競技範囲は東西１km足らず、南北1.5kmで東３分の１が山になっている。山と言ってもＴＸが設置されていた玉手山公園は標高差50ｍほどしかない。ただし、急坂で山頂近くまで住宅が密集している市街地である。
狭い市街地ということから競技時間が90分に設定されていたが、これはかなりプレッシャーを感じさせられた。山地でないのに惑わされる反射もあった。だが、一番の難関は暑さだった、競技が終わってから温度計を見たら33度であった。スタートまで橋の影で休み、その間に水筒の水を半分も飲んでしまった。競技中に水筒が空になってしまい、自販機で購入したウーロン茶を手にしてフィニッシュしたのだった。
スタートは北西の端でフィニッシュは南へ600ｍの集合場所で、どちらも河川敷。ＴＸ１は東南東780ｍ、ＴＸ２は南東1,000ｍでこの２つが玉手山公園内のピーク付近に設置。ＴＸ３は東南東1,300ｍ、ＴＸ４は東南東1,100ｍでＴＸ５が真南900ｍの河川敷に設置されていた。最適順は１→２→３→４→５だろうが、ＴＸ１は真東の山にあると錯覚してそちらに向かってしまった。ＴＸ１を追い込んでいくが当初の予想地点からどんどん南へ離れていって玉手山公園内にはいってしまった。そこで審判を先に見つけて、なぜかＴＸ２をゲット。さらに南へ進んで公園の外でＴＸ３、ＴＸ４をゲット。
残りのＴＸ１目指して住宅地を北上すると、750ｍ圏に入った所で玉手山から強力に入感。山上へ向かう階段が近くにあったので、そこから再び玉手山に登り雑木林を抜けたら尾根道にＴＸ１があった。
ＴＸ１で手間取ったが結果は関西選手の２位になり全日本大会の出場権を得たのであった。１位より14分遅れたのはＴＸ１の特定に最後まで苦しんだことで玉手山に２度も登っり、各ＴＸゲット後に１ラウンド待たざるを得なかったからによる。