トップページへ   ARDF目次へ   今年の目次へ   ←戻る
 ひとしちゃん

大会結果  

99東海地方ARDF競技大会 報告
平成11年10月17日(日)
岐阜県恵那郡坂下町 椛の湖ふれあい村
競技時間 140分 スタート10:15 天候:はれ

TX1の風景  10月上旬まで長く続いた残暑も終わり、スタート前は寒くなく、競技中は暑くないという最高のコンディションで競技がおこなわれた。最後の地方大会とあって、全日本大会への調整、あるいは参加資格取得の最後のチャンスと賑やかな大会となった。

 競技範囲は西にやや傾いてひしゃげた瓢箪(ひょうたん)形。南北が3.9km、北部の東西が最大1.7km、南部が2.3km、中央部の細い所が1.0km。スタートは中心位置から東南東に寄った所で、フィニッシュはそこから南へ370m。

 スタートラインは北北西で北部だけで全てのTXが設置可能な広さだが、フィニッシュが南にあるから南部にも設置の可能性がある。救護・給水地点が北西1,100m地点だから、まずは北に進んで間違いないと判断。
フィニッシュ後のコメントは「肩がこった!」
JF1RPZ出田さんは子供を背負って参加。これで時間内に全てゲットとはさすが!

 スタート後、受信開始地点の先の林を抜けて道路に出て受信開始。ちょうどTX1が北北西から強力に入感、東端の道を北上して山に入る。750m圏を抜けるまでの受信ではTX3が弱くて方向の確定ができなくて南部の変な所にあるかもしれないと考えたが、他のTXは全て北部と判断。TX4はTX1の先、TX2は西方向で西側3分の1は民家と道路がある開けた土地なので楽に走行できると考え、1→4→2の順に周ることにした。

 TX1があると予測した750m圏を超えてすぐの所でTX4が急に強くなったので少し戸惑ったが容易にTX1をゲット。更に北北西に伸びる小道を選んでTX4に向かうが、この途中で弱かったTX3がやや強くなり、TX4の先であることがわかった。TX4から先は明確な道はなくなったが、山中の大部分が走行・通行容易な森だったのでひたすらTX方向へ直進。北西へ直進を続け競技範囲の北端近くでTX3をゲットし、最後のTX2目指して真南よりやや西へ直進あるのみ。行き過ぎるなどの無駄な走行が極僅かだったので、強豪を相手にJR0AIJ新井さん、JA7EWX西内さんの別格の2名に次ぐ3位となることができた。

全てのTXが山中に設置  TX配置はスタートから見てTX1北北西760m、TX2北西1,420m、TX3北北西2,200m、TX4北北西1,670m、TX5北西1,220m。最適順は1→4→3→2→5または1→4→3→5→2。開会式での説明のとおり全て山中にあり、山中は適度の起伏があって離れた所からポストを発見できるところはなく、受信強度も場所で変化するので楽しめるゲレンデであった。

 全TXが北部にあったわけだが、フィニッシュがスタートより南に位置するので最後のTXをゲットしてから直線で1,700mも走らなければならないのが苦しかった。また、走行・通行容易の森だったのだが、地面は柔らかく倒木が多くて走り辛かった。山を抜ける直前には倒木の枝に脛をぶつけてしまい負傷、タイツの裾が破れてしまい数日間痛みが残った。さらに、最後のTXをゲット後に地面に張ってあったPPテープにつまずいて転んだ。認識はしていたのだが疲れてしまって思ったほどは脚が上がらなかったのだ。各TXゲットを5分短縮したとしても、優勝の新井さんには追いつけないのですからまだまだですね。


東海地方YL選手入賞者 [運営メモ]
 競技地図は第11回全国スポーツ・レクリェーション祭「スポレクぎふ’98」のオリエンテーリング大会で使用の1万分の1地図。
 フィニッシュ後は車で開会式場所(スタート直近)へ誘導して拘束。ただし、駐車場へ行く選手を止めることはせず、やや緩やかな拘束となった。
 私のスタート前には競技周波数にてラグチューがおこなわれて、1局の電波で完全に消されたが、スタート後は混信を感じなかった。

大会結果  


 トップページへ   ARDF目次へ   今年の目次へ   ↑ページ先頭へ   ←戻る