雪の季節が訪れると、心が騒ぎ出す。 別にスキーやスノボーといったウインタースポーツをしたいわけではない。 (これでも、昔は人並みにそういうこともしたっけなぁ) ただ、雪が見たいのと、雪道をクルマで走りたいという欲求が湧いてくるのである。 というわけでスタッドレスタイヤに交換した後は、次の週末にはどこへ行こうかという雪見旅が計画される。冬の間のドライブルートは、主に北陸方面に集中してしまう。 雪道のおもしろさは、雪をかぶった山や木々の美しさ、静まった街並など風景を楽しむこともさることながら、おそるおそる走ること、たまにズリズリ滑ることなんかが、妙に楽しく感じられるところにあるのだと思う。もちろんドライのワインディングを、横Gを受けつつ駆け抜けるのも快感ではあるけれど、スタッドレスでドライの道をがんばるというのはさらに恐ろしいことである。 今年の冬(’08〜09)は降雪が少なかったようである。 いつもの年には、週末に降雪や雪道の情報をウェブで調べながら、雪の多そうな場所をめざした北陸や信州への出撃回数が減ってしまった。道も圧雪路が少なくて、楽しさ半減。 ’09〜10の初雪道。グルメのカテゴリーにも掲載している「せいこカニ丼」を味わうために越前へ。 雨みぞれと強風が吹く天候を突いて、今年もおいしいものにありつきました。 ’11は雪の多い年となりました。やっぱり谷峠は積雪がすごくて、かなり楽しい!
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