのだと思います。
一気にどんとひっくり返せるような魔法はなく、一個ずつ地道に反転させていくしかない。

 現在、私はそのように思っています。  」

なかなかの言葉と思います。



3月X日

朝の出勤の途中、鴨川に架かっている橋を渡ろうとしたら、
赤い棒を持ったおじさんがやって来て、行く手を遮りました。
見ると、そこらに、自転車に乗った学生やおじさん達が、
通せんぼをされていました。
傍らの電柱の側には、脚立が組み立てられて、その上に映写機が動いていました。
映画か、テレビドラマのロケのようです。
赤い棒を持ったおじさんは、トランシーバーで何か話しています。
「えー。みなさん。もう少しお待ち下さい」
みんなおとなしく、待っていました。
そこに自転車に乗ったおばさんがやってきました。
赤い棒を持ったおじさんは、棒をおばさんの目の前に突きだして、
「しばらく、お待ち下さい」と言いました。
すると、おばさんは「なにすんのよ」と叫んで、
棒を叩いて、先に進みました。
その先には、同じようなお兄さんが、棒を持っていました。
おばさんは「邪魔しないでよ」と怒鳴ります。
お兄さんがひるんだ隙に、横を通り過ぎて、
先に行こうとします。
お兄さんは、すぎさる自転車の荷台をつかんで、引き戻しました。
おばさんは、「やめなさいよ」と大声を出しました。
お兄さんが、驚くと、おばさんはその隙に、
走り抜けたのです。
上の方から、カメラマンの声がしました。
「あ〜あ。しょうがないなあ。やっちゃったなあ」

おばさんパワーすごいなあと思いました。
おばさんの実力行使で、道は通行解除となりました。



2月X日

バンクーバーオリンピックの注目競技のある日は、外来の受診者が減ってしまう。
どうも、診察を受けるより、カーリングとかフィギアスケートの競技を見ている方が、満足が得られるようなのだ。

いっそのこと、誰も来てくれなければ、私も競技を見られるのだが、そういうわけにもいかない。
注目競技を観戦していても、良いところで電話がなったり、呼び出されたりする。
サッカーのテレビ観戦をしていて、トイレに行っている間に、決勝点が入って、試合が決まるようなもの。

最初から、見ない方がましということになる。



2月X日 


このごろ、公務員の杓子定規の態度に腹が立つことが多い。
不祥事に対する市民からの抗議に対して、気持を引き締めているということらしいが、
単に官僚的な傾向を強めているだけのような気がすることも多い。
権力を振り回すことに快感を感じているのではないかと、うがった考えをもってしまうこともある。
笑顔で対応すれば、2〜3分で済むことを、難しい顔をして、規則一点張りを主張すれば、
5時間かかっても6時間かかっても、効果はあがらない。
大変なケースだという事になっている場合でも、もう少し配慮したら問題にならないのにと思うこともある。
役人が、規則を根拠に理屈だけを通そうとしたら、ろくなことにならないだろう。
医療や福祉も分野にもそういう傾向が出てきていて、
以前だったら、こんな現象はなかったのにという気分になる。
世の中が変わっているのか、ただそういう事実を知らなかったせいなのか。
社会全体にゆとりが無くなっているのだろとは思う。
よくわからないが、困ったことだ。



2月X日

昨日の記事を見た読者から、とうとうミッキーマウスのお母さんが現れたのですねと聞かれた。
ミッキーのガールフレンドはミニーマウスだった。
確か、Mのついた名前だと思って書いていて、間違ってしまったのだ。
これは、軽率でした。
というわけで、HPなどで再確認。
ついでに、ミッキーとミニーは生年月日が同じだとか、知らなかったことを勉強しました。
第二次大戦の時に、ドイツのスパイがアメリカ軍の軍服を着て、陣地に入り込んだことがありました。
その時の、見分け方は、ミッキーマウスの恋人の名前を聞くことでした。
マミーマウスなどと答えたら、スパイとして、銃殺ですね。



2月X日

今年もバレンタインデーがやってきました。
何時も定番になっているのは、じゃこ山椒を下さる方。
「イライラ防止」なのだとか。
診察中にイライラされてはかなわないということなんでしょうね。
そういうわけですが、今年のびっくりは、チョコレート色のスリッパ。
診察中にそのスリッパを履くのがよいということなんでしょうか。
というわけで、今年の最も決まったのは、スタッフ一同からのチョコでした。



いかにもスタッフ一同という感じですね。




こちらはマミーマウスとミッキーマウスですね。
どういう意味なんでしょうかね。
う〜ん、むつかしい。




2月X日

死刑について、「場合によってはやむを得ない」と容認する声が85%を超え、否定的な意見を大幅に上回っていることが6日、内閣府の発表した「基本的法制度に関する世論調査」で分かった。
報道によるとそういうことらしい。
死刑廃止に賛成している人は、5.7%だというのだから、圧倒的に少数派だ。
殺人事件もここ十年を見ると、1200件から1450件を行ったり来たりで、特に増えているわけでもないのに、死刑論者が多いのはどうしたわけなのだろう。
日本人の出生率が低下しているのと同じように、何故か生まれてくることと、生きていくことに否定的な感情が強くなっているのではないだろうか。
直接自分は手を下す気持ちはないが、悪いヤツは死んだらよいのだという風潮なのだろうか。
あまりよい気分ではない。
最近、うつ病の職場復帰に社会的に力を入れるようになっているが、一方で、周りが努力しても効果の乏しい場合は、退職させるのが良いという風潮も感じている。
とことん面倒を見ようとか、みんなで支えようと言う考えが薄くなっているのではないだろうか。
世界的に見ると、死刑廃止の方向なのに、日本の現状はどうしたころなのだろう。
平安時代の日本では、死刑がなかったという。
そういう歴史もあるのに。




1月X日

久しぶりで東京へ行きました。
研究会の参加でした。
土曜の夕方に新幹線で上京したのですが、
車中で、富士山が見えたので、携帯電話で撮影しました。
なにかしら風情がある気がしますが、いかがでしょうか。




おわってから、銀座へ出て、地下にあるレストランに入って、オムライスを注文しました。
こんな色です。
うーん。
どこかオムライスなのか。
普通オムライスというのは、黄色いもので、ちょっとケチャップの赤が目立つのですが、これは黒ですね。



何でも有名な店らしく、オムライス1750円でした。



1月X日


新年の新聞に出生率の話が出ていた。



日本は出生数が、死亡数より少ないため、
今後人口が減っていくことになる。
グラフを見ると、ベビーブーム、第二次ベビーブームがグラフに現れていても、
第三次ベビーブームは現れていない。
つまり、団塊ジュニアは子供を産んでいないか、顕著な数になっていないということなのだろう。
今後、人口が増えるという可能性は乏しいのではないだろうか。
新しい子供が生まれてこないと言うことは、社会から活気を無くしますね。
安心して子供うめるような状態ではないということなのでしょう。

まあ、ぼやいてばかりでも元気が出ません。
今年も頑張っていきましょう。



1月X日

新年いかがお過ごしですか。
大晦日の夜に買い物に出かけたのですが、大概の商店が店を閉めてしまっているせいか、
電気も消えてさみしい感じでした。
毎年、大晦日はこんな具合だったのでしょうか。

さて、大晦日の紅白歌合戦にこのHPでも紹介した、スーザンボイルさんが登場しましたね。
歌が段々さえ渡っていて、印象も最初のおばさん的な感じが減っていますね。

ところで、一年の終わりに「夢やぶれて」という歌を聴くというのも、どういうことなんでしょうね。
まあ、何はともあれ、今年が皆さんにとって良い年でありますように。


1月X日

 
新年おめでとう御座います。ことしもどうぞよろしく。
昨年はHPの更新もとぼしく、内輪ネタばかりで、失礼しました。
富士山の話と、タコの話しか覚えていないと言われています。
長年書いていると、また同じ話かいという話題になりがちです。
読者の皆さんの反響があると、筆も進むので、よろしくおねがいします。
今年も言い訳から始まりますなあ。



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