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林崎小学校 様
制作行程として予定の作業を書くことになるかもしれませんが、とりあえず制作行程を書きます。
********作る前に必ず季節を想定する********
A 模型の大きさのボックスを作ります
1 側面は模型の制作範囲よりも少し大きく切っておきます
2 側面の外側はシナベニア(3mm程度・塗装するため&スチロールが組みやすい)
3 底板は、9mm程度 組み立て用の補強角材はスチロールのなかに収まるように
B *発砲スチロール等高線ブロックの制作 (#40程度)
*紙貼りスチレンボードでも制作可能
1 等高線は出来るだけ細かいほうがいいです
(地図の等高線が細かくない場合は中間を想定して書いて下さい-スチロール板上でもよし)
2 スチロールの納入業者に指定の厚みでスライスしてもらう 入手後、両面#120サンドペーパーを
板に貼ったものでかるく表面のざらざらを取る-接着&トレースのため
3 地図の等高線をトレースする
(拡大コピーをスプレー糊で貼りカットする)
(地図の緯度軽度線を増やしスチロール板に拡大トレースしフリーハンドで等高線を書く
*この場合必ず任意の緯度軽度線の番号を記入する)
C 貼り付け・下地モデリング
1 発砲スチロールの場合-スチロールを溶かさないスプレー糊orエスダインをハケ塗り
2 スチレンボードの場合-木工ボンド
3 等高線の厚みの段差は、削ってスムーズにする (紙粘土で段差をなくすのは進められません)
4 削る場合は、果物ナイフ(カッターナイフは折れて、中に残るので危険です)
その後サンドペーパー#120&240で仕上げる
5 刃物を使わない場合サンドペーパー#80&120&240で仕上げる
6 側面のベニアの輪郭を仕上げとスチロールを速硬化のエポキシ接着剤で接着する
(スチロール面に接着剤を付けないようにする ついた場合は硬化後削りとる)
7 スチロールの穴・溝は紙粘土で埋め紙を貼っておく
8 建築物の基礎は木・紙で作り付ける(少し高めに-理由は地面造形の厚み分)
9 岩場の部分は、紙粘土で造形しておく
D 地面造形
1 速乾木工ボンドに細かい木粉を混ぜ少し固いマーガリン状態にして、下地を隠すようにへらなどで付けていく
*木粉のケバ立ちや付けていく段差は、水の染み込んだタオル・ハケなどで押さえる
*一度に付けすぎないようにし乾燥後また付ける 押さえるためには、あまり水を付けすぎない
*ボンドの中に耐水水性絵に具を混ぜて色を付けておく (仕上げ塗り忘れの場合楽です)
*混ぜる色は、仕上げの色より少しトーンを下げた色
*森の範囲は、けば立ちはそのまま
E 地面仕上げ
1 建築物の基礎・岩場などは彩色まで仕上げておく
2 砂・土の部分にハケむらが出ない程度に水で薄めたボンドを付け、茶濾しなどに入れた砂か土を大目に降らす
3 草地部分にボンドを付け色を付けた細かい木粉数種類の草の表現ができるように境をはっきりするように
手で蒔いていく
4 乾く前に、逆さにしたり/掃除機で吸い取る
5 乾いてから絵を描くように繰り返す
F 森/樹木/竹
******添付のGIF画像を見てください*******
1 市販品(色付きのスポンジ)を使うほうがいいと思います (スポンジから作る方法がありますが)
鉄道模型の店で手に入ります (自作=スボンジに色を付けて細かくすれば使えます/千切るように)
既成品の名前=WOODLAND SCENICS (他のメーカーもあります)
樹木の絡め用=F51 色数種類 (自作=マワタでも出来ます)
低木・草=FC59 色数種類 (自作=木粉・スボンジに色を付けて細かくすれば使えます)
樹木の幹の長さは長めで作ること(ベースへの差し込み分)
2 樹木の幹/枝の銅線のかわりに、枯れ枝・ドライフラワーなど使えます
3 竹の表現は、エノコロクサ/枯れ草/ドライフラワーなど使えます
G 仕上げ/配置
1 樹木の高低差を付けて密度を上げる
2 森・竹林の際はあまり透けさせない
3 彩色は出来るだけ光沢がでないように
!!!!!!!彩色・色付けは耐水アクリル絵の具を使うほうがいいです!!!!!!!!