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 ひとしちゃん

大会結果  

99信越関東地方ARDF競技大会  報告
平成11年5月30日(日)
長野県小県郡真田町 菅平高原
競技時間 130分
高低差200mに足がガクガク

 いつものように自宅出発が遅れて午前1時となってしまった。途中で2時間半ほど仮眠をとり、受付開始直後頃に到着予定をしていた。しかし、ガソリンが残り少なく途中でガス決は確実。給油しようとしたのだが、最後のサービスエリアのスタンドも須坂長野東IC周辺のスタンドもまだ営業をしていなかった。やっと8時過ぎに営業を始めたばかりのスタンドをみつけて給油。集合場所に着いたのは受付終了時間直前であった。信越地方と関東地方共催だが選手が多い、配布されたパンフレットによるとエントリーは丁度100名。

 スタート地点は集合場所から1.5km離れた菅平高原スポーツランド「サニアパーク菅平」。ここは5月21日にオープンしたばかり、22日にはオープニングイベントの5kmマラソンに有森裕子さんが参加したことが報じられていた。今日もオープニング記念高校選抜親善サッカー競技がおこなわれていた。(ちなみに、このリポートは管理センターのロビーで快適に書きました)

 競技用地図は東西5km、南北3km(実際のTX設置は東側3分の2の範囲)、長野県OL協会作成「信州菅平高原」を修正してカラーコピーしたもの。スタートは地図の中央から東寄り南端、フィニッシュは北へ1.2km地図の中央付近。さらに北の端に給水ポイントが設置。給水ポイントが北の端であることに対していろいろと憶測を述べる選手たち、「近くに全員が探査対象のTX1があるかも」、「これは引っ掛けかも」。他にスキー場があるので「全部スキー場の山頂にあったりして…」(本当にあるとは!)、制限時間の130分に対して「難しい設定なのか、それともタイムオーバーにならないようにサービスだろうか」。いろいろと憶測を述べるのもARDFの楽しみ方の一つではあります。

 スタートのTXモニター用トランシーバーからはTX4にノイズが含まれているので一番遠いか、山陰に設置と予想。受信開始後は、TX2、TX3が東に、TX1が真北のスキー場の山、TX4がその西側の山と判断。まずは東へと走る。

 睡眠不足で走るのが辛いが、19分後にTX3を順調にゲット、好成績が期待できそうと気を良くする。ところが次のTX2のアプローチで苦労することに。200m以内であることは確実なのに方向の特定ができなくて時間が過ぎるばかり。あきらめてTX1へ向かったが、山の登り口でTX2の方向がはっきり出たので再びTX2へと。TX2ゲットに33分もかかってしまい、全部探査できても優秀な選手が集まっているので順位がかなり下がってしまうことになった。

 次のTX1のある山はスキー場なのでゲレンデを走る(歩く?)選手の動きが見える。ゲゲッ、みんな山頂に向かっているではないか。山頂は標高差約200m、あ〜ぁ。登るのに疲れたようで、多くの選手が山頂にとどまっており、TX1の位置が容易に推測できる。TX2から15分で標高差200mを登りきってゲット。最後のTX4は給水ポイントを目標にしてリフト沿いにまっすぐ走り降りる。ひたすらまっすぐ走ったので脚がガクガク、最後にはブレーキがきかない。給水ポイント近くにあって欲しいという期待は外れて、やはり西側の山の中腹に。スタートからは山陰となる50mほど登ったところで14分でゲット、集合場所近くのフィニッシュへと向かう。

 結果は1:34:05で39名中の12位。TX3近くの道は碁盤の目状に直交しており、ゲット後に進んだ道よりも一つ西の道であれば、TX2を容易にゲットできた可能性が高い。どちらの道を選ぼうか悩んだのだが、TX2を15分でゲットできておれば4位であったろうに残念だ。でも、強豪相手にこの成績であれば上出来と喜んでいます。なんたって関西選手では1位でしたから(関西からは私だけ参加でしたが…)。

 閉会式はレストランを借り切って開催。後援のナガノトマトから提供の野菜ジュースを飲みながら(給水の水は(株)シャトレーゼから提供、自宅近くにシャトレーゼの直売店がありますから宣伝になったと言っておいてください)、信越地方と関東地方の選手がそれぞれ全日本大会選手結団式として優勝めざしてシュプレキコールをおこなう。他にもいろいろと提供の品があり選手や役員に配られる。長野はこれが楽しみの一つですね。

 解散後は韓国大会のために144MHzAMと3.5MHzの練習会。JF1RPZ出田さんから海外大会の一般的説明などがおこなわれてから受信練習。みなさん元気がありますねぇ。

大会結果  


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