無料法律相談に関する実績について

はじめに
 当職が無料法律相談を本HP上で開始してから約8か月経過した。
 当初の心づもり通りに、全部に回答することはできなかったが、この実績を公表することによって、この「無料法律相談」を利用しようか否か迷っている人には、参考となる指針を提供することができたら、幸いである。

 

具体的内容
1 相談件数等について(H15.2.9現在)

 (1)相談件数    44件
 (2)うち当職回答数 42件
 (3)うち当職受任数  2件
 ※件数は、人数ではない。1件で同時に5人の事件を受任したこともあった。
 ※地域は、北は北海道から、南は沖縄まで、全国から。

2 事件内容について

  多いのは、債務整理、親族(特に離婚にまつわる問題)、労働問題等。
  インターネットにまつわる法律問題あった。

3 回答できなかった事件について

  当職的には、詳しく書かれすぎていて、すぐにメールで返事できるレベルではなかったものや、法律論を外れていると思われるもの、正しいメールアドレスや氏名等のデータが記載されていないもの。

4 受任に至った経緯について

  だいたいは、相談に答えているうちに。
  その中でも、弁護士会の法律相談に対する不満を述べたものが複数あった。
  弁護士会の法律相談は低額(30分5000円)で利用できるのは良いが、弁護士を選べないため、不安という気持ちがあると思われた。
 (大阪弁護士会のHPを見てメールを送付して頂き受任に至った件でも同様の感想)

今後の課題
1 完全回答は可能か?

  何故か来る時は立て続けに来るので、無料の限界があることを感じた。できる限り、努力するが、1週間〜10日以内に回答できない時は、諦めて欲しい。
 (なお、回答した42件の投稿から当職の回答までの平均日数は、5.24日。最短は0日、最長は20日である。)

  但し、メール自体は読むようにするので、できる限り回答して欲しい時期や、切迫度、受任の要否等を記載して頂きたい。
  特に、受任の必要がある場合は、その旨も記載して欲しい。

  なお一層、当職側も努力が必要と考えるが、時間的限界があることは、お許し頂きたい。

2 無料が良いのか?

  迷うところである。もしも当職が若干なりとも金銭を頂く話になっていれば、「仕事」として完全回答する義務があるのであろうが、正直に告白すれば、逆に、無料であるが故に、どこかで後回しになる傾向がないとはいえない。

3 今後の相談者へのお願い

 (1)当職は今後もできる限り誠実に回答することをお約束します。
 (2)しかし、様々な限界があることだけはご理解下さい。
 (3)緊急性がある場合等は、メール等にもその旨をご記載下さい。また、当職所属事務所HPなども参照された上で、お電話でお問い合わせになられた方が良いかもしれません。
 (4)相談される場合は、本HP記載や上記所属事務所HP等もご参考の上で、お願いします。

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