うさぎの産室と小部屋
〜 段ボール製・木製 〜



[ 産室編 ]

うさぎの出産時には牧草や毛を集めて巣を作れる産室が必要です。
妊娠が分かったら、まず一番に産室を用意してあげてください。

サイズは、母うさぎがすっぽり入り込めるサイズが良いです。
だた、あまり広すぎると毛をたくさん抜かないといけなくなり、
巣作りが大変になりますのでご注意を!構造的には、上が開けられ
るようにしておくと掃除もしやすいし、こっそり様子も覗けるので
便利です。そして、 産まれてしばらくは赤ちゃんを素手で
触ったり、触っている所を母うさぎに見られないように してください!!
神経質なお母さんだったら育児放棄をしてしまうかもしれません・・・。



〜 段ボールの産室(ポフ&ムック誕生) 〜

初めての出産はお腹の中で赤ちゃんが育ち過ぎたためか、
残念ながら死産でした。これは2回目の出産時に作り、
初めての育児に使用された初代の産室です。

++ 作り方 ++

段ボール箱の上蓋部分を三角になるように組み立てて、
屋根の片面が開くようにしてあります。三角屋根に
特に意味はありません。「出産ハウス」のイメージで
作ってみると、こんな感じになりました。ほのぼの?


<< ハウス全体図 >>




<< 内部の様子 >>


生後19日目
ハムスターじゃないよ。(右前:ポフ、右後:ムック)



〜 木製の産室(プチ&クルル誕生)〜

段ボールの産室は、赤ちゃん達が大きくなってくると
ボロボロに破壊されるという事がわかり、今度は木製の
産室を作ってみました。構造は至ってシンプルな四角形。
そして、やはり屋根は開くのです。必須条件なのです。

++ 作り方 ++

柱を4本作り、そこに側面の板を打ちつけていきます。柱の長さは
壁より少しだけ短くし、天井板を乗せられるようにします。
我が家のケージは下が「すのこ」なので、赤ちゃんが落っこちたり
しないように、小屋のサイズの板を下に置き、その上に小屋を
設置しておりました。床と小屋に固定してしまうと、後々掃除が
しにくくなりますので要注意なのであります。


<< ハウス全体図 >>


生後1年以上
今ではすっかりクルルハウス


<< 内部の様子 >>


生後2日目
冬の寒い最中の出産だった為か、ラビミが大量に毛をむしって
お腹から足まで真っ赤でとても痛々しい状態になっていました。
このままでは可哀相と、藁にもすがる思いで「ハムスターの
お布団」という綿の様な物を買い、産室の下に敷いてみました。
するとそれを使って上手に巣作りをし、やみくもに毛を抜くのが
おさまり、痛々しさがマシになりました。赤ちゃん達も暖かそうです。


<< 拡大図 >>


生後2日目(左:クルル、右:プチ)



〜 木製の産室(ましろ誕生)〜

前回に作った木の産室は、クルルのお気に入りスポットと
なってしまった為、またまた産室を作ることになりました。
大は小を兼ねるということですし、前回より少し大きめに
作ってみました。産室サイズが大きくなったためか、はりきって
6羽も産んでくれました。そんなに頑張らなくっても・・・。

++ 作り方はクルル&プチ編といっしょ ++


<< ハウス全体図 >>




<< 内部の様子 >>


生後10日目

夏真っ盛りなので暑いのか、牧草もママ毛も避けて
板の間で寝てます。それにしても色んな模様と色。でかした!


<< おまけ >>


全員集合〜!