エンジンの最高出力は時間当たりどれだけ多くの燃料を燃焼させたかで決まります。回転数が同じなら排気量が大きい方が有利ですし、
排気量が同じなら高回転まで使えるエンジンの方が有利です。空気(混合気)の流れを考えると2バルブより4バルブが有利ですし
4バルブ同士ならバルブの有効開口面積(=カーテンエリア)が大きめの方が有利です。短い時間で大量の燃料を燃焼させることができるエンジンとは、
すなわち「風通しの良いエンジン」といえます。
高性能エンジンでは、空気(混合気)はスムーズに燃焼室に入ってスムーズに出てゆくのです。スパークプラグはその時にちゃんと火花を飛ばして点火できればそれで良いのです。
最高出力に関連する要素にスパークプラグ(点火系)は主役として関わっていないのです。
また今どき、標準の点火系/プラグでは最高出力の出る回転域であきらかに失火してしまう...という話も聞きません。高性能プラグや強力な火花を飛ばす点火系への交換で最大出力が大きくアップするとゆうのは原理的に?です。
スパークプラグ/点火系は最高出力を直接的に左右する役所では無いのですから。それでは高性能プラグへの交換は意味のない事なのか?といわれれば、
私の答えは「NO!」です。
プラグ交換遊びをした事のある人にはその理由の説明は不要ですね。工事中です。
「風通しの良いエンジン」...ジェットエンジンなんか風通し相当いいです。
コンパクトで大出力なので最近ビルの地下に動力として設置/使用されてるとこも有ります。追記:
気筒数が多い方が最高出力面で有利といわれるのは高回転型にしやすいからです。
風通しの良さにはカムプロフィールも大いに関係します。