チベット佛教探訪の旅
 
8月20日(月)
チベット佛教探訪の旅に出かけました。
関空発 10:00 中国国際航空機で北京へ
北京着 12:10
乗り換えて成都へ
成都着 18:30
食事をして成都錦江飯店ホテルへ

1日目は無事終了
 
21日(火)
6:00 起床
8:00 再び中国国際航空機でラサ空港へ
9:50 ラサ・ゴンカル空港(3500b)に到着
一気に、3500mの高地の空港へ


青空が最高

問題が起きた
一行中 小林さんの荷物が空港に着いてない
北京の空港で積み忘れていたらしい
他へ行ってなくて良かったが
ここチベットまで送ってもらわないと
次の便に乗せるとの連絡も空振り
添乗員(道家さん)の機転で ラサの町には届いたが
2日間小林さんには着替えがなく
気の毒なことをした
 
(高地に慣れ)高山病予防のため
専用バスで200m程低地の
ツェタン(3400b)に移動
途中で警察?の検問を受ける
免許書偽造等の犯罪が多いとか
1時間くらいかかったかな・・・・
 
今夜はここ「澤当賓館」で1泊の予定
昼食の後 少々ホテルで休息の後
寺院参拝へ
 
チベット最古の寺院と言われている
タントウク寺院へ

この頃からちょっと体がだるくなってくる。高山病かな?
タントゥク寺(昌珠寺)は高い山の上
青空に白い壁が美しい
ざっと50b位いの上り坂
歩いてはとても無理そう
馬に乗って参拝することにした
初めて乗馬する人もあり 不安が一杯
 
「良かった 馬でお詣りできて 歩いてなんてとんでもない」
それでも 初めての寺院参拝
まだまだ元気
 
お寺の裏山で山頂に
たくさんの五色の旗が飾ってあった
これは 五大(地・水・日・風・空)を表している
その前で
みんなで 日本風「散華」を行い
記念写真
 
初代チベット王が降臨して建てたという伝説がある
ユムブ・ラカン見学
中の装飾がすばらしい
 
翌日22日(水)
ヤルツアンボ河を渡ってチベット最古の僧院
立体曼荼羅のお寺サムイエ寺に向かう
途中までは舗装道路が続き快適な移動
それからが大変
途中 道を横切る橋のない川を渡り
がたがたの未舗装道路をほこりを立てながら
3時間ほど走る
 
遠くに冠雪した山が見られた
周りの山は遠景ではきれいに見えているが
砂漠化が進み 砂が道まで押し寄せてきている
 
ようやく 到着

ここは 東西南北に赤・白・黒・緑のスツーバ(塔)が建てられている
これは 四天王をお祭りした塔である
 東(持国天王) 西(廣目天王) 南(増長天王) 北(毘沙門天王)
堂内も 仏様を中心に 極彩色の神々と
四天王が お曼荼羅の如く祀られていた
 
もとがたがた来た道を ツエタン戻り
ラサへ向かう
 
番外の 摩崖仏を見学

周りに白い切れが引っかかっている
聴くと
「石を包んで岩に向かって投げ 止まると願いが叶う」とのこと
早速挑戦 2投目で成功・・・よかった
コスモスのきれいな街道と 黄色いなたね畑の中を ラサへ

 
3時間あまりで到着
初めて見る ポタラ宮殿 すばらしい・・・・・・・
見学は明日だけれど 前の広場で記念写真
今夜は 宮殿の見えるレストランで夕食
明日は いよいよポタラ宮殿見学
 
 
23日(木)

8:30には入場門へ
既に見学の行列が出来ている
世界遺産「ポタラ宮殿」1日2000人の入場制限が行われている
午前9:00入場
門から170段の階段を登り 宮殿に
高山のためか 一歩一歩の足がなかなか出ない
少し登っては休息 又1歩を
宮殿前に 世界で一番深いトイレがあるという
早速 見学?
確かに深い ズーッと下まで
 
宮殿内部はたくさんの建物と その部屋で作られている
今どこにいるか分からないほど広い

それでもほんの一角だという
見学に時間制限があり それに遅れると罰金を払わされるそう
ゆっくりと そして急いで 宮殿と部屋部屋を見物
立派な丁度と装飾に感心しきり
 
満足して見学終了
下り坂はやっぱり楽
出口の所に長い行列
地元の人が 明日の見学チケットを求める行列だという

夏の宮殿「ノルブリンカ」へ

ここでも足での見学をあきらめ 電気自動車で
ここは ダライラマが夏の間過ごされた宮殿
庭にはきれいな花が所狭しと飾ってある
いかにチベットの人たちがダライラマを慕っているかが分かる
 
部屋に掛かった時計の針が 9時過ぎをさして止まっていた
この時刻は
ダライラマが宮殿を追われインドに亡命されたときの時刻である
この町の人たちは ダライラマが戻ってこられたら
再び 動き出すと信じている
 

日本人僧侶河口慧海も修行したという 問答の寺セラ寺へ
ここでは 教典の版刷りが行われていた
庭では 若い僧侶が大きな声で問答の真っ最中

言葉が分からないのがもどかしい
チベット佛教のお坊さん達は 医学や土木の知識も必要だとか?
ゆっくりと内容を通訳してほしかった
 
いよいよ最後のお寺
チベット佛教の総本山ジョカン寺(大昭寺)に.

真昼の暑い中(かるく30度は越えていた)
本堂とその周りには老若男女 大勢の聴聞者がおり 僧侶の説法に聞き入っていた
ここでも言葉が分からないのが大変残念であった
またお寺の周りでは 五体投地の修行をしている人もいた
このお寺の周りには たくさんの露店と店が並び
1周小一時間ほどかかるらしい
ここでの買い物を楽しみにしていたのだが
暑さと軽い頭痛(高山病?)のためその気にならず
大きな店で一服しながら曼荼羅の品定め
前から一枚ほしかったので

ちょっと良さそうなものを買い上げた

ツワーでは異例な事だが
添乗員さんの配慮で輪車(自転車のタクシー)でホテルへ向かう
6人は3台の輪車で直接ホテルへ
残り5人も 3台の輪車で 足つぼマッサージに
車の溢れる車道を危なっかしい自転車タクシーでとばすのは楽しい
GO GO GO
ところが我々の車が道に迷う
運転手が行き先(マッサージ所)を知らないらしい
言葉も十分通じない
どうしよう・・・・
 
ホテルのパンフがあり 何とかホテルに到着
そこから タクシーでマッサージ所に
我々で良かった
他の人たちがこんな目に遭っていたら大変だったろうなー
1時間あまり ゆっくりとマッサージをして貰い
気分回復

24日(金)
いよいよチベットも今日で終わり
朝からラマ教最大の寺デブン寺を見学
あいにく朝から小雨
傘とカッパをまとい見学
どこの寺にもあったマニ車を廻し
建物と広い境内を見学
岩に書かれた仏像が印象的であった
 
デブン寺の見学も終わり
チベットと滞在もあと数時間
美味しいキノコのお鍋で大満足・・松茸もありました
 
お疲れ様 ラサ空港へ
ところがここから大事件発生
15:00発の飛行機搭乗案内がなかなかありません
16:00頃 搭乗するはずの飛行機が天候不順で欠航とのアナウンス
一瞬訳が分からず 呆然と・・・・・・
仕方なく ラサへ後戻り 中華航空指定のホテルへ
残り物の食事を済ませ 1泊
 
25日(土)
今日は北京観光のはずが
一日かけて 夕刻やっと北京に到着
 
26日(日)
15:00 1日遅れで名古屋空港と・関西空港に分かれて無事帰国
 
色々あったが 12名無事帰国が何より良かった
 
インド・シベリア・モンゴル・カンボジア等々
色々寺院巡りもしたが
我家(玉樹院)の仏様が一番良い・・・・・