人間は、

 怠けていてはいけないのか。

 ぶらぶらしていてはいけないのか。

 必ずしも働かなければいけないのか。

 働くのが常識なのか。

 働くのが当然なのか。

 働くのが普通なのか。

 ならば、

 働かないのは非常識なのか。

 働かないのは異常なのか。

 働かないのは病気なのか。

 そして、こういうことが、

 世間のあり方なのか。

 社会のあり方なのか。

 それが有無を言わさず、

 そういうことなのか。

 果たして、

 人間が人間を区別したり、

 人間が人間を判断したりすることが、

 この世界では許されているのか。

 そんな裁断をくだしていいのは、

 神様だけだと考える。

 人間を振いにかけたりするような輩は、

 おこがましい、おこがましいと。

 断言する、・・・人間は人間、

 それ以上それ以下ではない。

 

 

 

 僕が、僕の親父に求めるものは

 卑屈なる魂、

 長いものに巻かれない、

 強靱な生き方

 僕の親父が自分の力だけで

 僕を守ってくれたと言うような

 記憶は無い

 それは親父の過去からの

 生き方なのだろう

 そんな親父は嫌いだ

 いいところも無いわけではない

 人間だから、人の子だから

 だけれども、

 そんな親父が僕の親父と言う

 この現実が僕には

 悔しい

 口惜しい

 頑張れ、親父っ

 僕も頑張るっ

 だから・・・、

 頑張ってくれ、親父

 

 

 

 信じるのだっ

 信じるのだっ

 あれほど心に誓ったはずだのに、

 信じると心に誓ったはずなのに、

 信じるのだ、

 肉親を信じるのだっ

 両親を信じるのだっ

 親父を信じるのだっ

 誓ったはずなのだ、

 誓ったはずなのだ、

 なのに、なのにっ

 俺って男は

 俺って息子は

 うおおおおぉぉぁぁあ

 真実など、どうでもいいっ

 信じるっ

 信じるっ

 信じるのだっ

 

 

 

 物を失った、失ったと、

 嘆いている人々よ。

 案ずるな。

 悲しむな。

 その変わりに、神様が、

 違ったかたちのものを、

 失った物の変わりに、

 与えてくださる。

 

 人が離れていった、離れていったと、

 悲観している人々よ。

 嘆くな。

 哀しむな。

 その変わりに、神様が、

 違ったかたちのものを、

 離れていった人の変わりに、

 与えてくださる。

 

 そして、人々よ、

 それを認識確認、

 見つけ出す、気がつくのは、

 貴方方の柔軟な意識の存在に、

 かかつているのだ。

 だからそれがそこが、重要だ。

 常識や固定観念に捕らわれてはいけない。

 感じてそして見つけ出そう。

 

 

 

 ぶんぶんぶん、

 蠅が飛ぶ

 ぶんぶんぶん、

 蠅が飛ぶ

 便器のまわりに

 ウンコがついてる

 ぶんぶんぶん、

 蠅が飛ぶ

 

 

 

 俺の人生はね、

 年齢十五で、

 終わっているのですよ。

 それとも二十歳でかな。

 とにかく、その辺で、

 終わっているんだな。

 あとの俺が生きた年月は、

 苦悩、苦痛、哀しみ、怨み、

 疑い、憐憫、諧謔、差別、

 裏切り、などなど・・・。

 しかしね、それから今も、

 恥を引きずって生きています。

 それは報復をするためです。

 いつか復讐をするためです。

 この国が俺に対して行われた、

 仕打ちを俺は決して忘れない。

 そう、決して忘れない。

 そしていつか、この国に、必ず、

 滅亡の呪いをかけてやる。

 呪ってやるのだ。

 それが今の俺の生きている、

 意味です。

 

 

 

 キチガイひとりで歩いてる

 キチガイひとりで歩いてる

 なんにもいいことひとつもなくて

 それでもキチガイ歩いてる

 妨害ばかり受けている

 味方はひとりもいない

 うそとでたらめの世界の中で

 それでもキチガイ歩いてる

 キチガイ涙を流すけど

 その涙

 その涙は知らない

 誰も知らない

 

 

 

 ALONE IN THE NIGHT

 ALONE IN THE NIGHT

 

 本を読み、

 詩を書き、

 深夜ラジオを聞き、

 深夜テレビを観、

 廉価版のビデオソフトを観る

 そして、そして、そして、

 ただ、ひたすら・・・、

 涙を流す・・・・、

 俺の涙は誰も知らない

 

 ALONE IN THE NIGHT

 MID NIGHT

 

 

 

 親父よ。あんたお客さんに俺の話をして

 「君は親父の背中を知りませんな」

 と言われてあんたは、

 「なにくそっ」と思ったってな。

 確かにあんたが産まれた時は、

 あんたの親父はこの世にいなかったが、

 だからと言ってそれはそういう意味じゃない。

 俺はあんたに命がけで守ってくれた記憶はない。

 あんたはいつも長いものに巻かれてそれで

 長いものと一緒になって俺を迫害した。

 精神病院に強制入院させた。

 この屈辱は俺は忘れない。

 まあ、親が子供を裏切る時代なんだ。

 そういう時代だ。

 俺が言いたいのは、

 親父と言うものは家族を命がけで守る、と

 言うことさ。

 な、親父。卑怯者。

 

 

 

 

 誰か僕の恋人になってくれないかい

 誰か僕の恋人になってくれないかい

 僕は精神障害者だ、

 キチガイの恋人は嫌かい、

 キチガイの恋人は嫌かい、

 気持ち悪いかい、

 気色悪いかい、

 冗談にも程があるかい、

 そうだよ

 僕はキチガイだよ

 だけれどもね、

 キチガイは恋をしてはいけないのかい、

 キチガイは恋をしてはいけないのかい、

 キチガイだけれどもね、恋はするんだよ

 人を好きになるんだよ

 精神障害者だってね、人を

 人を好きになるんだよ

 叶わぬと想ってもね

 嗚呼、この想い、・・・

 キチガイの恋人は嫌かい、

 誰か僕の恋人になってくれないかい

 

 はっはっはっ    自嘲・・・。


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