第一回 インド仏跡参拝記

11月19日
  10:30 関空集合
  11:30 搭乗手続き・出国
  12:00 シンガポール航空便 SQ-985 で出発
  17:30 (18:30)シンガポール到着
  20:50(21:50) シンガポール航空420便にて
  バングラディッシュ・インド・ネパールとなかなか行けないところを旅し
 お釈迦様が住まれた土地で 歩まれた道を歩き 
 吸われた同じ空気を吸う感激を思い出しております 自分で撮ったものとあわせ
 楽しく思い出しながら アルバムの整理をし
 あの貴重な体験がこれからの人生に大いに役立つことと思っております 

 20:30 (20日 午前1:30)
  ダッカ到着 ダッカシュラトンホテルへ

  20日
 10:00〜 ダッカ市街観光
  何の因果で バングラディッシュ、 二度とは来られないであろう処だけに
  かえって感慨無量 戦火の国で有ることがありありと町のあちこちに
  鉄砲を持った軍人と戦車・装甲車有りビックリ!!
  改めて日本人であることに感謝

    国会議事堂 
  貧困の国には不釣り合いな建物にびっくり
  日本大使館表敬訪問
   中に入れてもらえず(当たり前?)玄関で記念写真

 ムガール王朝時代の古城  王様接待用の宮殿跡
 19:00 ダッカ出発  カルカッタへ
 19:10(ダッカ19:40)カルカッタ到着

  やっとインドへ到着 オペロイグランドホテル泊

21日
 6:00  起  床
  7:40 ホテル出発
  7:40  ハウラー駅到着
 
    ハウラー駅構内

  雑踏と 瀕死の犬の傍らで 同様に寝ている人がいる 不思議 ?

 9:15 〜 15:50
  ファーストクラス寝台車利用
  ながーい列車の旅へ 窓から外も見えず
  車窓からの世界とは大違い
  ずっと 飲み通したような気がするが
  ビール みんなで何本あいたかな ?
 15:30 ガヤ駅到着
   専用バスで ラジギール法華ホテルへ到着

22日(金)
 4:30 モーニングコール
 5:00 出発 
 法華経を説かれた処「霊鷲山」法要の後 ご来光を拝す
 温泉精舎を通って 七葉窟へ遥かに 法華ホテルや温泉精舎を望む
  竹林精舎  最初の精舎(寺院)
  仏典 第一結集の地 眼下に霊鷲山が
 ロープーウェイにて 日本山妙法寺多宝搭参拝

 15:00 ナーランダ大學
  舎利弗尊者のお墓の側に アショカ王が仏教大学を建てる
  グプタ朝に成って大きくなる
 後生 2,000人以上の学僧が学んだと伝えられる
   玄奘三蔵の学んだ部屋もある
19:30  パトナ パータリプトラホテル到着
23日(土)   
 6:00 起床
 7:35 クシナガラへ向けて出発
 9:50 バイシャリー到着(第2仏典結集の地)
  釈尊が休憩中 喉が渇いたのを見た猿が密を献じたところ
  ますます喉の渇きが酷くなり びっくりした猿たちが
  池を掘って水を捧げたという伝説のある地
  
アショカ王柱 獅子が一頭
バスを降りての道中、子供達の 人なつっこいこと
   近くに小学校があり、英語を習っていると言う

 10:20 仏舎利塔に到着
  クシナガラで荼毘に付された釈尊の舎利は 八つに分けられ、その一つがこの仏舎利塔の下には現存するという

 10:30 クシナガラへの 長い旅の始まり

 12:30 昼食タイムランチボックスと パインジュースでピクニック気分
 21:30 クシナガラ「ニッコーロータスホテル」到着


  ラジギール
  ラジャグリーハとも言い ビハール州パトナ地方の岩山に囲まれた盆地
  今は寒村となっているが 往時はマガタ国の首都として栄えたところ

 久しぶりの日本食に歓声が上がる
 菩提樹の下にシバリンガ(男性器)とバギナ(女性器)が祀って有る
  サプタパルニと言う 温泉精舎を通り ヴァイバラ山頂にある
  釈尊滅後 仏の言葉を誦し 仏の教えを守り 仏教興隆と布教伝導の方法を討議するため
  500人の僧が結集(けつじゅう)した場所
 入り口は狭く見えているが この洞窟の奥深くに 広間があ
  そこが結集の場所と伝えられている
 
 温泉精舎 ↓
  ラジギール温泉と言い 現地の人々の憩いの場
  カルカッタから来た子供 家族・親類一同で観光旅行らし
  英語が堪能でフランス人の友達まで有るという 脱帽

 21:30 無事 「ホテル ニッコー ロータス」へ到着 目出度し目出度し
 22:00 遅い夕食は 「中華料理」おいしかった
24日(日)第6日目
  7:00 起床 7:45 朝食 8:30 出発 8:35 涅槃堂到着
 
 北枕 西向き 右脇を下にした釈尊の前で 修法法要
  涅槃堂の裏には仏舎利塔がある
  外壁は15年前に造り直されている
 
 阿難尊者の舎利塔
  日本から持参した塔婆を焼き自我偈転読 供養する

 13:10 昼食 道端の茶店(ドライブイン)?
  ナム(小麦粉を焼いたもの)と鶏のから揚げ りんごとバナナの ランチボックス
    店で出された チャイ(ミルクティー)がおいしい
 19:30 眠りを妨げられ 気が付くと バスがストップ有ってはならない
     ガス欠 ドントプロブラム(気にしない気にしない)で待つこと1時間
    運転手が近くのヤミの燃料屋から軽油を買ってくる

 17:10 祇園精舎(サハト)到着

  サヘト かってのコーサラ国
  お釈迦様が一番永く滞在し(25年と言われる) 法を説かれた地
 
  マヘト
 
  スダッタ長者の屋敷跡 全財産をかけて お釈迦様の精舎を寄進された
  夜も更け 煌々たる月があたりを照らしている

 18:30 トラボルマヤホテル到着 6:00 起床 6:45 朝食

 7:35 ルンビニへ向け出発
  行けども行けども稲穂と 刈り取り済みの 同じ田園風景が続く
  2000年の昔 お釈迦様は説法のため 自らの足で歩かれた
  聞くところによると 晩年のお釈迦様は1日80キロ歩かれたという
  今の私たちが想像を絶する体力と忍耐を持っておられたと 改めて感心
25日(月)第7日目
 12:20 インドとネパールの国境へ到着
  入国手続きに1時間余り
  車中昼食
  現地の人たちは 手続き無しで自由に往来
  国境なんて国が勝手に決めた線で 当然といえば当然だが
 14:00 ルンビニ到着
  釈尊生誕の聖地
  マヤ堂発掘のため 仮堂で修法法要
  マヤ堂西側に 釈尊沐浴(産湯)の池有り

 1896年考古学者フューラに依って発掘されたアショカ王石柱 横に割れ上部は横にあり
 ブラーフミー文字で「ここは仏陀釈迦牟尼世尊の生誕地である故 石で馬像を作り石柱を建立させた」とある
 玄奘三蔵の記録には 「大石柱有り 上に馬の像を造る・・・後に落雷のため その柱は中折して・・・」とある 

 昔のマヤ堂跡を発掘中 全日本仏教会マヤ堂発掘主任 上坂氏から説明を受ける
 撮影禁止の発掘現場も この人のおかげでフリーパス 
 マヤ堂内に デウマリア期(BC3世紀)の構造物を確認 自然石の石版発見
 マヤ堂内での 釈尊ご誕生の場所が特定される可能性大

 16:50 ティラウラコット城壁遺跡
  釈尊の父 浄飯王の居城(カピラ城)跡
  現在の場所は 西門の跡と言われている     

ルンビニ法華ホテル  仏 堂 19:30 自我偈一読

 6:00  起床
 8:05  仏跡参拝の旅を終え ポカラへ出発
 12:00-14:40  渋滞に遭う、1時間ほど前に中学生が二人交通事故に遭い
  一人死亡一人重体という 事故後の処理が悪いと 友人30人程が道路中央に座り込み
  警察隊と話し合っているが 興奮した子供達は納得せず 結局 子供達の校長先生が
  中に入り説得 亡くなった友達の火葬に行くため バリケード解除 
   その間 2時間40分程 亡くなった友のために 抗議している子供達も立派
  その子供達の行動に誰一人怒ることなく 見守っていた人たちも立派 感動しました
  時間に追われ 自分のことしか考えていない 日本では考えられない情景であった

 19:40  クリスタルホテルに到着 くたびれた

27日(水) 第9日目 森と緑の町ポカラ
 6:30  起床  屋上から ヒマラヤを眺める
   ガンガプルナ・マチャプツレ・アンナプルナ等が見える
   ポカラ観光
 9:30 ビンバデシニィ寺院(ヒンドゥ教の寺院)
  結婚式に行き合う お見合結婚という 
  ネパールでは見合い結婚が一般的
 
28日(木) 第10日目
  午前中  ゆっくりと休養

 13:30 ホテルから飛行場へ徒歩5分
  ロイヤルネパール航空(44人乗りプロペラ機)
  ポカラよりヒマラヤ連峰を(現地生写真 100ルピー200円)
  15:45 カトマンズ空港
  重量オオバーで荷物の一部が次便となる
  待つ間 地元の子供と空き缶サッカーに興じる
 16:45 ホテルデアンナプル到着
夕食後 二階ロビーにて 九州勢とお別れ会

28日(木) 第10日目
  午前中 自由行動 市内のデパートへ買い物ツアー
    日本人・日本円は初めてというデパートで 珍道中
  13:40 カトマンズ市内観光
 15:40  旧王宮(マヌハン・ドカ)   
  広場(ダルバール・スクウェア)からホテルまで 徒歩観
  クマリ館(生神様という かわいい少女がいる館)
  カスタンマンダップ寺院
  (カトマンズの名前はここから来たと言われる)
  ガイドの話では 五重塔は ネパールから始まったという

29日(金)  11日目
 5:00  起床 6:30 出発
   午前中自由時間の予定が 変更 
   ネパールの航空事情では仕方がないか ?
 7:00 空港到着     9:15  離陸
  翼の向こうに 雄大なるヒマラヤ連峰
  今回の旅行で一番感激のシーン
  ダヴィットの滝
  ペワ湖の水がパデー川となり 滝壺へ
 目玉寺(スワンヤブナート)
  
  カトマンズの観光案内書には必ず出ている超有名寺院
 でも 日本へ帰って写真を見るまでは気がつかず
  それほど 現実と写真は違うものだなーと 感心やら呆れるやら

10:40 ニューデリー到着
 インド門
  レッドフォート(ホテルからバスでここまで1時間)
   ここからに自由行動 輪タクで市内観光 冒険の旅
     1時間半で 50ルピー(約160円)

博物館  仏舎利と容器

11月30日(土)  12日目最終日
 シンガポール空港

 19:20 関西新空港到着 入国・通関・解散
 
 21:00 無事帰宅