実況中継・・・・・「文屋カフェ」

文屋式目★  連句メモ  1  2



八朔の巻・・・・  2000.8.1首



褄黄(萩原健次郎)・虚蝉(此下慎也)・ら印(葛城創)・頼髪(中寺正)・万雷(高木秋尾)・登貴(岡田登貴)・茶目(滝本香世)・実生(山本幸子)

       LIVE連句日誌         

初折
発句  八朔や陽の落つるころ灯がともり           秋  場    褄黄 8.1
        面かぶる子にやんや地芝居         秋  他    茶目 8.4
第三  紅葉狩月こそものの上手にて             秋月 他    登貴 8.6
4          同窓生と貸し渋りお茶           雑  自他半  ら印 8.7
5    軒端に飛びこんで鳴く蝉怖く              夏  自    万雷 8.14
折端       北の大地に夏草を刈る           夏  自    実生 8.14
折立   絶え絶えにワインボトルは口を出し          雑  場    頼髪 8.16  
8          一目惚れの娘どうして呼ぼか        恋  自    虚蝉 8.17   
9    木曜日退屈という別れあり               恋  他    茶目 8.18
10         鼻歌うたう犬の集いて           雑  場    褄黄 8.18 
11     歳食った椅子もまわれり視座まわる            雑  自    ら印 8.19 
12         勤労感謝衛星回収             冬  他    登貴 8.20 
13    三角広場野宿者たちに月凍え             冬月 他    実生 8.20
14         狐火もありだれかれと化け         冬  場    万雷 8.24
15    うろ覚え隠しておいた菓子は何処           雑  自    虚蝉 8.25  
16         大手を振ってフレディーの行く       雑  他    頼髪 8.26 
17    ゆっくりと絵の具を置きに花の雲           春花 自    ら印 8.29 
折端        果ての荒磯に海胆肥る昼          春  場    登貴 8.29 

名残
折立  さびしいよ名知らぬ蝶にお辞儀して           春  自    茶目 8.30 
20         棒高跳びの棒まっぷたつ          雑  他    褄黄 8.31
21    あの街を下さいと指す小公子             雑  他    虚蝉 9.3   
22         時を遊びて夢の果敢なし          雑  自    頼髪 9.6   
23    もやの中つつどりを聞く山の宿            夏  自    実生 9.7
24         五寸釘錆び緑陰の幹            夏  場    万雷 9.8 
25    碑についに至らぬ遺跡堀り              雑  他    登貴 9.10  
26         あきらめきれぬ繊き髪束             恋  自    褄黄 9.12
27    泣き上戸慰められて君も好き             恋  自    万雷 9.15
28         居間にシャガールトイレにマチス      雑  場    茶目 9.17 
29    寝転んでなにか読むなり今日の月           秋月 自    頼髪 9.19
折端         鬼灯つぶすすっぴんの頬            秋  他    虚蝉 9.23 
折立   袷を着秋の心で歩きだす               秋  自    実生 9.27
32          せっけんが無いせっけんも無い         雑  場    ら印 9.28 
33    異虫混ここにも棲めり牛乳印             雑  場    褄黄 9.29   
34          胡麻塩男シチューを作る            雑  他    茶目 9.30 
35    二階窓杯覗く庭の花                 春花 自    万雷 10.4
挙句         青芝さして散る歌骸              春  場    登貴 10.4