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ひとしちゃんのがらくた箱

競技結果

2000東海地方ARDF競技大会 報告
平成12年9月10日(日)
三重県阿山郡大山田村子延 そうぞの森「さるびの」周辺
競技時間120分 スタート10:30〜10:45 天候:はれ

 今秋初の競技会であるが、暑い夏の影響で身体も頭もまだ夏ばてモードで、当日の出発前に集合場所を確認して経路を考えた状態。会場は三重県だが自宅からは近くて1時間30分ほどで到着した。

競技地図とTX配置  地形は平野部が1.5km角ほどの盆地で各TXは山すそ付近に設置。地図の範囲は東西3.6km、南北2.5kmだが設置は中央付近。スタートが中央北端で、スタートから見てTX1:南西1,740m、TX2:南2,010m、TX3:南1,120m、TX4:南東1,040m、TX5:南西890m、フィニッシュ:南南東330m。ちょうど一辺が1.4kmの正方形の各頂点がS−4−2−1、辺S−1の中点が5、正方形の中心が3という配置。

 スタート後は南に進み、小山を挟むようにして南西方向からTX1、南方向からTX2の2つが強く入感するが地形の状況から右回りに進むことに。TX2に向かう途中でスタートからは山陰のTX4が強まり位置が東端だったのでこれを15分、更に20分でTX2をゲットと順調に進む。

 TX2は山すその用水池近くにあり、堤上で受信すると障害物も無くTX1、TX3がきれいに測向できた。次はスタートからは小山の山陰となる正面のTX3に向うことにする。ところが、TX3近くの給水ポイントで冷茶を飲んでいる間に意識が乱れてしまい、今アプローチしているのがTX2だという、とんでもない思い違いをしてしまった。

 強く思える小山の山頂に向かうが、少し登ると下から聞こえる。給水ポイントに戻ると小山の反対側からの反射(これが本物なんだってば)の方が強くて悩み、周辺をうろついているうちに怪しい林の中に入ると、思わぬTX3を発見して納得できないままゲット(まだ誤解に気づかない)。最後のTXに向かうのだが、どのTXが残っているのか混乱したので、チェックカードをみたらTX2は先にゲットしていたことを気づいた。この失敗で約20分も無駄にしてしまった。

 最後のTX1をゲットしてから、探査不要のTX5の近くを通過していることを確認しながらフィニシュに向かうが、TX3での失敗が響いて570m手前でタイムリミット。ポカが無ければ2位以上の可能性があったのだが、OMクラスに5個探査者は無く、4個探査者は全クラスで5名だったので内容は悪くないと納得しよう。

 大会本部ではJARL開設アマチュア無線局JA2RLの記念運用を実施。ところが、無線機の電源コード(AC100V)を忘れてしまったので、急遽ケースを外してコードをハンダ付けして使用するというアマチュア的機転を発揮して無事に運用。
 競技中は好天(一部の選手は局地的豪雨に合ったそうだが私は雨に気づかなかった)で、残暑もきびしかった。しんどくてしゃがみこむことも何度かあり、熱中症直前の自覚症状であった。フィニッシュで配られた飲料は一気に飲み干し、飲料を冷やすための氷のかけらを何個もかじって食べた。冷たい氷を平気で食べられたということは、体温がかなり上昇していたものと思われる。

 競技範囲に自治体開設の大山田温泉「さるびの」があり、競技後に入浴できるよう入浴券が配られ、大山田温泉福祉公社より副賞の提供があって、入賞者に入浴セットなどが贈られた。昼前後は大型バスも何台か停車しており、この付近にはここしか娯楽施設が無いのかと思うほど混雑していた。入浴料はタオル付で800円、自治体開設では高い部類である。

大会結果  


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