やきものレポート1(香蘭社赤絵町工房)

佐賀県有田町 1998年7月31日


香蘭社の本社の向かいにある、赤絵町工房を訪ねた日は7月の終わりにしては、それほど暑くありませんでした。3年前の陶器市で訪れたことはあるのですが、入り口も開けっぱなし、人もいっぱいで、店自体に対しての記憶がほとんどなかったことから、初めのようなワクワクした気持ちで中へ入りました。


計算されたように窓から見える白い塀までもお洒落な店内でした。夏のウィークデイということもあり、他のお客さんがほとんど居なくて、店員さんにたくさん話しをうかがうことが出来ました。右上にちらっと見える階段を上がると喫茶室になっています。行かなかったのですが、そこから絵付け作業の様子が見られるようになっていることを後で知りました。


当初、女性の方が絵を担当されていて、かわいい食器ということでファンになった方もおられたようでしたと言われていました。人物を描いたもので少女漫画の雰囲気のあるものが2、3見当たりました(十二単のとか‥)。この鳥(千鳥かな?)の柄などが最初に見ていいなと感じさせられた赤絵町工房のイメージに近いものですし、私もかわいい食器ということで惹き付けられた一人ということになるのでしょうか。


せっかくなので一組しか持っていないモーニングカップを買うことにしました。本当は上の鳥の柄のものが欲しかったのですが、作られていないということで、魚の柄のモーニングカップにしました。(使用の感想などはコーヒー碗のページに)


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