忠次舘は明治27年に深川製磁を設立した深川忠次を偲んで命名された焼き物博物館ということで、深川製磁の秘蔵のコレクションが展示されていました。一番奥に展示されていた金色鳳凰紋大壺とかなんとかいう大きい壺は20世紀初期の海外の博覧会で高い評価を受けたものということでした。台の上に置かれているため4〜5mはあるかのようにそそりたつ金色の壺からは単なる磁器の芸術品というより建築物に近い感じですばらしさが伝わってきました。100年前、海外に送り込まれた高品質で精密無比な陶磁器が日本に対するイメージを大きく変えたことは想像に難くないと思います。中は撮影禁止ということで、画像を紹介できないのですが、あの壺のすごさは写真では伝わらないように思います。近くに行かれたときには実物をぜひ確認してください。追記:絵柄の一部が深川のホームページで紹介されています。
後日、お土産を買うために再度、瓷器倉に行きましたが。この日は晴れて、すっかり夏でした。
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