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ひとしちゃんのがらくた箱

競技結果

2000年中国地方ARDF競技大会 報告
平成12年10月22日(日)
広島県賀茂郡大和町箱川 白竜湖周辺
競技時間120分 スタート10:00〜10:20 天候:くもり

競技を終えて記念撮影  全日本大会まで3週間、最後の地方大会となったこの大会に全日本大会出場資格取得と最終調整のために西日本の選手が集まった。白竜湖と呼ばれる椋梨ダム湖周辺が会場。JM3VEC近藤さん曰く、「広島空港での全日本大会と同じ」。確かに細長く横たわるダム湖は滑走路と同じで立入不可能、南北の移動は外周を回るか橋を渡ることになるので空港地下道に該当する。

 地図の範囲は広いが、少し山に入った部分は競技区域外の表示がしてあり、東西3.5km、南北500〜1000m幅の渓谷の平地部分のみを使っている。急な上り坂は白竜湖外周道からのスタート・フィニッシュとなった広島青少年スポーツセンターへの進入路程度。
 スタート・フィニッシュは競技範囲中心と西端の中間位置にあって、750m円を描くと西側に500m角でほとんどがダム湖となる競技範囲が僅かに残る。東側は全てのTXを設置できる広さがあり、細長い競技範囲でスタートとフィニッシュが同じであれば東西を移動するのには戻ることになるので、4個以上設置確実な東側を先に狙うことを決める。

 スタートして受信開始地点となった白竜湖南側外周道に出てそのまま東に向かう。西側に1個設置してあり、全員の探査対象となるTX1であった。渓谷だから反射波を心配していたが強くは感じず、受信開始地点からは山陰となるTX4もきれいに方向が出ている。TX4、TX2、TX3の順に順調にゲットし、道の駅を経由して西側へ向かう。途中で林の中にTX5を確認するが、TX3には選手が集中していたので接戦となっていると思われるので、ロスを作らないためにゲットせずに走り去る。

 西側に向かう途中で後発組のJH5LYW三好さんに追いつかれる。勝てないことは確実であるが、離されないように数百mは付いていったが走力の差は歴然でやがて姿が見えなくなってしまった。それでも、3位とは1分30秒差で2位になったのでこの走りで確実なものとなったと言える。ただし、いつもなら翌日に感じる筋肉痛がフィニッシュ後に痛くなったので、私にとっては限界を超えた走りであった。

 青少年スポーツセンターに昼食が用意されており、きのこごはん(松茸が入っていたかは不明)とトンカツ(たぶん・・・)。疲れた身体で薄くて堅い(香ばしいとも言う?)トンカツを咀嚼(そしゃく)するのは大変で顎がだるくなる。でも合宿での食事のような(そのものだが・・・)懐かしい味で楽しめたものとなった。

競技用地図とTX配置 ところで、広島へは深夜に自宅を出発して高速道サービスエリアで2時間ほど仮眠。目覚めて売店に行くと香川のメンバーが朝食を終えたところで、三好さんが来年から地方大会が開催されなくなることをぼやいていたとか。私は走力は別として睡眠不足気味の方が精神的にハイになって好成績であることが多いが、今回は度が過ぎて帰りの高速道は居眠り運転。ふらっと第2車線に寄ったところで後ろからクラクションを鳴らされて香川のメンバーに追い抜かれた。これで目覚めてサービスエリアに入り、食事と仮眠をとって無事帰宅したのであった。

 スタートとなった青少年スポーツセンターへの進入路途中の展望台からの位置は、TX1:西1000mダム西側、TX2:東1900m、TX3:東北東1920m、TX4:東南東1180m、TX5:東950m道の駅「よがんす白竜」西側の道を隔てた林内、フィニッシュ:南100mスポーツセンター広場。

大会結果  


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